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文芸

真ん中の子どもたち [著]温又柔

真ん中の子どもたち [著]温又柔

■ややっこしくも爽やかな青春  〈四歳の私は、世界には二つのことばがあると思っていた。ひとつは、おうちの中だけで喋(しゃべ)ることば。もう………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2017年09月17日

政治

平成の天皇制とは何か―制度と個人のはざまで [編]吉田裕・瀬畑源・河西秀哉/生前退位―天皇制廃止―共和制日本へ [編]堀内哲

平成の天皇制とは何か―制度と個人のはざまで [編]吉田裕・瀬畑源・河西秀哉/生前退位―天皇制廃止―共和制日本へ [編]堀内哲

■「おことば」契機、違う角度から  退位をにじませた現天皇の「おことば」発表から1年がたった。一般人だけでなく少なからぬ学者も退位を支持し………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2017年09月03日

経済

地域の力を引き出す企業―グローバル・ニッチトップ企業が示す未来 [著]細谷祐二

地域の力を引き出す企業―グローバル・ニッチトップ企業が示す未来 [著]細谷祐二

 「どうしてこんなにすばらしい中堅中小企業が日本全国に存在するのか」  大企業が参入しないニッチな分野で「小さいことの優位性」を生かしながら………[もっと読む]

[評者]加藤出(エコノミスト)
[掲載]2017年09月17日

人文

ウォークス―歩くことの精神史 [著]レベッカ・ソルニット

ウォークス―歩くことの精神史 [著]レベッカ・ソルニット

■一歩進めば、わかることがある  この本を読んでいる間、ふだん乗るバスをやめて徒歩にしてみた。ほんの二十分ほどの道にすぎない。  歩くこと………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月03日

国際

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にし………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月10日

アート・ファッション・芸能

ISOTYPE〔アイソタイプ〕 [著]オットー・ノイラート

ISOTYPE〔アイソタイプ〕 [著]オットー・ノイラート

 著者のオットー・ノイラートは哲学者で、二〇世紀前半に哲学と科学を融合しようとした一大知的運動の中心人物である。その彼が、一方で絵文字(ピク………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授)
[掲載]2017年09月03日

歴史

荷車と立ちん坊―近代都市東京の物流と労働 [著]武田尚子

荷車と立ちん坊―近代都市東京の物流と労働 [著]武田尚子

■帝都をガッチリ支えませんか  急募! 車曳(ひ)きさん。  新生日本をガッチリ支えるお仕事です。  「車夫馬丁」と蔑(さげす)む、けしか………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東京工業大学教授・歴史学)
[掲載]2017年09月17日

科学・生物

捕まえて、食べる [著]玉置標本

捕まえて、食べる [著]玉置標本

 もう何でもかんでも捕まえて食べるのだった。タコやカニ、マテガイはまだわかるが、ザザムシ、エイってハードル高い!  ザリガニ釣りが大好きだっ………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2017年09月17日

医学・福祉

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

■焼けた鉄、カエル、驚きの治療法  歯の治療技術がなかった時代って、いったいどうやって人は歯の痛みと付き合ってきたのだろうか。甘いものがな………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年09月10日

IT・コンピューター

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日

社会

日本の夜の公共圏―スナック研究序説 [編著]谷口功一・スナック研究会

日本の夜の公共圏―スナック研究序説 [編著]谷口功一・スナック研究会

 スナックでは不思議と話がはずむ。酒を出す店ならほかにもある。やはり他に代えがたい魅力があるのだ。その数や全国で10万軒に及ぶという。  と………[もっと読む]

[評者]椹木野衣(さわらぎのい)(美術批評家)
[掲載]2017年09月10日

ノンフィクション・評伝

性食考 [著]赤坂憲雄

性食考 [著]赤坂憲雄

■容赦なく開陳される生の循環  レストランやカフェで、ネットに投稿するため注文した品を写真に収めるのをよく見かける。うまく撮れれば、きっと………[もっと読む]

[評者]椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)
[掲載]2017年09月17日

教育

通信制高校のすべて―「いつでも、どこでも、だれでも」の学校 [編著]手島純

通信制高校のすべて―「いつでも、どこでも、だれでも」の学校 [編著]手島純

 読もうかどうしようかとパラパラ見ていたら、ある一言に目が留まった。「学校というものは、決められた場所で、決められた時間に、決められた教材を………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授)
[掲載]2017年06月25日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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