政治

ヒトラーと物理学者たち―科学が国家に仕えるとき [著]フィリップ・ボール

ヒトラーと物理学者たち―科学が国家に仕えるとき [著]フィリップ・ボール

■改めて問われる研究者の政治観 戦争における科学者の社会的責任は何か? この古くて新しい課題を、ヒトラー政権下でドイツの物理学者たちがどのように活動したかを題材として、綿密かつ明快に解き明かす。………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年11月13日
[ジャンル]歴史 政治 科学・生物 

沖縄の乱―燃える癒しの島 [著]野里洋

沖縄の乱―燃える癒しの島 [著]野里洋

 沖縄はいま怒っている。米軍統治時代に移住し、長年沖縄を見つめてきた著者が、その理由をわかりやすく説く。普天間飛行場移設問題を核に、第2次大戦から現在までの状況を顧み、政治家や識者らの発言を分析………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]政治 社会 

死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(上・下) [著]デイヴィッド・E・ホフマン

死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(上・下) [著]デイヴィッド・E・ホフマン

 米ソ保有核弾頭が6万発に達した1985年。レーガンとゴルバチョフは初めて握手を交わし、増え過ぎた核の削減交渉を始める。 立場も思惑も異なる2人だがレイキャヴィク会談では核兵器廃絶まであと一歩に………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年10月23日
[ジャンル]政治 社会 

唐牛伝―敗者の戦後漂流 [著]佐野眞一

唐牛伝―敗者の戦後漂流 [著]佐野眞一

■安保闘争を支えた情念の魅力 いまでは「全学連」という言葉は死語に近い。いくつもの書物や、たとえば、大島渚の映画「日本の夜と霧」で、全学連と六〇年安保闘争の姿を想像することはできる。けれど、それ………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2016年10月16日
[ジャンル]政治 社会 

第三帝国 [著]ロベルト・ボラーニョ

第三帝国 [著]ロベルト・ボラーニョ

■弛みと緊張が呼び覚ます感情 チリの作家、ロベルト・ボラーニョのことは、『通話』の初邦訳が出た際に知ったが、そのときに覚えた不思議な親密感は、その後どんな作品を読んでも変わることがない。 『第三………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年10月16日
[ジャンル]歴史 政治 

民主主義の内なる敵 [著]ツヴェタン・トドロフ

民主主義の内なる敵 [著]ツヴェタン・トドロフ

■成功の果てに暴走する自由意志 現代の自由民主主義体制をめぐる本書の議論は、一見無縁な古代神学論争の回顧から始まる。人間が自由意志をもつと強調したペラギウスの思想は、人間が背負う「原罪」を否定し………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年10月16日
[ジャンル]政治 

現代ゲーム全史―文明の遊戯史観から [著]中川大地

現代ゲーム全史―文明の遊戯史観から [著]中川大地

■社会変えた歴史に迫る本格批評 今年6月に出た小山友介『日本デジタルゲーム産業史』(人文書院)など、デジタルゲームの歴史を総括する労作が増えている。本書もその一つで、黎明期(れいめいき)から「ポ………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年10月09日
[ジャンル]政治 社会 

自治体がひらく日本の移民政策―人口減少時代の多文化共生への挑戦 [編著]毛受敏浩

自治体がひらく日本の移民政策―人口減少時代の多文化共生への挑戦 [編著]毛受敏浩

 「今はジェットコースターでいえば、先頭車両が下を向きかけたぐらいに過ぎない」。だが「全車両が下向きのスロープにかかれば一挙に日本の人口減少は加速する」と著者は今後の状況を的確に表現している。 ………[もっと読む]

[評者]加藤出
[掲載]2016年10月02日
[ジャンル]政治 社会 

忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮 [著]伊藤智永

忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮 [著]伊藤智永

■隠された記憶と責任をたどる もう20年以上も前のことだ。小郡(現・新山口)からJR宇部線に乗った。平凡な車窓風景に見飽きてきた頃、不意に左手の視界が開け、周防灘が現れた。だがそれよりもっと驚い………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2016年09月25日
[ジャンル]歴史 政治 

トランプ現象とアメリカ保守思想―崩れ落ちる理想国家 [著]会田弘継

トランプ現象とアメリカ保守思想―崩れ落ちる理想国家 [著]会田弘継

■南北戦争期の「人種秩序」に源流 どの国にもその成り立ちや過去に由来する葛藤がある。どれほど時代が変わっても拭えない課題があり、歴史の深層を貫く伏流水のように幾度も表出する。 米国の場合、それは………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2016年09月11日
[ジャンル]政治 社会 

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