歴史

みんな彗星を見ていた―私的キリシタン探訪記 [著]星野博美

みんな彗星を見ていた―私的キリシタン探訪記 [著]星野博美

■「信じる」とは、殉教者の心に迫る 約四百年前、日本では南蛮文化が花開いた。しかし、江戸初期にかけてキリスト教の禁教令が徹底していき、外国人修道士や日本人信徒が弾圧され、拷問を受け、大勢殺された………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年11月08日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

ペルシア王は「天ぷら」がお好き?―味と語源でたどる食の人類史 [著]ダン・ジュラフスキー

ペルシア王は「天ぷら」がお好き?―味と語源でたどる食の人類史 [著]ダン・ジュラフスキー

■頭と胃袋を抱擁する好奇心 著者は、米国のスタンフォード大学で言語学とコンピューターサイエンスを教えている。料理パーティーで知りあった中国系の妻と新婚旅行に出かけたベトナムの島で、漂う魚醤(ぎょ………[もっと読む]

[評者]吉岡桂子(本社編集委員)
[掲載]2015年11月08日
[ジャンル]歴史 国際 

鬼神の如く―黒田叛臣伝 [著]葉室麟

鬼神の如く―黒田叛臣伝 [著]葉室麟

■「お家騒動」の謎を骨太に追う 江戸時代はじめ、筑前(福岡県)福岡藩の第二代藩主・黒田忠之(有名な軍師・官兵衛の孫)は、倉八十太夫(くらはちじゅうだゆう)を抜擢(ばってき)して専制を行った。その………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2015年11月01日
[ジャンル]歴史 

第三帝国の愛人―ヒトラーと対峙したアメリカ大使一家 [著]エリック・ラーソン

第三帝国の愛人―ヒトラーと対峙したアメリカ大使一家 [著]エリック・ラーソン

■なぜ流れを変えられなかったのか この時代を読む本はたくさんある。狂気と魔性に胸がかき乱される。そして、凍り付くのは、日常に触れるときである。いまも、どこかに種が潜んでいるような気になるからだ。………[もっと読む]

[評者]吉岡桂子(本社編集委員)
[掲載]2015年10月25日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

死刑冤罪―戦後6事件をたどる [著]里見繁

死刑冤罪―戦後6事件をたどる [著]里見繁

■大きな理不尽に苦闘する人々 やってもいないことを「おまえがやったんだな」と決めつけられ、こちらの言いぶんをまったく聞いてもらえなかったら、どんな気持ちがするだろう。「あまりに理不尽だ」と、怒り………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年10月25日
[ジャンル]歴史 社会 

満州事変はなぜ起きたのか [著]筒井清忠

満州事変はなぜ起きたのか [著]筒井清忠

 歴史に切れ目はないのだから、歴史的事象を分析するのに、ある時代を切り取ってくることは本来できない。満州事変においても同様である。では、どこから書き出すか。著者が着目したのは「『大衆』の登場」で………[もっと読む]

[掲載]2015年10月18日
[ジャンル]歴史 社会 

第二次世界大戦 1939—45(上・中・下) [著]アントニー・ビーヴァー

第二次世界大戦 1939—45(上・中・下) [著]アントニー・ビーヴァー

■人類の悪の部分、克明に追いかけ 歴史上、第2次世界大戦とは何を意味するのだろうか。本書はそれを論として分析した書ではない。1939年9月から45年9月までの大戦を克明に追いかけたドキュメントで………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2015年10月11日
[ジャンル]歴史 

兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? [著]メアリー・ルイーズ・ロバーツ

兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? [著]メアリー・ルイーズ・ロバーツ

■戦争が誘発する性暴力とは 1944年夏、フランスのノルマンディー。ここで米軍が行った上陸作戦は、しばしば軍事的側面からのみ取り上げられる。その後のフランスで、米兵がどのような生活を営んでいたの………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2015年10月11日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

雑誌『第三帝国』の思想運動―茅原華山と大正地方青年 [著]水谷悟

雑誌『第三帝国』の思想運動―茅原華山と大正地方青年 [著]水谷悟

■実生活に根ざした国家再創造 第三帝国をナチスが名乗る前に同名の雑誌が大正時代の日本で刊行されていた。本書はその発行人・茅原華山と読者たちを対象とする「集団の思想史」研究の報告である。 選挙工作………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2015年10月11日
[ジャンル]歴史 

南洋と私 [著]寺尾紗穂

南洋と私 [著]寺尾紗穂

■「日本時代」の人々に向き合う旅 書き出しは大学時代の「恋人」と訪ねた屋久島の海岸から。日本語を話すパラオの少女が登場する中島敦の作品を海の家で読み、著者は眼前に広がるエメラルドグリーンの海の彼………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]歴史 

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