アート・ファッション・芸能

職人の近代―道具鍛冶千代鶴是秀の変容 [著]土田昇

職人の近代―道具鍛冶千代鶴是秀の変容 [著]土田昇

 やわらかにして鋭い。独特の文体は、刃物店の3代目店主として父から聞き知った逸話の下地に、あるスタイルを追求する意志が加わったものだろう。刀工の家に生まれた大工道具鍛冶(かじ)の名工・是秀(これ………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2017年03月19日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

小説ライムライト―チャップリンの映画世界 [著]C・チャップリン、D・ロビンソン

小説ライムライト―チャップリンの映画世界 [著]C・チャップリン、D・ロビンソン

■人生の断面を見せ、物語は続く ひとりの女が自殺未遂を起こすところからこの物語は始まる。この不幸なバレリーナの病む魂と肉体を救った落ち目の老道化師との間で物語が醸成されていく。全ての物語には始ま………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年03月12日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

サザビーズで朝食を―競売人が明かす美とお金の物語 [著]フィリップ・フック

サザビーズで朝食を―競売人が明かす美とお金の物語 [著]フィリップ・フック

■巨大化する美術市場の内幕描く 世界の美術市場の取引高は、2005年の359億ドルから15年に638億ドルへと膨張した(Arts Economics調べ)。同期間に競売会社のクリスティーズとサザ………[もっと読む]

[評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)
[掲載]2017年03月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

ヤズディの祈り [著]林典子

ヤズディの祈り [著]林典子

■未知の対象、想像する力鍛える 「ヤズディ」が何かを大方の人は知らないと思う。イラク北西部にいる少数民族で、独自の信仰と伝統を継承している。私も本書を読むまで知らなかったが、二〇一四年夏、彼らの………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2017年03月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 社会 

ジャニーズと日本 [著]矢野利裕

ジャニーズと日本 [著]矢野利裕

■戦後民主主義を体現した帝国 深い関心がなくとも、テレビをつければ、報道番組やバラエティーにも登場するし、かつて妹がトシちゃんを好きだったり、同級生が光GENJIをカッコいいと言っていたり、研究………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2017年02月26日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

マティスとルオー 友情の手紙 [編]ジャクリーヌ・マンク

マティスとルオー 友情の手紙 [編]ジャクリーヌ・マンク

■間柄示す、彩り豊かな言葉の橋 マティスもルオーも画家なのだから、後世の受け手はまずは作品だけ観(み)ていればよい、とも言える。けれど、この書簡集に触れた結果、少なくとも私にとっては、それぞれの………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2017年02月26日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

■風景画へ驚異の発見の旅 この画集をジイッと見つめていると、見えないはずのものが見えてくる。部分拡大によって死角の視覚化に驚異のVisionを発見してしまうからだ。この発見は私の発見か、それとも………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 

ウィリアム・モリスの遺したもの―デザイン・社会主義・手しごと・文学 [著]川端康雄

ウィリアム・モリスの遺したもの―デザイン・社会主義・手しごと・文学 [著]川端康雄

 草花など自然の風物を配した「モリス風」プリントデザインは今もインテリア用品等でよく見る。だが、生みの親のモリス自身が注目される機会は減った。 デザイン工房運営の傍ら文芸創作を手掛け、政治と芸術………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

GUTAI 周縁からの挑戦 [著]ミン・ティアンポ

GUTAI 周縁からの挑戦 [著]ミン・ティアンポ

 足で絵の具を伸ばして描いたり、多数の電球で作った服を光らせて着たり。関西を拠点にした前衛美術集団・具体美術協会(1954~72年)は、奇抜さや面白さが強調されがちだ。 本書は中国系カナダ人研究………[もっと読む]

[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

近代科学の形成と音楽 [著]ピーター・ペジック

近代科学の形成と音楽 [著]ピーター・ペジック

■新発見を導く感覚と論理の触媒 科学と音楽?と訝(いぶか)しがる人がいるかもしれない。音楽は理屈ではなく、感性で聴くものと思われがちだ。が、本書が西欧の古代や中世にさかのぼって論じる音楽は、数学………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 科学・生物 

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