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文芸

森へ行きましょう [著]川上弘美

森へ行きましょう [著]川上弘美

■歪み増殖していく物語に迷う  最近はなかなか迷子になることもない。だけど、私はけっこう迷子になるのが好きだ。いまどこにいるのだろうという………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授・哲学)
[掲載]2017年11月19日

政治

憲法と世論―戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか [著]境家史郎

憲法と世論―戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか [著]境家史郎

■改憲望む有権者、データで分析  先月行われた総選挙の結果、与党をはじめ改憲勢力が議席の圧倒的多数を占めるようになり、改憲の発議も現実味を………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早稲田大学教授・政治学)
[掲載]2017年11月12日

経済

ダーティ・シークレット―タックス・ヘイブンが経済を破壊する [著]リチャード・マーフィー

ダーティ・シークレット―タックス・ヘイブンが経済を破壊する [著]リチャード・マーフィー

■低税率より秘匿性が問題の本質  本書はタックス・ヘイブンを、「低税率国」としてよりも「守秘法域」と見るべきだと主張する。たしかに税率の低………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2017年11月19日

人文

新しい分かり方 [著]佐藤雅彦

新しい分かり方 [著]佐藤雅彦

■心地よく見え方をずらされる  とりたてて何も考えずに何かを見ているときでも、見ることのうちに「思考」は入り込んでいる。テーブルの上をぼー………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授・哲学)
[掲載]2017年11月05日

国際

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にし………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月10日

アート・ファッション・芸能

高倉健―七つの顔を隠し続けた男 [著]森功

高倉健―七つの顔を隠し続けた男 [著]森功

■虚像と実像が刺し違える危うさ  「健さん」の愛称で親しまれた高倉健が逝って3回目の命日(11月10日)が5日後にやってくる。  1960………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年11月05日

歴史

メタヒストリー―一九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力 [著]ヘイドン・ホワイト

メタヒストリー―一九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力 [著]ヘイドン・ホワイト

■歴史を「言語」から見直す企て  著者ヘイドン・ホワイトは、歴史学を、「物語性をもった散文的言説という形式をとる言語的構築物」としてみる。………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2017年11月12日

科学・生物

重力波 発見!―新しい天文学の扉を開く黄金のカギ [著]高橋真理子

重力波 発見!―新しい天文学の扉を開く黄金のカギ [著]高橋真理子

■人は「世界」をどう捉えてきたか 【概要】昨年初観測が報告され、世界中に衝撃を与えた「重力波」とは一体なんなのか。それを説明する本はたくさ………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年11月19日

医学・福祉

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

■焼けた鉄、カエル、驚きの治療法  歯の治療技術がなかった時代って、いったいどうやって人は歯の痛みと付き合ってきたのだろうか。甘いものがな………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年09月10日

IT・コンピューター

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日

社会

Black Box―ブラックボックス [著]伊藤詩織

Black Box―ブラックボックス [著]伊藤詩織

■性暴力と向き合わない日本社会  日本は性暴力に甘い国といわれる。逆にいうと性暴力の被害者は想像を絶する困難を強いられる。  本書によれば………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2017年11月19日

ノンフィクション・評伝

ゴッホの耳―天才画家 最大の謎 [著]バーナデット・マーフィー

ゴッホの耳―天才画家 最大の謎 [著]バーナデット・マーフィー

■素人探偵の異常な骨折り損?  時間を持て余しているひとりの退屈な暇人が、たまたまゴッホが住んでいたアルルに近い土地の住人であるという理由………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年11月19日

教育

吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて―叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦

吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて―叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦

 高名なジャズトランペッターが舞台上で中学生のドラマーを往復ビンタした、と報じられたのは2カ月ほど前。スポーツや音楽の場においてスパルタ教育………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2017年10月29日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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