社会

男子問題の時代?―錯綜するジェンダーと教育のポリティクス [著]多賀太

男子問題の時代?―錯綜するジェンダーと教育のポリティクス [著]多賀太

■男たちの「生きづらさ」を考える 「女性専用車は男性差別です」とプラカードを掲げて、女性専用車両に乗り込んでくる男性がまれにいる。なぜ、そんな不快なことをするのだろうか。それで自分の生きづらさが………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年07月17日
[ジャンル]教育 人文 社会 

原発プロパガンダ [著]本間龍

原発プロパガンダ [著]本間龍

■巨額の広告費、メディアも陥落 原発に反対する人は国と電力会社を批判する。権力におもねって、正確な報道をしないメディアも批判する。では両者の間をつないでいるのは誰? 広告代理店である。特に上位2………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年07月10日
[ジャンル]社会 

スノーデン・ショック―民主主義にひそむ監視の脅威 [著]デイヴィッド・ライアン

スノーデン・ショック―民主主義にひそむ監視の脅威 [著]デイヴィッド・ライアン

■自由の侵食、市民の力を弱める 民主社会がここまで監視と親密に共存できると誰が予想できただろう。 英作家オーウェルは約70年前の「1984年」で、監視を全体主義の象徴として描いた。主人公の男性は………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2016年07月10日
[ジャンル]社会 

自衛隊の闇 [著]大島千佳・NNNドキュメント取材班

自衛隊の闇 [著]大島千佳・NNNドキュメント取材班

 海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」の乗組員がいじめを受けて自殺した事件で、遺族が自衛隊などに賠償を求めた裁判は8年間に及んだ。本書は、そのドキュメンタリーを制作したテレビディレクターの取材記録。丹………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2016年07月10日
[ジャンル]政治 社会 

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

■不確かな立場の人々つなぐのは エリートの手から「政治を人々の手に」取り戻す参加デモクラシー。しかし、実際にはそれは、自らの社会的な位置を自覚する理性的な個人だけのものとなっていないか。著者はそ………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]政治 社会 

東京β―更新され続ける都市の物語 [著]速水健朗

東京β―更新され続ける都市の物語 [著]速水健朗

■完成しない街、住人意識も複雑 東京は世界的に見ても独特な都市である。第一に規模が巨大だ。隣接地域も含めた都市圏という概念で人口を数えれば、東京圏は世界一である。大型のオフィスビルやマンションが………[もっと読む]

[評者]加藤出
[掲載]2016年06月26日
[ジャンル]社会 

日本の女性議員―どうすれば増えるのか [編著]三浦まり

日本の女性議員―どうすれば増えるのか [編著]三浦まり

■低レベルの比率、政治風土映す 現在、衆議院の女性議員比率は9・5%で191カ国中156位、台湾を加えると192カ国・地域中157位という最低レベルにある。地方議会はもっと深刻で、全体の2割を超………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2016年06月26日
[ジャンル]政治 社会 

公害から福島を考える―地域の再生をめざして [著]除本理史

公害から福島を考える―地域の再生をめざして [著]除本理史

 福島第一原発事故では、放射性汚染のために多くの農家が生業を絶たれた。例えば、福島県飯舘村は、工場誘致による地域開発から、地域固有資源を活(い)かした内発型地域振興に舵(かじ)を切っていた。肉用………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年06月26日
[ジャンル]社会 

日本料理とは何か―和食文化の源流と展開 [著]奥村彪生

日本料理とは何か―和食文化の源流と展開 [著]奥村彪生

■縄文以来の「生食」ごちそう説 見るからに大著の風格。だけど、奥村彪生『日本料理とは何か』の本当の価値は大胆な仮説をさりげなく提示しちゃっている点だ。 和食の源流は縄文文化にあり。ここまではいい………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年06月19日
[ジャンル]人文 社会 

僕の違和感(上・下) [著]オルハン・パムク

僕の違和感(上・下) [著]オルハン・パムク

■イスタンブル、路地裏の人生 海外旅行の前には、その土地の作家の小説を読むといい。そこに生きる人たちの感覚がわかるから。イスタンブルに行くならパムクを読むことは欠かせない。本書を読みながら、私は………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年06月05日
[ジャンル]文芸 社会 

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