社会

ロックフェスの社会学―個人化社会における祝祭をめぐって [著]永井純一

ロックフェスの社会学―個人化社会における祝祭をめぐって [著]永井純一

■自己責任世代の不安に効く祭り 「フェス」と呼ばれる音楽イベントが人気だ。日本でも1997年に始まった「フジロック」以来、多くのフェスが開催されてきた。著者はこのフェスについて参与観察や聞き取り………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2017年01月08日
[ジャンル]社会 

セカンドハンドの時代―「赤い国」を生きた人びと [著]スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

セカンドハンドの時代―「赤い国」を生きた人びと [著]スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

■苦悩の言葉が文学になる瞬間 東日本大震災が起きてまもなく、私は米ロサンゼルスに講演に行ったが、その帰途に乗ったタクシーの運転手から、「日本は大変だったね」と話しかけられた。ここでもあんな災害が………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 国際 

林業がつくる日本の森林 [著]藤森隆郎

林業がつくる日本の森林 [著]藤森隆郎

■高い潜在力、育てたい経営力・人 国土面積の約7割を占める日本の森林。先進国でトップクラスだ。他方、日本の林業は安い外材に太刀打ちできず、補助金で細々と生き延びている。だが、他の先進国では林業が………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 

欧州複合危機―苦悶するEU、揺れる世界 [著]遠藤乾

欧州複合危機―苦悶するEU、揺れる世界 [著]遠藤乾

■生き残るために不可欠な「統合」 映画「ローマの休日」(1953年)の終盤の記者会見シーンで、アン王女(A・ヘプバーン)は次のような質問を受ける。「欧州連盟は経済問題の解決になりうると思われます………[もっと読む]

[評者]加藤出
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 国際 

少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン

少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン

■弾圧された人々の傷ひとつずつ 民主化宣言から30年が経過しようとしている韓国は、大統領退任を求める動きに揺れている。1963年から93年まで軍人出身の大統領が続く中、反独裁・民主化要求の運動は………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光

経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光

■「文系軽視」が招く社会の危機 本書は、「国立大学改革プラン」の一環として「文系廃止」を求めた2015年6月の文科省通知を契機に書かれた。背景にある文系軽視が社会にとっていかに危険か、著者は全編………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]経済 社会 

宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月

宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月

■路地裏の女たちの声の「氾濫」 自転車でよく、鶴橋のコリアン・マーケットに行った。土地勘のないわたしが大阪に職を得て住みついたのが偶然、そこから駅ひとつの場所だったのだ。迷路のような路地に色鮮や………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]社会 

21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか

21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか

 20世紀の社会民主主義は、「民主主義と資本主義の洗練化に貢献し、市場と国家の連携を通じて経済的かつ社会的な進歩の理想を普及するまでに至った」。しかし、経済のグローバル化に伴い、ヨーロッパでも、………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

使用人たちが見たホワイトハウス [著]K・A・ブラウワー

使用人たちが見たホワイトハウス [著]K・A・ブラウワー

 欧州の壮麗な宮殿と比べれば、質素というべき国家元首の公館である。装飾は単純で、廊下も狭い。 それなのに独特な重厚感と華やかさが漂う不思議な空間。それが米国のホワイトハウスである。 本書には、そ………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

死者は語らずとも [著]フィリップ・カー

死者は語らずとも [著]フィリップ・カー

■差別や社会の闇に挑むヒーロー ナチ嫌いのグンターが活躍するシリーズは、1936年のベルリンに始まり、第5弾は50年のアルゼンチンが舞台となっていた。 第6弾の本書は、第1弾の2年前のエピソード………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

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