アート・ファッション・芸能

スクリプターはストリッパーではありません [著]白鳥あかね

スクリプターはストリッパーではありません [著]白鳥あかね

■映画愛に溢れた記録係の一代記  スクリプターという職業をご存知(ぞんじ)だろうか? 語感が似ていてもストリッパーとは全く違う。映画の撮影現場で監督につきっきりとなり、ワンカットごとの記録を採るのが仕事である。だが実際………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2014年06月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

性を超えるダンサー ディディ・ニニ・トウォ [著]福岡まどか [写真]古屋均

性を超えるダンサー ディディ・ニニ・トウォ [著]福岡まどか [写真]古屋均

■迫害の歴史とジャンルも超え  ガムランや影絵芝居など、インドネシアの伝統芸能は日本でもよく知られている。しかし現代のパフォーマーの活躍となるとどうだろう。  DVD付きの本書はディディ・ニニ・トウォという極めて稀有(………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年06月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

■秘められた鏡の向こうに…  画家はその作品において自ら伝記作家になり得る場合がある。バルテュスも作品を通して人生を記録し続けた。一般的に彼は作品の神秘と謎によって人生の秘境を制する孤高の画家と思われているが果たしてそ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険 [著]中村和恵

ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険 [著]中村和恵

■素敵で深い「着ること」の裏側  何を着るか。ずっと考え続けてきた。うきうき楽しく選んだり、何を着ていいのかわからなくて深刻に迷ったり。服が大好きで、憎い。  纏(まと)うことの楽しさと不自由さはどこから来るのか。ファ………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

山下清と昭和の美術―「裸の大将」の神話を超えて [編]服部正、藤原貞朗

山下清と昭和の美術―「裸の大将」の神話を超えて [編]服部正、藤原貞朗

■美術と福祉のはざまにある偶像  山下清の作品を初めてじっくり見たのは、3年前、長野県茅野市の《放浪美術館》を別用のついでに訪問したときだ。その緻密(ちみつ)、繊細、艶(つや)やかな作品群は、ぼくが漠然と抱いていた無骨………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2014年05月11日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

地球温暖化論争―標的にされたホッケースティック曲線 [著]マイケル・E・マン

地球温暖化論争―標的にされたホッケースティック曲線 [著]マイケル・E・マン

■産業界との「戦争」、科学者の告発の書  本書は、「クライメートゲート事件」に巻き込まれた気候学者により、憤りをもって書かれた告発の書である。著者は、ペンシルベニア州立大学気象学教授で、IPCC(気候変動に関する政府間………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2014年05月11日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 科学・生物

「アイドル」の読み方―混乱する「語り」を問う [著]香月孝史

「アイドル」の読み方―混乱する「語り」を問う [著]香月孝史

■「饗宴の場」という新しい定義  昨今はAKB48をはじめとするアイドル全盛の世である。だが、このアイドルという存在。論者によって、微妙に解釈がずれる。だから、畏(おそ)れ多くも菩薩(ぼさつ)に比される山口百恵、かしこ………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2014年05月11日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

心の流浪 挿絵画家・樺島勝一 [著]大橋博之

心の流浪 挿絵画家・樺島勝一 [著]大橋博之

■「ペン画の神様」の生涯と時代  生前、山田風太郎氏宅を訪ねた時、応接間に『樺島勝一ペン画集』が飾られていた。風太郎さん世代から僕たち戦中、戦後世代にかけて樺島勝一は「ペン画の神様」としてその存在は熱血少年の魂の源泉で………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年05月04日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

わが恋せし女優たち [著]逢坂剛・川本三郎

わが恋せし女優たち [著]逢坂剛・川本三郎

 サスペンス映画や西部劇に関する共著もある2人が、ごひいきの映画女優について語り合う。総勢276人。逢坂氏所蔵のブロマイドやスチール写真で紹介されるのは、彫りが深くて目元ぱっちりの美女、美女、美女。ヤマザキマリ氏言うと………[もっと読む]

[評者]エンタメ
[掲載]2014年04月20日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣

書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト [著]松原隆一郎・堀部安嗣

■守り継ぐ、先祖が生きた証しも  狭い空間をいかにうまく使って大量の蔵書を収め、使い勝手の良い書斎を作るか。タイトルと副題から、そういった工夫を開陳する内容なのだと思っていた。  冒頭から良い意味で裏切られた。施主であ………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年04月20日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

 著者は、新潟県南部、昔の妻有郷などで開かれてきた「大地の芸術祭」を手がける美術ディレクター。最初は役所からも住民からも「現代美術なんか」という反発が強かった。それが人と人がぶつかり、作品が形になることで変わる。完成が危………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

■規範の刷新 いやーン、楽しみ♥  今や、メディアを席巻する「おネエ」な人たち。女装していてもいなくても、みな現実の女性を超えた女性らしさを醸し、ときにズバッと辛口コメントをするのが定番だ。彼女たちが駆使す………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

日本インテリアデザイン史 [著]鈴木紀慶・今村創平

日本インテリアデザイン史 [著]鈴木紀慶・今村創平

■闘争から離れ、浮遊する美しさ  現在日本のインテリアデザインは、その質とユニークさにおいて、世界でもトップのレベルにある。しかし、今まで、その包括的な歴史をカバーする書物がなかった。その意味で本書は画期的であり、その………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年02月16日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

歌舞伎 型の真髄 [著]渡辺保

歌舞伎 型の真髄 [著]渡辺保

 歌舞伎は型の演劇だが、その型もまた多彩だ。大きくは東京と上方、また、家に伝わる型、優れた役者が改良し、受け継がれるルートもある。そもそもは、明治になり江戸の「現代劇」でなくなった時、大きく変わったのだろう。著者は当時の………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2014年02月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

バリの息吹―王族と庶民生活の融合 [撮影・文]小野隆彦

バリの息吹―王族と庶民生活の融合 [撮影・文]小野隆彦

■信仰と芸能を愛し、楽しむ日常  単なるバリの観光写真集ではない。副題にあるように、バリの王族が、保護しているその伝統芸能や儀式を軸に、庶民とともに毎日を生きている貴重な記録である。  具体的に言えば、芸術村ウブドの隣………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2014年02月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 国際

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