教育

未来を開く教育者たち 神尾学編著

未来を開く教育者たち 神尾学編著

 医療の世界で、代替医療が注目されてきたのと同様に、教育の世界でも文科省教育以外の代替教育の重要性が高まっている。その代表格がシュタイナーやモンテッソーリだろう。  本書は、その2人に加えクリシュナムルティやベイリーな………[もっと読む]

[評者]天外伺朗(作家)
[掲載]2005年12月04日
[ジャンル]教育 人文

教室を路地に! 横浜国大VS紅テント 2739日 唐十郎・室井尚著

教室を路地に! 横浜国大VS紅テント 2739日 唐十郎・室井尚著

 一九九七年、唐十郎は横浜国立大学教授に就任し、初講義で教室の黒板をぶち破って登場した。この唐のパフォーマンスは当時マスコミで大きく報道された。そして本年一月、唐教授は赤い木馬に乗って最終講義に現れ、定年で退職した。 ………[もっと読む]

[評者]中条省平(学習院大学教授)
[掲載]2005年11月20日
[ジャンル]教育

国語教科書の思想 石原千秋著 教材の背後に潜むものをあぶり出す

国語教科書の思想 石原千秋著 教材の背後に潜むものをあぶり出す

 歴史教科書問題が華やかに論争されてきたのに比べて、国語教科書はこれまであまり脚光を浴びることがなかった。  歴史は、何を教えられてもいずれ現実とぶつかって実地に訂正される。国語はそうはゆかない。言葉の読解を介して子供………[もっと読む]

[評者]野口武彦(文芸評論家)
[掲載]2005年10月30日
[ジャンル]歴史 教育 人文

不登校という生き方 教育の多様化と子どもの権利 奥地圭子著

不登校という生き方 教育の多様化と子どもの権利 奥地圭子著

 フリースクール20年、苦闘の集大成  不登校、ひきこもりなどが激増している。ほとんどの人が、過保護などのためだとし、怠け、病気、甘え、発達の遅れなどと否定的に見ている。  著者の主張や活動は広く知られているが、長年に………[もっと読む]

[評者]天外伺朗(作家)
[掲載]2005年10月16日
[ジャンル]教育 社会

教育委員会廃止論 穂坂邦夫著

教育委員会廃止論 穂坂邦夫著

 一見すると過激なタイトルである。だが、中身を読むと、教育の地方分権化が求められる時代に、国と地方の教育行政のあり方を見直すためのヒントがちりばめられている。そんな具体的提案に満ちた本だ。  著者は、今年6月まで埼玉県………[もっと読む]

[評者]苅谷剛彦(英オックスフォード大学教授)
[掲載]2005年09月18日
[ジャンル]教育

飄々楽学 大沢文夫著 流れる風のごとく楽しき科学者人生

飄々楽学 大沢文夫著 流れる風のごとく楽しき科学者人生

 日本の大学は、文系が七割で理系は三割だという。理系と文系のコース分けは高校から始まり、近年の高校進学率は97%前後ときわめて高いことを考えると、この割合は日本全体でもあてはまるのかもしれない。エンジニアの苦闘と成功を………[もっと読む]

[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)
[掲載]2005年08月28日
[ジャンル]教育 科学・生物

教育不信と教育依存の時代 広田照幸著

教育不信と教育依存の時代 広田照幸著

 本書は教育改革論議に、現場感覚と研究に基づく慎重な検討を求める。昨今はこの手の当然の要請が嘲笑(ちょうしょう)と無視の対象となる。しかし、広田は巧みに言葉を編み上げ、発言を止(や)めない。  広田によると、これまで、………[もっと読む]

[評者]樋田大二郎
[掲載]2005年05月01日
[ジャンル]教育

<学級>の歴史学 自明視された空間を疑う 柳治男著

<学級>の歴史学 自明視された空間を疑う 柳治男著

 起源は英国、教育論議の前提に光あてる  学校生活の舞台である「学級」は、パック旅行やファストフード店のサービスと似ている? 一見、私たちの常識に反する発見が、本書の核心である。  こうした学級の特徴に注目するのはなぜ………[もっと読む]

[評者]苅谷剛彦(英オックスフォード大学教授)
[掲載]2005年04月24日
[ジャンル]教育

英語教育はなぜ間違うのか [著]山田雄一郎

英語教育はなぜ間違うのか [著]山田雄一郎

■劣等感と信仰が生む「常識」への警告    英語を自在に操る「国際人」になりたい。せめて自分の子どもには英語力をつけさせたい。これからの日本人には英語力が必須だ——こうした英語力願望をもつ人は少なくない。コンプレックス………[もっと読む]

[評者]苅谷剛彦(英オックスフォード大学教授)
[掲載]2005年03月13日
[ジャンル]教育 新書

やりなおし教養講座 [著]村上陽一郎

やりなおし教養講座 [著]村上陽一郎

■「みっともない」からやめるのです    以前、高校生だった息子に「おやじの時代は壁があってよかったね」と、皮肉まじりに言われたことがある。同じころ、わたしと同世代の教師に、ひとりの女子高校生が、「男らしさや女らしさ、………[もっと読む]

[評者]鷲田清一(大谷大学教授・哲学)
[掲載]2005年02月20日
[ジャンル]教育 人文

不登校は終わらない [著]貴戸理恵

不登校は終わらない [著]貴戸理恵

■不登校という生き方の意味を読み解く    本書のタイトルから、学校に行けない状態が続き、引きこもりにつながる、という話を連想したとすれば、それは見当違いである。不登校が「終わらない」のは、それ自体一つの生き方としてあ………[もっと読む]

[評者]苅谷剛彦(英オックスフォード大学教授)
[掲載]2005年01月30日
[ジャンル]教育

ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか [著]杉山春

ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか [著]杉山春

■我が子を虐待する親は鬼畜だったか  うろ覚えで恐縮だが、「虐待の ニュースに画面 切り換える」という川柳があった。  仕事柄、あらゆる種類の事件に目配りする方だけれど、幼児虐待事件だけは私も目を背けたくなる。この本を………[もっと読む]

[評者]野村進(ジャーナリスト・拓殖大学教授)
[掲載]2004年12月19日
[ジャンル]教育 社会 ノンフィクション・評伝

快剣撥雲 [著]作道正夫

快剣撥雲 [著]作道正夫

 宮本武蔵の『五輪書』でも有名な「朝鍛夕錬」を実践する大阪体育大教授の剣道家が、今この時代に武道に打ち込むことの意義を説く体験的理論書を書いた。糖尿病におかされながら、身体の軸をとらえ直すけいこを積み上げて昇段を重ねた新………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2004年12月05日
[ジャンル]教育 人文

公立校の逆襲―いい学校をつくる! [著]著藤原和博

公立校の逆襲―いい学校をつくる! [著]著藤原和博

 長くビジネスの最前線にいた著者が、東京都初の民間人中学校長として杉並区立和田中学校に赴任した03年4月から1年半の記録である。父親の視点を軸に教育界に飛び込み、子どもの未来のために進化する「いい学校」を目指した。「前例………[もっと読む]

[評者]多賀幹子
[掲載]2004年11月07日
[ジャンル]教育 人文

ニュースがまちがった日 林直哉+松本美須々ケ丘高校著(書評)

ニュースがまちがった日 林直哉+松本美須々ケ丘高校著(書評)

 林直哉+松本美須々ケ丘高校・放送部著    事件の第一通報者である河野義行さんを、結果的に「犯人」視してしまった松本サリン事件報道は、日本のマスメディアに教訓を残す事件であった。テレビはなぜ間違ったのか。地元・松本市………[もっと読む]

[評者]音好宏
[掲載]2004年09月12日
[ジャンル]教育 社会

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