教育

フィンランドは教師の育て方がすごい [著]福田誠治

フィンランドは教師の育て方がすごい [著]福田誠治

■成功の秘訣を踏み込んで観察  国際学力比較調査で、世界トップクラスの成績を維持するフィンランド。その成功の秘訣(ひけつ)を求めて出版された本は、05年以降50冊を超える。多分に主観的なルポや「私のフィンランド教育礼賛………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年06月07日
[ジャンル]教育

落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から [著]黒木登志夫

落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から [著]黒木登志夫

■研究者から一転、悪戦苦闘の日々  地方の国公立大学はいったいどうなってしまうのか。本書の副題にある〈大学法人化の現場〉——その現場は、僕たちが予想/覚悟していた以上に、とんでもないありさまだった。  基礎医学の研究一………[もっと読む]

[評者]重松清(作家)
[掲載]2009年05月17日
[ジャンル]教育 社会 新書

学歴格差の経済学 [著]橘木俊詔、松浦司

学歴格差の経済学 [著]橘木俊詔、松浦司

■データが物語る教育格差の拡大  1970年代中葉から教育研究の領域に参入をはじめた経済学者たちは、教育を受けることがどれだけの収益を生むかを測定して、「学歴社会虚像論」を主張した。その中心的論者の一人小池和男氏は「日………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年04月26日
[ジャンル]教育 経済 社会

沸騰する中国の教育改革 [編著]諏訪哲郎、王智新、斉藤利彦

沸騰する中国の教育改革 [編著]諏訪哲郎、王智新、斉藤利彦

■地域間、階層間の格差生々しく    中国教育改革研究の成果を集めた論文集である。教育課程改革、民間教育運動、成人教育などの状況が、新しい情報をもとに報告されており、最も包括的な現代中国教育研究の一つといってよい。特に………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年03月15日
[ジャンル]教育 国際

ハート・オブ・ザ・チーム [著]ビル・レスラー、ケイシー・マクナーズニー

ハート・オブ・ザ・チーム [著]ビル・レスラー、ケイシー・マクナーズニー

■バスケットボールで人生を教える    40年代後半生まれの著者ビル・レスラーはシアトル屈指の高校女子バスケットボール部のヘッドコーチ。90年代末まではチームも当人も無名の存在だったようだ。  洒落(しゃれ)た装丁のこ………[もっと読む]

[評者]佐山一郎(作家)
[掲載]2009年02月15日
[ジャンル]教育 社会

学力と階層―教育の綻びをどう修正するか [著]苅谷剛彦

学力と階層―教育の綻びをどう修正するか [著]苅谷剛彦

■不平等の拡大に対する現実的な問い    学力低下論が席巻していた01年、著者は『階層化日本と教育危機』を出版して衝撃を与えた。「だれの学力が低下しているのか」を実証的に明らかにし、社会の階層化と不平等化という文脈に教………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年02月08日
[ジャンル]教育

街場の教育論 昭和のエートス [著]内田樹 

街場の教育論 昭和のエートス [著]内田樹 

■あたりまえの話できる稀代の言論人  内田樹は、不思議な人だ。フランス思想研究が専門の大学教授だが、いわゆる“象牙の塔”の人ではない。武道や映画にも詳しく、いま起きている社会問題について一般の人たちにわかりやすく解説す………[もっと読む]

[評者]香山リカ(精神科医、立教大学教授)
[掲載]2009年02月01日
[ジャンル]教育

進学格差―深刻化する教育費負担 [著]小林雅之

進学格差―深刻化する教育費負担 [著]小林雅之

■無理する家計はもはや限界と警鐘    地味な本である。けれども、進学格差の拡大を防ぐための教育費負担の問題、特に授業料と奨学金のあり方について丁寧に実態をおさえ、国際比較の俎上(そじょう)に日本をあげて課題解決の方途………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年02月01日
[ジャンル]教育 新書

日本で「一番いい」学校 地域連携のイノベーション [著]金子郁容

日本で「一番いい」学校 地域連携のイノベーション [著]金子郁容

■与えられるのでなく作るものとして    どうしたら日本で一番「いい学校」作りができるのか。そのための事例と理論を示すのがこの本の目的である。都会から過疎地までのいろいろないい学校の紹介、構造改革特区やコミュニティスク………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2009年01月11日
[ジャンル]教育 社会

公立学校の底力 [著]志水宏吉/杉並区立「和田中」の学校改革 [著]苅谷剛彦ほか

公立学校の底力 [著]志水宏吉/杉並区立「和田中」の学校改革 [著]苅谷剛彦ほか

■社会の期待に学校は応えられるのか  人間形成や学力向上など人々の学校への期待は尽きることがない。社会もまた、生まれにかかわらず人々に平等な機会を提供して「社会を償う」機能を教育に期待してきた。しかし、そもそも学校はど………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年10月26日
[ジャンル]教育

授業が変わる-世界史教育法 [著]鳥山孟郎 

授業が変わる-世界史教育法 [著]鳥山孟郎 

■自分の問題として学ぶ世界史を  なぜ世界史の教育方法が問題になるのだろうか。歴史一般のそれではなくて。これは多くの人が持つ疑問かもしれない。  現実には、講義形式で世界史の教科書を教え、史実の暗記をしっかりさせるので………[もっと読む]

[評者]南塚信吾(法政大学教授)
[掲載]2008年10月12日
[ジャンル]教育

教育立国フィンランド流 教師の育て方 [著]増田ユリヤ

教育立国フィンランド流 教師の育て方 [著]増田ユリヤ

■ 社会のデザインと教育プランが一致  80年代までの教育界では「アメリカでは……」がはやり、彼(か)の地の大学入試制度やバラ色の学校生活を輸入する教育改革の提案が相次いだ。皮肉にもその後、当のアメリカで日本をモデルと………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年10月05日
[ジャンル]教育

子どもが育つ条件―家族心理学から考える [著]柏木惠子

子どもが育つ条件―家族心理学から考える [著]柏木惠子

■「子育て」から「子育ち」への転換を  赤ちゃんの眼(め)は、はっきりとは見えていないというのは、違うのだそうだ。乳児研究は急速に進み、その視覚がじつは正確でしかも積極的なことが明らかとなった。使える器官を精いっぱい使………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年09月28日
[ジャンル]教育

生涯発達のダイナミクス―知の多様性 生きかたの可塑性 [著]鈴木忠

生涯発達のダイナミクス―知の多様性 生きかたの可塑性 [著]鈴木忠

■老いの衰えは経験と訓練で償えるか  本書は、人間の生涯発達を、可塑性をキー概念として統合的に明らかにしようとする挑戦的な本である。  第一のテーマは“老い”。知的能力は若いうちにできあがり、後は衰えるだけ、ではない。………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年09月07日
[ジャンル]教育 科学・生物

ホームスクーリングに学ぶ [著]リンダ・ドブソン

ホームスクーリングに学ぶ [著]リンダ・ドブソン

■教育を家庭に戻し、家族中心に楽しく  アメリカでは現在200万から250万人がホームスクール(在宅教育)で初等中等教育を受けている。驚異的な数字である。80年ごろにはほとんどの州で認められていなかったが、長年の運動の………[もっと読む]

[評者]久保文明(東京大学教授)
[掲載]2008年08月31日
[ジャンル]教育

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