科学・生物

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回は対談なんですか?」  司会「最近、やわらかい形式の書評が流行なんですよ。〈山室………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日
[ジャンル]科学・生物 IT・コンピューター

発酵文化人類学―微生物から見た社会のカタチ [著・イラスト]小倉ヒラク

発酵文化人類学―微生物から見た社会のカタチ [著・イラスト]小倉ヒラク

■菌も人間も両方うれしい関係  みんなあつまれ。シェフ・ヒラクの発酵クッキング、はっじまるよ〜♪  まずは、用意するもの。  ◇ホモ・ファーメンタム 醸(かも)す人=つまり私たちのこと 適量  ◇醸す菌 適量  ◇醸さ………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2017年07月09日
[ジャンル]科学・生物

我々みんなが科学の専門家なのか? [著]ハリー・コリンズ

我々みんなが科学の専門家なのか? [著]ハリー・コリンズ

 今の世の中、その道の専門家に頼らなければできないことばかりだけれども、肝心のその専門家が、どうにも信頼できない。私たちは専門家をどのように使いこなせばいいのか? 本書は、専門知や専門家の特徴を分析した導きの糸だ。  著………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月09日
[ジャンル]人文 科学・生物

ウラルの核惨事―ジョレス・メドヴェージェフ、ロイ・メドヴェージェフ選集第二巻 [著]ジョレス・A・メドヴェージェフ

ウラルの核惨事―ジョレス・メドヴェージェフ、ロイ・メドヴェージェフ選集第二巻 [著]ジョレス・A・メドヴェージェフ

■極秘にされた原子力災害を暴く  1957年、旧ソ連の南ウラルに位置する秘密工場の放射性廃棄物貯蔵庫で爆発があり、のちのチェルノブイリにも比すべき原子力災害が起きた。事故は極秘とされたが、体制を批判する出版で要職を解任………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2017年07月02日
[ジャンル]科学・生物

情報と秩序―原子から経済までを動かす根本原理を求めて [著]セザー・ヒダルゴ

情報と秩序―原子から経済までを動かす根本原理を求めて [著]セザー・ヒダルゴ

■話題各種が七変化する複雑系  とっちらかった本である。でもそこが、他書にない強烈な魅力を放っている。テーマはざっくり二つ。経済を情報の自己再生産過程とみなすと何がわかるか。そして、そもそも情報って何なのか。  著者は………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年06月25日
[ジャンル]経済 科学・生物

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [著]川上和人

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [著]川上和人

■わくわくワールドを観察すれば  ◇進路相談室だより◇  鳥類学者になりたいです。胸がドキドキする本に出合いました。噴火で出現したばかりの絶海の孤島で、生物相が誕生するところから観察できるなんて、この世界の未来はどうな………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2017年06月18日
[ジャンル]科学・生物

復興ストレス 失われゆく被災の言葉 [著]伊藤浩志 / 理性の起源 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ [著]網谷祐一 / モラルの起源 実験社会科学からの問い [著]亀田達也

復興ストレス 失われゆく被災の言葉 [著]伊藤浩志 / 理性の起源 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ [著]網谷祐一 / モラルの起源 実験社会科学からの問い [著]亀田達也

■情動や共感こそ心の基盤  科学は人の心にどこまで迫れるか? さまざまな角度から、さまざまな方法を使って肉薄した3冊をまとめて御紹介する。  自身の社会心理学的な研究を中心に、進化論や社会哲学を射程に入れつつ考察を進め………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年05月07日
[ジャンル]科学・生物

毒々生物の奇妙な進化 [著]クリスティー・ウィルコックス

毒々生物の奇妙な進化 [著]クリスティー・ウィルコックス

■食物連鎖を逆転、特効薬にも  本書に登場するハワイ大大学院の女性は、海で遊泳中にハコクラゲの大群に刺され、激痛と呼吸困難で溺れかけた。九死に一生を得た彼女はその後、この毒素に強い興味を抱き、クラゲの毒液研究者になって………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2017年04月23日
[ジャンル]科学・生物

ロボットの歴史を作ったロボット100 [著]アナ・マトロニック

ロボットの歴史を作ったロボット100 [著]アナ・マトロニック

■問題知る手がかり、空想世界に  ロボット博物誌のバイブルだ。科学や技術について考える際には想像力が必須だということを、改めて思い知らせてくれる。  タイトルのとおり、ロボットが次から次へと出てくる。最初の4分の3は架………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年04月23日
[ジャンル]科学・生物

系外惑星と太陽系 [著]井田茂

系外惑星と太陽系 [著]井田茂

 夜空に浮かぶ星のまわりにも、惑星が回っているのかどうか。  実に1995年になるまでこの問いの答えはわからなかった。現在では、それ以前の観測技術によっても太陽系とは別の惑星系の発見が可能だったとわかっている。  観測の………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2017年04月23日
[ジャンル]科学・生物

なぜペニスはそんな形なのか―ヒトについての不謹慎で真面目な科学 [著]ジェシー・ベリング

なぜペニスはそんな形なのか―ヒトについての不謹慎で真面目な科学 [著]ジェシー・ベリング

■問いにタブーなし、身近で軽妙  タイトルからして思わずギョッとするかもしれないが、これほど画期的な本はあまりない。だれもが一度は疑問を持ちながら、ちゃんと考えたことも、だれかに聞いてみたこともない。それほどに普遍的で………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年04月09日
[ジャンル]科学・生物

愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界 [著]サイ・モンゴメリー

愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界 [著]サイ・モンゴメリー

■タコとの交流で知る驚きの生態  タコには人を見分けることができるらしい。それどころか、好きな人間には積極的に腕を伸ばしてからませるというから驚きだ。  本書はナチュラリストである著者が水族館のタコたちとの交流を描いた………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2017年04月02日
[ジャンル]科学・生物

科学報道の真相 ジャーナリズムとマスメディア共同体 [著]瀬川至朗

科学報道の真相 ジャーナリズムとマスメディア共同体 [著]瀬川至朗

 科学ジャーナリズムは、複雑化する科学技術を一般に分かりやすく伝える重要な社会的役割を担っている。しかし、専門家からは不正確と批判され、一般社会からは難解と敬遠され、あまり評判がよろしくない。  なぜそうなるのか? どう………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年04月02日
[ジャンル]科学・生物

ゴジラ幻論―日本産怪獣類の一般と個別の博物誌 [著]倉谷滋

ゴジラ幻論―日本産怪獣類の一般と個別の博物誌 [著]倉谷滋

■フィクションが導く科学の世界  ゴジラを中心に、怪獣を形態学的、進化発生生物学的に考察する本である。  形態学という言葉はあまり耳にしたことがないかもしれない。おおざっぱにいってしまえば、生き物の体をじっくりと観察す………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2017年03月19日
[ジャンル]科学・生物

対面的―〈見つめ合い〉の人間学 [著]大浦康介

対面的―〈見つめ合い〉の人間学 [著]大浦康介

■非人称的な時代、個の尊重問う  「人と人とが対面しているとき、いったい二人のあいだには何が起こっているのか。私はなぜ相手の顔をまじまじと、りんごを眺めるように見ることができないのか」。このシンプルな問いを端緒に、「ガ………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2017年02月26日
[ジャンル]科学・生物

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