アート・ファッション・芸能

インテリアデザインが生まれたとき [著]鈴木紀慶

インテリアデザインが生まれたとき [著]鈴木紀慶

■アートと響き合う創成記  建築では建築史という学問が確立しており、それをもとに作品が位置づけられ批評的な言語がつくられているが、インテリアデザインにはそれがなく、一過的に消費されてきた。が、この数年ようやく歴史をまと………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年09月06日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

映画は絵画のように―静止・運動・時間 [著]岡田温司

映画は絵画のように―静止・運動・時間 [著]岡田温司

■野心的イメージ論、的確な記述で  オリンピックのエンブレム問題が引き金になって、ネット上ではデザインのコピペ探しが過熱している。その様子を眺めていると、創作とは100%オリジナルであるという誤解が意外に根強いと改めて………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年08月23日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

〈サーカス学〉誕生—曲芸・クラウン・動物芸の文化誌 [著]大島幹雄

〈サーカス学〉誕生—曲芸・クラウン・動物芸の文化誌 [著]大島幹雄

■特別な技芸の進化を多面的に  本書によれば、昭和八年に「ハーゲンベック・サーカス」がドイツから来日するまで、日本のサーカス団は「曲馬団」と呼ばれていたという。こうして「曲馬団」と書くと、どこか妖しげな匂いが漂うし、そ………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年08月09日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 社会

高峰秀子かく語りき [編解] 斎藤明美

高峰秀子かく語りき [編解] 斎藤明美

 高峰秀子は5歳でデビュー以来、300本を超える映画に出演。名随筆家としても知られた。24歳から78歳までの対談を集めた本書では、俳優や文学者、政治家らを相手に自分自身の言葉で語り、人としての素養を感じさせる。長谷川一夫………[もっと読む]

[掲載]2015年07月12日
[ジャンル]文芸 アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

世阿弥の世界 [著] 増田正造

世阿弥の世界 [著] 増田正造

■「極北の演劇」が今、示すヒント  能に興味を持ったのは、二十年ほど前だが、様々な演劇論を読む仕事のなかで、『風姿花伝』の面白さ、世阿弥という人物の魅力に出会って驚かされた。  本書はその興味をより広げてくれる。  能………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年07月12日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 新書

陸前高田 2011—2014 [著] 畠山直哉

陸前高田 2011—2014 [著] 畠山直哉

■受容の意志の厳かさ、美しさ  「僕には、自分の記憶を助けるために写真を撮るという習慣がない」。かつて畠山直哉はこのように書いた。写真を撮ることは自分の住む世界をよりよく知ることと同義だった。だが東日本大震災で故郷の陸………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2015年07月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

宝塚・やおい、愛の読み替え―女性とポピュラーカルチャーの社会学 [著]東園子

宝塚・やおい、愛の読み替え―女性とポピュラーカルチャーの社会学 [著]東園子

■同性の友愛、サブカルが映す  女性が「男役」と「娘役」を演じる宝塚歌劇に女性観客が嬌声(きょうせい)をあげる。漫画やアニメの男性キャラクターを同性愛関係に仕立て直した「やおい」を女性が同人誌に投稿し、多くの女性読者を………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2015年06月28日
[ジャンル]政治 アート・ファッション・芸能 社会

マイ・フレンド―高田渡青春日記 1966—1969 [著]高田渡

マイ・フレンド―高田渡青春日記 1966—1969 [著]高田渡

■信じるものへと向かう瑞々しさ  本書を一言で表現しようとすれば、たとえば、「フォークシンガー高田渡の青春記」とか、「フォークソングがいかに日本で受容されたかという貴重な証言」といったものになるだろう。けれど、私は次の………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年06月28日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

保存修復の技法と思想―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで [著]田口かおり

保存修復の技法と思想―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで [著]田口かおり

■破壊すれすれの技に問う美  保存修復と聞くと、地味なテーマと思われるかもしれない。だが、本書はきわめてアクティブな美術論になっている。なぜなら、保存とは、時間、作品の同一性(アイデンティティ)、そして記憶とアーカイブ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年06月28日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

マグリット事典 [編著]C・グリューネンベルク、D・ファイ

マグリット事典 [編著]C・グリューネンベルク、D・ファイ

 野崎武夫訳、創元社・3780円/本書の原書は、ルネ・マグリット(1898〜1967)の欧州での展覧会開催(2011〜12)に伴い、編集された。この欄は絵による批評です。 [もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年06月21日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

幻燈スライドの博物誌―プロジェクション・メディアの考古学 [編]早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

幻燈スライドの博物誌―プロジェクション・メディアの考古学 [編]早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

■見ているだけで楽しい怪しさ  映画館のスクリーンや、家庭用の液晶モニターと比べ、「幻燈(げんとう)」という言葉を目にして感じるのは、また異なった映像メディアについて語られる印象だ。といっても本書があつかうのは、「幻燈………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年05月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

辰野金吾―美術は建築に応用されざるべからず [著]河上眞理・清水重敦

辰野金吾―美術は建築に応用されざるべからず [著]河上眞理・清水重敦

■新資料が明かす建築×アート  東京駅を設計した辰野金吾は、日本で西洋式の建築教育を受けた一期生だった。本書は、『滞欧野帳』などの新資料を活用し、新しい辰野像を提示する。お雇い外国人の教師コンドルよりも、イギリスで師事………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年05月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

写真のボーダーランド―X線・心霊写真・念写 [著] 浜野志保

写真のボーダーランド―X線・心霊写真・念写 [著] 浜野志保

■心霊写真から探る写真の本質  目には見えないものを撮ったX線・心霊写真・念写の歴史を繙(ひもと)きながら、写真とは何かを問う。写真はそこに在るものが写る、だから写真に写っていれば存在することになる、というわけで写真は………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 科学・生物

大瀧詠一 Writing & Talking [著] 大瀧詠一

大瀧詠一 Writing & Talking [著] 大瀧詠一

■世界的視野でポップス分析  アルバム「ロング・バケイション」をはじめ、多くのヒット作を残し、二〇一三年に惜しまれて亡くなられた、音楽家の大瀧詠一による、さまざまな種類の言葉が網羅された大著だ。  日本のポピュラー音楽………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年05月17日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

ぼくが映画ファンだった頃 [著]和田誠

ぼくが映画ファンだった頃 [著]和田誠

■映画の快楽伝える記憶の蓄積  どこの町にも映画館があった頃、映画というものは単なる娯楽を超え、20世紀文化の華であった。劇場まで足を運んで見るという行為が、映画産業という枠組みにとっては必須だったが、映画館が激減した………[もっと読む]

[評者]細野晴臣(音楽家)
[掲載]2015年04月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

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