社会

メイキング・オブ・アメリカ―格差社会アメリカの成り立ち [著]阿部珠理 ブラック・ホークの自伝―あるアメリカン・インディアンの闘争の日々 [著]ブラック・ホーク

メイキング・オブ・アメリカ―格差社会アメリカの成り立ち [著]阿部珠理 ブラック・ホークの自伝―あるアメリカン・インディアンの闘争の日々 [著]ブラック・ホーク

■力=正義という信条を問う オバマからトランプへ。ケニア出身の父を持つ初の黒人大統領から、排外的言動で世論を煽(あお)る白人「不動産王」大統領へ。アメリカ合衆国はしばしば、両極端ともいえる相貌(………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2017年01月15日
[ジャンル]歴史 社会 

日本の「アジール」を訪ねて―漂泊民の場所 [著]筒井功

日本の「アジール」を訪ねて―漂泊民の場所 [著]筒井功

■権力が及ばぬ地域の実態たどる アジールとは、権力の及ばない地域のことである。そうした地域は国家権力が強まる明治以降、しだいに消滅したとされている。しかし本書は、乞食(こじき)やハンセン病者、職………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2017年01月15日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

マラス―暴力に支配される少年たち [著]工藤律子

マラス―暴力に支配される少年たち [著]工藤律子

■ギャングしか選択肢のない社会 私が中米を旅した1990年代前半、各国は内戦が終わったばかりだった。社会も経済も荒廃し、中米からメキシコを陸路で越えてアメリカに出稼ぎに行く人たちが後を絶たなかっ………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2017年01月15日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

ロックフェスの社会学―個人化社会における祝祭をめぐって [著]永井純一

ロックフェスの社会学―個人化社会における祝祭をめぐって [著]永井純一

■自己責任世代の不安に効く祭り 「フェス」と呼ばれる音楽イベントが人気だ。日本でも1997年に始まった「フジロック」以来、多くのフェスが開催されてきた。著者はこのフェスについて参与観察や聞き取り………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2017年01月08日
[ジャンル]社会 

セカンドハンドの時代―「赤い国」を生きた人びと [著]スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

セカンドハンドの時代―「赤い国」を生きた人びと [著]スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

■苦悩の言葉が文学になる瞬間 東日本大震災が起きてまもなく、私は米ロサンゼルスに講演に行ったが、その帰途に乗ったタクシーの運転手から、「日本は大変だったね」と話しかけられた。ここでもあんな災害が………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 国際 

林業がつくる日本の森林 [著]藤森隆郎

林業がつくる日本の森林 [著]藤森隆郎

■高い潜在力、育てたい経営力・人 国土面積の約7割を占める日本の森林。先進国でトップクラスだ。他方、日本の林業は安い外材に太刀打ちできず、補助金で細々と生き延びている。だが、他の先進国では林業が………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 

欧州複合危機―苦悶するEU、揺れる世界 [著]遠藤乾

欧州複合危機―苦悶するEU、揺れる世界 [著]遠藤乾

■生き残るために不可欠な「統合」 映画「ローマの休日」(1953年)の終盤の記者会見シーンで、アン王女(A・ヘプバーン)は次のような質問を受ける。「欧州連盟は経済問題の解決になりうると思われます………[もっと読む]

[評者]加藤出
[掲載]2016年12月18日
[ジャンル]社会 国際 

少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン

少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン

■弾圧された人々の傷ひとつずつ 民主化宣言から30年が経過しようとしている韓国は、大統領退任を求める動きに揺れている。1963年から93年まで軍人出身の大統領が続く中、反独裁・民主化要求の運動は………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光

経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光

■「文系軽視」が招く社会の危機 本書は、「国立大学改革プラン」の一環として「文系廃止」を求めた2015年6月の文科省通知を契機に書かれた。背景にある文系軽視が社会にとっていかに危険か、著者は全編………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]経済 社会 

宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月

宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月

■路地裏の女たちの声の「氾濫」 自転車でよく、鶴橋のコリアン・マーケットに行った。土地勘のないわたしが大阪に職を得て住みついたのが偶然、そこから駅ひとつの場所だったのだ。迷路のような路地に色鮮や………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]社会 

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