経済

大津波と原発 [著]内田樹、中沢新一、平川克美

大津波と原発 [著]内田樹、中沢新一、平川克美

 この惨事に学び、この国は何をめざすべきか。皮相にとどまらず、思想、歴史、宗教を見すえ、本質的に議論しよう。そう考えた3人が、東日本大震災から約3週間後、インターネットで動画配信された番組で語り合った内容に、加筆したも………[もっと読む]

[掲載]2011年06月26日
[ジャンル]政治 経済 人文

企業の社会的責任、先駆け 末永國紀著『近江商人・三方よし経営に学ぶ』 【大阪】

企業の社会的責任、先駆け 末永國紀著『近江商人・三方よし経営に学ぶ』 【大阪】

 近江商人の研究で知られる末永國紀(くにとし)・同志社大教授が「近江商人三方よし経営に学ぶ」(ミネルヴァ書房、税抜き2800円)=写真=を出版した。近江商人の歴史や経営のほか、企業の社会的責任(CSR)の先駆けともいえ………[もっと読む]

[評者]大村治郎
[掲載]2011年06月23日
[ジャンル]経済 ノンフィクション・評伝

経済成長とモラル [著]ベンジャミン・M・フリードマン

経済成長とモラル [著]ベンジャミン・M・フリードマン

■成長は政治と社会の寛容を生む  人間、あるいは社会全体は所得水準が向上すると、より開放的、寛容になり、さらには民主的な諸制度も広まるものなのだろうか。あるいは逆に他人のことは忘れがちになるのだろうか。この古今東西の難………[もっと読む]

[評者]植田和男(東京大学教授)
[掲載]2011年06月12日
[ジャンル]経済 人文 社会

資生堂という文化装置 1872—1945 [著]和田博文

資生堂という文化装置 1872—1945 [著]和田博文

■衣も食も、資料でたどる女性文化  今ほどファッション雑誌がなかった10代の頃、資生堂のPR誌「花椿」は私にとって憧れに満ちた存在だった。斬新な写真やテクストによって語られる最新の流行は、まだ口紅も知らぬ中高生にとって………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]歴史 経済

ホリエモンの宇宙論 [著]堀江貴文

ホリエモンの宇宙論 [著]堀江貴文

■しょぼさにロマン、星へバイク便  数年前にラスベガスに行って、ホーキング博士も体験した無重力飛行に挑戦したとき、アメリカの民間宇宙旅行熱が尋常でないことを実感した。NASA(米航空宇宙局)が宇宙開発を民間企業に開放し………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2011年05月15日
[ジャンル]経済 科学・生物

なぜ経済予測は間違えるのか? [著]デイヴィッド・オレル

なぜ経済予測は間違えるのか? [著]デイヴィッド・オレル

 大震災が起こる想定では金がかかりすぎるから、起こらないと想定しよう——福島第一原発の大事故は、原発が何より経済システムであることを見せつけた。  本書は、市場主義経済の原理的な危うさを撃つ。応用数学者である筆者によれ………[もっと読む]

[掲載]2011年05月08日
[ジャンル]経済

ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生

ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生

■意図を裏切り、見事な企業分析  本書は奇妙な本だ。著者の執筆意図を完全に裏切る形で、見事な企業分析になってしまっているのだから。  ユニクロは短期間で国民的ブランドにのしあがった。著者の主な意図は、その急成長の裏にあ………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]経済

国家は破綻する―金融危機の800年 [著]C・M・ラインハート、K・S・ロゴフ

国家は破綻する―金融危機の800年 [著]C・M・ラインハート、K・S・ロゴフ

■「今回は特別」と破局パターン反復  本書は過去8世紀にわたる66か国の政府債務・金融危機に関する力作である。その特徴はあらゆるソースから収集された債務、国内総生産(GDP)、インフレ率、債務不履行のタイミング等に関す………[もっと読む]

[評者]植田和男(東京大学教授)
[掲載]2011年04月24日
[ジャンル]経済 人文

サラリーマン誕生物語 [著]原克

サラリーマン誕生物語 [著]原克

 サラリーマンといえば、背広、満員電車、短い昼休み、オフィスでは新しい機械にオロオロ……。近代都市に生きる「サラリーマン」のイメージの原型を昭和初期に求めてタイムトリップ。1936年の、架空の東京の貿易商社員の1日に密………[もっと読む]

[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]経済 社会

ブラジルの流儀 [編著]和田昌親

ブラジルの流儀 [編著]和田昌親

■資源とハイテクで躍進の元気社会  経済破綻(はたん)のどん底にあえいでいた時期、「もうアマゾンを売るしかない」とまでいわれたブラジルがいま元気だ。高金利に引き寄せられて世界のカネが流入し、サッカーのワールドカップやリ………[もっと読む]

[評者]後藤正治(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年04月10日
[ジャンル]経済 新書 国際

ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る [著]ダニエル・カーネマン

ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る [著]ダニエル・カーネマン

■行動経済学を、楽しく奥深く  人間の心理は、時に奇妙なよじれを見せる。評者は十万円もらっても売らない本を持っているが、それを盗まれても五万円で買い直すかわからない。売るのと買うので価値評価がちがうのだ。  同じものの………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年04月03日
[ジャンル]経済 人文

フォールト・ラインズ―「大断層」が金融危機を再び招く [著]ラグラム・ラジャン

フォールト・ラインズ―「大断層」が金融危機を再び招く [著]ラグラム・ラジャン

■金融危機生んだ貿易不均衡と政治  著者は今回の金融危機の数少ない予言者の一人として有名な学者である。既に2005年に執筆した論文で、米国の大手銀行のバランスシートがリスクの高い資産を多く抱えており危険な状態にあると指………[もっと読む]

[評者]植田和男(東京大学教授)
[掲載]2011年02月20日
[ジャンル]経済

下町ロケット [著]池井戸潤

下町ロケット [著]池井戸潤

■大企業と対決、職人集団の誇り  同じ著者による、昨年の吉川英治文学新人賞受賞作『鉄の骨』の系列につながる、中小企業と大企業の対決をテーマにした痛快小説である。  東京都大田区の町工場、佃製作所の社長佃航平は、元宇宙科………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2011年02月06日
[ジャンル]文芸 経済

ラーメン二郎にまなぶ経営学 [著]牧田幸裕

ラーメン二郎にまなぶ経営学 [著]牧田幸裕

■魅力の核心に伝道師的な顧客  超大盛りの麺、脂こってりのとんこつ醤油(しょうゆ)スープ、巨大なチャーシュー、円錐(えんすい)型に盛られる野菜。健康志向のこんにち、1400キロカロリーにはなろうかとも思われるこのラーメ………[もっと読む]

[評者]久保文明(東京大学教授)
[掲載]2011年02月06日
[ジャンル]経済

芸術闘争論 [著]村上隆

芸術闘争論 [著]村上隆

■マネジメントの文脈で語るアート  村上隆。ゼロ年代の日本のアートシーンを牽引(けんいん)し、国際的にも最大級の成功をおさめたアーティスト。彼は「スーパーフラット」なるコンセプトのもと、日本のオタク文化を世界に向けて啓………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年01月30日
[ジャンル]教育 経済 アート・ファッション・芸能

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る