アート・ファッション・芸能

わが恋せし女優たち [著]逢坂剛・川本三郎

わが恋せし女優たち [著]逢坂剛・川本三郎

 サスペンス映画や西部劇に関する共著もある2人が、ごひいきの映画女優について語り合う。総勢276人。逢坂氏所蔵のブロマイドやスチール写真で紹介されるのは、彫りが深くて目元ぱっちりの美女、美女、美女。ヤマザキマリ氏言うと………[もっと読む]

[評者]エンタメ
[掲載]2014年04月20日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣

書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣

■守り継ぐ、先祖が生きた証しも  狭い空間をいかにうまく使って大量の蔵書を収め、使い勝手の良い書斎を作るか。タイトルと副題から、そういった工夫を開陳する内容なのだと思っていた。  冒頭から良い意味で裏切られた。施主であ………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年04月20日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

 著者は、新潟県南部、昔の妻有郷などで開かれてきた「大地の芸術祭」を手がける美術ディレクター。最初は役所からも住民からも「現代美術なんか」という反発が強かった。それが人と人がぶつかり、作品が形になることで変わる。完成が危………[もっと読む]

[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

■規範の刷新 いやーン、楽しみ♥  今や、メディアを席巻する「おネエ」な人たち。女装していてもいなくても、みな現実の女性を超えた女性らしさを醸し、ときにズバッと辛口コメントをするのが定番だ。彼女たちが駆使す………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

日本インテリアデザイン史 [著]鈴木紀慶・今村創平

日本インテリアデザイン史 [著]鈴木紀慶・今村創平

■闘争から離れ、浮遊する美しさ  現在日本のインテリアデザインは、その質とユニークさにおいて、世界でもトップのレベルにある。しかし、今まで、その包括的な歴史をカバーする書物がなかった。その意味で本書は画期的であり、その………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年02月16日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

歌舞伎 型の真髄 [著]渡辺保

歌舞伎 型の真髄 [著]渡辺保

 歌舞伎は型の演劇だが、その型もまた多彩だ。大きくは東京と上方、また、家に伝わる型、優れた役者が改良し、受け継がれるルートもある。そもそもは、明治になり江戸の「現代劇」でなくなった時、大きく変わったのだろう。著者は当時の………[もっと読む]

[掲載]2014年02月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

バリの息吹―王族と庶民生活の融合 [撮影・文]小野隆彦

バリの息吹―王族と庶民生活の融合 [撮影・文]小野隆彦

■信仰と芸能を愛し、楽しむ日常  単なるバリの観光写真集ではない。副題にあるように、バリの王族が、保護しているその伝統芸能や儀式を軸に、庶民とともに毎日を生きている貴重な記録である。  具体的に言えば、芸術村ウブドの隣………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2014年02月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 国際

豊国祭礼図を読む [著]黒田日出男

豊国祭礼図を読む [著]黒田日出男

 豊臣秀吉の死後、京都の武家や町衆が行った祭礼を描いた17世紀初頭のびょうぶ絵が豊国祭礼図だ。狩野内膳作の豊国神社本と、描法が個性的な岩佐又兵衛(かその工房)作の徳川美術館本が代表作で、人々が輪になって踊り狂う場面で知ら………[もっと読む]

[掲載]2014年01月12日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能

歌舞伎座五代―木挽町風雲録 [著]石山俊彦

歌舞伎座五代―木挽町風雲録 [著]石山俊彦

■国家背負った大劇場の歴史  まず江戸時代以来、「歌舞伎座」という名の大劇場が、脈々と伝統を継承してきた、という誤解が解かれる。第1代歌舞伎座(明治22年)以前は、小さな芝居小屋たちが盛衰を繰り返していた。  外国通の………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年01月12日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能

あかんやつら―東映京都撮影所血風録 [著]春日太一

あかんやつら―東映京都撮影所血風録 [著]春日太一

■底抜けに痛快、豪傑映画人たち  血風録という芝居がかった副題と、表紙の写真に使われた犬吠埼の派手に砕け散る白波が内容をよく表している。本書は65年に及ぶ太秦の東映京都撮影所の歴史を綴(つづ)ったものだが、著者の狙い通………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2014年01月12日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

紅白歌合戦と日本人 [著]太田省一

紅白歌合戦と日本人 [著]太田省一

■安住の地求める大晦日の儀式  本書の初めに、「私たち日本人が六〇年以上にわたって『紅白』を見続けてきたのは、そこに〈安住の地(ホーム)〉を見出(みいだ)してきたから」との一節がある。この〈安住の地〉が本書の中でなんど………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2013年12月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

HELLO WORLD―「デザイン」が私たちに必要な理由 [著]アリス・ローソーン

HELLO WORLD―「デザイン」が私たちに必要な理由 [著]アリス・ローソーン

■消費して生きるという原罪性  デザインの現在がわかるだけでなく、時代の核に直接さわる臨場感、スピード感があった。今やデザインが、企業の命運だけでなく、時としてコミュニティーや国の未来を、決定し始めたからである。ジョブ………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2013年12月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

野生のオーケストラが聴こえる―サウンドスケープ生態学と音楽の起源 [著]バーニー・クラウス

野生のオーケストラが聴こえる―サウンドスケープ生態学と音楽の起源 [著]バーニー・クラウス

■耳を澄ませば現れる「音の風景」  バーニー・クラウスは、スタジオ・ギタリストとしてキャリアをスタートさせた。ポール・ビーヴァーと出会い、二人で『地獄の黙示録』『ローズマリーの赤ちゃん』などの有名映画やテレビの音響を手………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2013年12月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか―アニメーションの表現史 [著]細馬宏通

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか―アニメーションの表現史 [著]細馬宏通

■黒板の絵が動く、驚く創造の歴史  「世界で最初のアニメーション映画は」と始まる本書は「愉快な百面相」という3分の作品を紹介する。黒板にチョークで描かれる数々の顔が変化してゆく、と。  著者によれば、それは米国で当時流………[もっと読む]

[評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

■天と通じた芸術家、宿命の試練  ガガといえば歌手のレディー・ガガが有名だが本書のガガはロシアの現代画家で、子供のころ本名の発音が難しく、自らをガガと呼んだ。僕は本書で初めてガガなる作家の名と作品を知った。ひょんなこと………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

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