社会

関東大震災朝鮮人虐殺の記録―東京地区別1100の証言 [編著]西崎雅夫

関東大震災朝鮮人虐殺の記録―東京地区別1100の証言 [編著]西崎雅夫

■丹念な調査で異常な実態を解明 著者は大学生時代に「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し慰霊(現在は追悼に改称)する会」発足に参加、以来一貫してこの実態解明に力を尽くしてきた。1923(………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

アウシュヴィッツのコーヒー―コーヒーが映す総力戦の世界 [著]臼井隆一郎

アウシュヴィッツのコーヒー―コーヒーが映す総力戦の世界 [著]臼井隆一郎

■深い味わいに影落とす民族差別 アウシュビッツ強制収容所ではユダヤ人を回教徒(ムーゼルマン)と呼んでいたという。この悪ふざけのような習慣がなぜ作られたのか、理由を知りたいとずっと思ってきた。 本………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

戦後民主主義をどう生きるか [著]三谷太一郎

戦後民主主義をどう生きるか [著]三谷太一郎

■同盟は「戦争の導火線」と警告 「日本の歴史上の民主主義は、すべて戦後民主主義であったといっても言い過ぎではない」。戊辰戦争の「戦後民主主義」としての、福沢諭吉らの「公議輿論(よろん)」の要求。………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

ひとが優しい博物館―ユニバーサル・ミュージアムの新展開 [編著]広瀬浩二郎

ひとが優しい博物館―ユニバーサル・ミュージアムの新展開 [編著]広瀬浩二郎

 「すべての人の好奇心のための博物館」を目指す、ユニバーサル・ミュージアム論の公開シンポジウム報告集。見常者、触常者、触文化、手学問と、興味深い言葉がぽこぽこ顔を出す。 冒頭の広瀬浩二郎と相良啓………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]社会 

反東京オリンピック宣言 [編]小笠原博毅、山本敦久

反東京オリンピック宣言 [編]小笠原博毅、山本敦久

 大衆が台頭した19世紀のイギリスで、J・S・ミルは「世論の圧制」を打破するため、「人々が普通でないということこそむしろ望ましい」と述べた。だが同時に「今や敢(あ)えて奇矯ならんとする者が極めて………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

限りなく完璧に近い人々―なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか? [著]マイケル・ブース

限りなく完璧に近い人々―なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか? [著]マイケル・ブース

■等身大の姿、皮肉も込めて描く スウェーデンとデンマークに最近行ってきた。両国の社会保障は手厚いため、失業や老後の不安が原因で貯蓄する人は少ない。それゆえマイナス金利政策で預金金利が低下しても、………[もっと読む]

[評者]加藤出
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

ミズーラ―名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 [著]ジョン・クラカワー

ミズーラ―名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 [著]ジョン・クラカワー

■被害者に向けられる疑いの目 「レイプ神話」をご存知(ぞんじ)だろうか? レイプとは暗闇に潜んで相手を襲う変質者の性犯罪であり、相手の抵抗を押しきって振るわれる暴力である、というイメージを指す。………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]社会 

黒い司法―黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う [著]ブライアン・スティーヴンソン

黒い司法―黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う [著]ブライアン・スティーヴンソン

■強権の理不尽さ、和解への希望 米国の社会には、暗黙の「おきて」があった。 白人が人種差別をあらわにすれば、信用を失う。 黒人が社会に怒りをぶちまければ、人生を失う。 大統領選でのトランプ氏の勝………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2016年11月13日
[ジャンル]政治 社会 国際 

東京田園モダン―大正・昭和の郊外を歩く [著]三浦展

東京田園モダン―大正・昭和の郊外を歩く [著]三浦展

■発展する下町に社会改良への志 著者は都市の消費文化研究が専門。戦後の東京都市圏が西へ広がるなかで、「山の手」的生活様式も変化しつつ西遷してきた過程などを調べてきた。 本書ではそんな調査の時代と………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年11月13日
[ジャンル]経済 社会 

丸刈りにされた女たち―「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅 [著]藤森晶子

丸刈りにされた女たち―「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅 [著]藤森晶子

 第2次世界大戦下、連合軍によりフランス各地が次々と解放される。その折、対独協力者のレッテルのもと、女性たちが頭髪を切られ、丸刈りにされて復讐(ふくしゅう)やリンチを受けた。約2万人に及んだとい………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年11月06日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

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