教育

大和魂のモダンサッカー [著]加部究 

大和魂のモダンサッカー [著]加部究 

■「日本サッカーの父」が教えたもの  年配のサッカーファンの間でドイツ人デットマール・クラマー(83)の名を知らぬ者はいない。64年東京五輪を前にした日本代表チームの強化育成のほかにも、68年メキシコ五輪の銅メダルや今………[もっと読む]

[評者]佐山一郎(作家)
[掲載]2008年08月24日
[ジャンル]教育 ノンフィクション・評伝

素敵にサイエンス―研究者編 [編著]鳥養映子、横山広美

素敵にサイエンス―研究者編 [編著]鳥養映子、横山広美

■ジグザグなキャリアも輝いて  女性が科学に向かないわけはなく、まして日本女性がとくにそうだというはずもない。しかし、研究者に占める女性比率は米国24%に対して日本は11%(総務省資料)。  この本は、女子生徒に向けて………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年08月03日
[ジャンル]教育 科学・生物

さらば「受験の国」―高校生ニュージーランド留学記 [著]池部敦

さらば「受験の国」―高校生ニュージーランド留学記 [著]池部敦

■渾身の力をこめた直球の体験記  この本は「日本という国はどこかおかしくなっている。私は長い間そう感じていた」で始まる。直截(ちょくせつ)、生硬で、ステレオタイプ的文体というほかない。腰が引けた。  ところが一躍ニュー………[もっと読む]

[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学)
[掲載]2008年07月27日
[ジャンル]教育 新書

世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書 [編]神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会

世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書 [編]神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会

■歴史像を変えるための良き指南書  戦後の日本においてごく最近まで、世界史は、大学などの歴史研究者よりも、高等学校などで世界史を教える現場の先生たちの地道な努力によって支えられてきたと言って、過言ではない。  その現場………[もっと読む]

[評者]南塚信吾(法政大学教授)
[掲載]2008年04月06日
[ジャンル]歴史 教育

「家庭教育」の隘路-子育てに強迫される母親たち [著]本田由紀

「家庭教育」の隘路-子育てに強迫される母親たち [著]本田由紀

■格差を助長し、葛藤を深めていないか  「国に頼らず、家庭での教育を見直そう」というスローガンは、現代の日本に広く浸透し、子育てに携わる親たちに内面化されつつある。しかし本当に今のままの形で家庭教育を拡充していくことが………[もっと読む]

[評者]北田暁大(東京大学准教授)
[掲載]2008年03月30日
[ジャンル]教育 社会

自閉症ボーイズ ジョージ&サム [著]シャーロット・ムーア

自閉症ボーイズ ジョージ&サム [著]シャーロット・ムーア

■ひとりひとり、あるがままに  イギリスに住む著者は、3人の男の子を独りで育てる。長男ジョージ、次男サムは自閉症だ。長男はスニーカーをオーブンで焼き、次男は歯磨きを搾り出して辺りになすりつけ、真夜中にトランポリンに打ち………[もっと読む]

[評者]多賀幹子
[掲載]2008年03月23日
[ジャンル]教育 人文

フランスの学歴インフレと格差社会-能力主義という幻想 [著]マリー・ドュリュ=ベラ

フランスの学歴インフレと格差社会-能力主義という幻想 [著]マリー・ドュリュ=ベラ

  ■教育の長期化でも残る不平等に警鐘  わが国は、親の階層とは無関係に子供が頑張れば弁護士にも医者にもなれるという意味では平等な社会である。しかし、かつては都立日比谷高校などの公立高校が東大合格者の多くを占めていたが、………[もっと読む]

[評者]小林良彰(慶應大学教授)
[掲載]2008年02月24日
[ジャンル]教育 人文

子どもにいちばん教えたいこと [著]レイフ・エスキス

子どもにいちばん教えたいこと [著]レイフ・エスキス

■知恵をこらした指導で伸ばす  著者はほぼ四半世紀、ロサンゼルスの公立小学校で5年生を受け持つ。貧しい移民家庭出身ばかりの教え子は続々と名門大学に進学、医師や弁護士になった。  さらに毎年、児童がロック音楽に乗せて上演………[もっと読む]

[評者]多賀幹子
[掲載]2008年01月13日
[ジャンル]教育

14歳からの政治 2 浅古瑞紀、柳田隆太、渡部謙太郎著

14歳からの政治 2 浅古瑞紀、柳田隆太、渡部謙太郎著

 関心深め、考える手がかりに  先週の参院選で投票率こそ微増したものの、20代に限ってみれば相変わらず「投票する方が少数派」という深刻な状態にある。将来、選挙権が18歳に引き下げられたら、どれだけの若者が投票所に足を運………[もっと読む]

[評者]小林良彰(慶應大学教授)
[掲載]2007年08月05日
[ジャンル]教育 政治

格差時代を生きぬく教育 [著]寺脇研

格差時代を生きぬく教育 [著]寺脇研

■「ミスター文部省」の本音は  歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで「ミスター文部省」と呼ばれた著者は、かつてゆとり教育を推進させた。87年に臨教審が立てた国際化などの未来予測に見合うよう、個々のスキル(技法)からマインド(心………[もっと読む]

[評者]多賀幹子
[掲載]2007年01月21日
[ジャンル]教育

親と離れて「ひと」となる [著]足立倫行 

親と離れて「ひと」となる [著]足立倫行 

■自立支援の実践、現場から報告  本書は「現場」からの報告である。なにより、そのことを最大限に強調しておきたい。  不登校やひきこもりなど「現代の生きづらい青少年」を対象とする、合宿型——すなわち共同生活を営む民間の自………[もっと読む]

[評者]重松清(作家)
[掲載]2006年12月17日
[ジャンル]教育 社会

学校再発見!子どもの生活の場をつくる [著]岡崎勝 

学校再発見!子どもの生活の場をつくる [著]岡崎勝 

■教育現場からの誠実な報告  学校はどうなってんだと思わされるニュースが続いている。安倍政権の教育再生に期待したくなるのもわかるけど、安倍首相はおそらく学校現場を知らない。あなたも知らない、私も知らない。親でさえ学校の………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2006年10月29日
[ジャンル]教育 人文

子育ての変貌と次世代育成支援 [著]原田正文/現代韓国と女性 [著]春木育美

子育ての変貌と次世代育成支援 [著]原田正文/現代韓国と女性 [著]春木育美

■少子化対策を韓国と母親から考える  日本の少子化が社会問題になっているが、それ以上に急速な少子化現象が見られるのが韓国である。同国の統計によれば、60年に6・0であった合計特殊出生率が最近では1・1を下回り、世界最低………[もっと読む]

[評者]小林良彰(慶應大学教授)
[掲載]2006年08月27日
[ジャンル]教育 社会

日本語と中国語 [著]劉徳有 

日本語と中国語 [著]劉徳有 

■言葉から見た比較文化論  著者は、要人の通訳や新華社特派員を長く務めた、中国政府文化部元副部長にして日本語の達人。言葉が違えば文化は違う。日本語と中国語を比べることから二つの文化の違いを考え、相手を理解する難しさとと………[もっと読む]

[評者]高原明生(東京大学教授)
[掲載]2006年05月21日
[ジャンル]教育 国際

日本を滅ぼす教育論議 [著]岡本薫

日本を滅ぼす教育論議 [著]岡本薫

■マネジメントの欠如が招く失敗と混乱  役職に就いている間は公にできないことでも、辞めると自由にものがいえる。日本の組織ではよくあることだ。それだけに、立場を離れた直後の言葉には、その組織に染み渡った、通常表からは見え………[もっと読む]

[評者]苅谷剛彦(英オックスフォード大学教授)
[掲載]2006年03月12日
[ジャンル]教育 社会

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