政治

革命とパンダ [著]張予思

革命とパンダ [著]張予思

■中国をステレオタイプ化する日本 2009年に中国から来日した著者を出迎えたのは書店に氾濫(はんらん)する「嫌中本」だった。ことほどさように対中感情は今やひどく悪化している。 だが戦後日本には「………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年02月07日
[ジャンル]歴史 政治 社会 

アメリカの真の支配者―コーク一族 [著]ダニエル・シュルマン

アメリカの真の支配者―コーク一族 [著]ダニエル・シュルマン

■富豪兄弟、大統領選にも存在感 「コーク兄弟」の名を知ったのは、アメリカで気候変動対策としての「排出量取引制度」導入が挫折した背景に、彼らの巨大な影響力があったと知った時だ。兄弟は、父から引き継………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年02月07日
[ジャンル]政治 社会 ノンフィクション・評伝 

温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [著]石川理夫

温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [著]石川理夫

■「極楽」保つ大切さ、歴史でみる  古来、人類は(そして、たぶん猿や鹿や鳥などの動物たちも)、温泉の気持ちよさと効能に気づき、温泉を大切にしてきた。本書は文献や実地調査を通し、古今東西の温泉が人………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]政治 社会 

中東の現場を歩く―激動20年の取材のディテール [著]川上泰徳

中東の現場を歩く―激動20年の取材のディテール [著]川上泰徳

 「中東はテロであふれている」と著者は書く。だから、30人以上が死んでも「またか」と思われるだけだ。朝日新聞記者として20年、中東を取材し、現在はフリージャーナリストとして活動する著者が、具体的………[もっと読む]

[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]政治 社会 

洛陽堂 河本亀之助小伝―損をしてでも良書を出す・ある出版人の生涯 [著]田中英夫

洛陽堂 河本亀之助小伝―損をしてでも良書を出す・ある出版人の生涯 [著]田中英夫

■裏方に徹し才能ある人物を世に  明治42年に出版社洛陽堂を興した河本亀之助の人物像とその業績を克明に辿(たど)った書。 河本は故郷・広島県で小学校の助教を務め、キリスト教への関心を深めたあと数………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]政治 人文 社会 

議会の進化―立憲的民主統治の完成へ [著]ロジャー・D・コングルトン

議会の進化―立憲的民主統治の完成へ [著]ロジャー・D・コングルトン

■「合理的選択」が導く民主化  本書は、王政から議会制民主主義への移行という統治構造の変化に対し、首尾一貫した理論的説明を与える試みである。 本書が採用するのは、「合理的選択」という視点だ。合理………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]政治 社会 

21世紀の不平等 [著]アンソニー・B・アトキンソン

21世紀の不平等 [著]アンソニー・B・アトキンソン

■上手な再分配策を!明快で具体的提言 それにしても、政府はいつになったら再分配政策に本気を出すのだろう。経済政策の三本柱といえば「安定」「成長」「再分配」。だが、アベノミクス「第一の矢」でも「第………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2016年01月17日
[ジャンル]政治 社会 

愛国的無関心―「見えない他者」と物語の暴力 [著]内藤千珠子

愛国的無関心―「見えない他者」と物語の暴力 [著]内藤千珠子

■「伏字的死角」に宿る歴史分析 本書には二つのキーワードがある。一つは「愛国的無関心」。「現在の愛国的空気が、近代日本の帝国主義に基づく無関心に起因」と定義づけられる。二つは「伏字(ふせじ)的死………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年01月17日
[ジャンル]政治 社会 

プーチンの実像—証言で暴く「皇帝」の素顔 [著]朝日新聞国際報道部 駒木明義、吉田美智子、梅原季哉

プーチンの実像—証言で暴く「皇帝」の素顔 [著]朝日新聞国際報道部 駒木明義、吉田美智子、梅原季哉

■強権志向者が抱える孤独 長らくチェチェン紛争からロシアを見てきた私には、最高権力者であるプーチンとは、強権志向の半独裁者であり、暗殺の横行する社会を許す冷血漢だと映っていた。なぜロシアの人々は………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年01月10日
[ジャンル]政治 社会 国際 

誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創

誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創

■「言葉」を乗っ取られた社会 「彼が政治家になった7年半で、ずいぶん荒っぽい言葉が社会に蔓延(まんえん)するようになった。それまではネットの中にとどまっていた攻撃的で排他的、汚い言葉遣いで誰かを………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2015年12月20日
[ジャンル]政治 社会 

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