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文芸

煌 [著]志川節子

煌 [著]志川節子

■花火がつなぐ六つの連作短編集  寡作ながら質の高い市井ものを発表している志川節子の新作は、花火を題材にした連作短編集である。  本書には………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2017年10月15日

政治

『写真週報』とその時代(上・下) [編著]玉井清

『写真週報』とその時代(上・下) [編著]玉井清

■国のプロパガンダ多角的に分析  平時と戦時、その違いは何か。価値観、倫理観の逆転現象である。友好が憎悪に変わることであり、そのようなシス………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2017年10月08日

経済

これがすべてを変える―資本主義vs.気候変動(上・下) [著]ナオミ・クライン

これがすべてを変える―資本主義vs.気候変動(上・下) [著]ナオミ・クライン

■経済のあり方根本から新しく  気象庁によれば2016年の世界平均気温は、1891年の統計開始以来、最高記録を3年連続で更新した。日本で頻………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2017年10月15日

人文

新・風景論―哲学的考察 [著]清水真木

新・風景論―哲学的考察 [著]清水真木

■絵のような景色、好きですか  太宰治はいかにもな富士の景色を見て、「風呂屋のペンキ画だ」と軽蔑した。著者はそれに共感し、さらに最近あちこ………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授・哲学)
[掲載]2017年10月08日

国際

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にし………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月10日

アート・ファッション・芸能

写真集―沖縄1935 [編]週刊朝日編集部

写真集―沖縄1935 [編]週刊朝日編集部

 琉球王国の時代から、沖縄では女性の地位が高かった。国王とは別に聞得大君(きこえおおぎみ)と呼ばれる最高位の巫女(みこ)もいた。明治以降も、………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授)
[掲載]2017年10月08日

歴史

世界をまどわせた地図 [著]エドワード・ブルック=ヒッチング

世界をまどわせた地図 [著]エドワード・ブルック=ヒッチング

■デタラメ、だけどチャーミング  本書に登場するのは、すべてウソの地図である。あるものは意図的に、またあるものは誤解や怠慢によって描かれ、………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2017年10月15日

科学・生物

昆虫の交尾は、味わい深い…。 [著]上村佳孝

昆虫の交尾は、味わい深い…。 [著]上村佳孝

 昆虫や交尾に興味がなくとも、人間(昆虫の交尾なんて研究に情熱を傾ける人間という面白き存在!)に興味があれば、本書は楽しめる。著者は昆虫を観………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大教授)
[掲載]2017年10月15日

医学・福祉

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

■焼けた鉄、カエル、驚きの治療法  歯の治療技術がなかった時代って、いったいどうやって人は歯の痛みと付き合ってきたのだろうか。甘いものがな………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年09月10日

IT・コンピューター

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日

社会

都市と野生の思考 [著]鷲田清一、山極寿一

都市と野生の思考 [著]鷲田清一、山極寿一

■「おもろい」二人のデスマッチ  中学時代のアイドル●(●はハート)江戸川乱歩『怪人二十面相』と南洋一郎『密林の王者』が現在のワシを作った………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年10月15日

ノンフィクション・評伝

噺は生きている―名作落語進化論 [著]広瀬和生

噺は生きている―名作落語進化論 [著]広瀬和生

 落語が音源という形でアーカイブ化され続けている今、異なる演者による同一演目の「聴き比べ」は容易にできるようになり、それは登山に例えるならば………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年10月15日

教育

通信制高校のすべて―「いつでも、どこでも、だれでも」の学校 [編著]手島純

通信制高校のすべて―「いつでも、どこでも、だれでも」の学校 [編著]手島純

 読もうかどうしようかとパラパラ見ていたら、ある一言に目が留まった。「学校というものは、決められた場所で、決められた時間に、決められた教材を………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授)
[掲載]2017年06月25日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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