アート・ファッション・芸能

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

■「遺品たち」の写真、自由な視座 見つめれば見つめるほど遺品というものは不気味で気持ちの悪いものである。 この写真集の帯文には「彼女が、今ここにいる」とあるが、ここにいるのは写真家であって、つま………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

人工地獄―現代アートと観客の政治学 [著]クレア・ビショップ

人工地獄―現代アートと観客の政治学 [著]クレア・ビショップ

■衝突、不和、政治性、みなアート 絵や彫刻などモノの制作を目的化しない参加型アートは、日本では芸術祭の興隆とともに注目されているが、世界的な傾向でもある。ただし、社会体制によって地域ごとに事情は………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年07月17日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

丹下健三―戦後日本の構想者 [著]豊川斎赫

丹下健三―戦後日本の構想者 [著]豊川斎赫

■国家を描いた構想力とその呪縛 丹下健三の戦後は被爆した広島の復興事業への参画から始まった。平和国家建設の象徴となる広島平和記念公園を作り上げ、以後も東京五輪、大阪万博など国家的イベントに深く関………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年07月17日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 新書 

あゝ浅草オペラ―写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇 [著]小針侑起

あゝ浅草オペラ―写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇 [著]小針侑起

 本書のサブタイトルに「『インチキ』歌劇」とあるのだが、著者によるとこの語は昭和初期から使われていたそうだ。お高くとまった帝国劇場歌劇部に抗する意味、あるいは「ペラゴロ」と称する浅草オペラの熱狂………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年07月17日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

ブラジルの光、家族の風景―大原治雄写真集 [著]大原治雄

ブラジルの光、家族の風景―大原治雄写真集 [著]大原治雄

■移民生活、正統なモダニズムで 仕事柄、旅先ではなるべく美術館に足を運ぶ。建築を見るためだ。高知県立美術館を訪れたとき、なんの予備知識もなく、ある写真家の作品と出会った。大原治雄は高知で生まれ育………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

太陽の肖像―文集 [著]奈良原一高

太陽の肖像―文集 [著]奈良原一高

 写真家になる予定はなかったのに、最初の写真展(1956)が彼の運命を決定した。緑なき人工島・軍艦島と、桜島噴火で埋没した黒神村を撮影、「人間の土地」という題で二部構成で展示。単純なドキュメント………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

コンサートという文化装置―交響曲とオペラのヨーロッパ近代 [著]宮本直美

コンサートという文化装置―交響曲とオペラのヨーロッパ近代 [著]宮本直美

■神聖化と固定化、背景をたどる 正直、小中学校のとき音楽の授業は苦痛だった。楽聖たちの肖像画が掲げられた教室で、教養として詰め込まれる知識、沈黙して鑑賞させられる名曲は楽しくなかった。現在、クラ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年06月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 社会 

センチメンタルな旅 [著]荒木経惟

センチメンタルな旅 [著]荒木経惟

■「嘘」なく心の震え留めた いつもはアジアの古美術展が多いパリのギメ東洋美術館で、荒木経惟の写真展が9月5日まで開催中だ。熱烈なファンであるキュレーターの企画らしい。 世界が注目する現代日本の小………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年05月29日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

地域アート―美学/制度/日本 [編著]藤田直哉

地域アート―美学/制度/日本 [編著]藤田直哉

■「前衛のゾンビたち」の功罪問う 現在、日本では地域名を冠した芸術祭が増え、かつての地方博ブームのように乱立している。本書はそうした現状を批判的に考察する。 まず藤田直哉は巻頭の論考で、現代アー………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年05月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

内子座―地域が支える町の劇場の100年 [編著]『内子座』編集委員会

内子座―地域が支える町の劇場の100年 [編著]『内子座』編集委員会

■自治で生んだ宝、自治育む場に 愛媛県の内子町(うちこちょう)民による、町の共有資産に対する愛情に溢(あふ)れた一冊だ。内子座は大正時代に創建された和風様式の劇場である。内子町は幕末から明治にか………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 社会 

ページトップへ戻る

ブック・アサヒ・コム サイトマップ