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文芸

おらおらでひとりいぐも [著]若竹千佐子

おらおらでひとりいぐも [著]若竹千佐子

■生き方を模索した現代の民話  おもしぇがっだな。読み終わったとき、脳内で呟(つぶや)く声があった。都市近郊の新興住宅に住む74歳の主人公………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦(作家)
[掲載]2018年01月14日

政治

アメリカ 暴力の世紀―第二次大戦以降の戦争とテロ [著]ジョン・W・ダワー

アメリカ 暴力の世紀―第二次大戦以降の戦争とテロ [著]ジョン・W・ダワー

■怯えと不安が導く準戦争状態  本書は、「アメリカの世紀」の裏面に光を当てる。ヘンリー・ルースが用いたこの表現には、アメリカの経済的・軍事………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早稲田大学教授・政治学)
[掲載]2018年01月07日

経済

文化資本―クリエイティブ・ブリテンの盛衰 [著]ロバート・ヒューイソン

文化資本―クリエイティブ・ブリテンの盛衰 [著]ロバート・ヒューイソン

■五輪へ向かう政策、混乱の果て  初めて読むのに、なぜだか既視感を禁じえなかった。クール・ブリタニア、オリンピック招致、オリンピアード、ア………[もっと読む]

[評者]椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)
[掲載]2018年01月14日

人文

新しい小説のために [著]佐々木敦

新しい小説のために [著]佐々木敦

■「私」とは、書き手の闘いを俯瞰  文芸批評を読むということはなにか。  私のような不真面目な人間にとって文芸批評は、サッカー観戦のあとの………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2018年01月07日

国際

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にし………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月10日

アート・ファッション・芸能

鳥獣戯画 [著]磯崎憲一郎

鳥獣戯画 [著]磯崎憲一郎

■絵の具の質感もつ言葉の導き  (イ)(=磯崎)作品はすべて未完だと横尾さん言うけど、僕の小説も未完の連続です。(ヨ)(=横尾)登場人物が………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年12月17日

歴史

大獄―西郷青嵐賦/天翔ける [著]葉室麟

大獄―西郷青嵐賦/天翔ける [著]葉室麟

■このバランス感覚が今必要だ  昨年の12月23日、歴史小説作家の葉室麟氏が急逝された。享年66。まだ早すぎる死が惜しまれてならない。  ………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2018年01月14日

科学・生物

核DNA解析でたどる―日本人の源流 [著]斎藤成也

核DNA解析でたどる―日本人の源流 [著]斎藤成也

■縄文系、弥生系とは別の集団も  ここ数年で革命的に進歩した遺伝子研究の成果をもとに日本人の起源に迫る。  読んでみたら思わぬことが書いて………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2017年12月10日

医学・福祉

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

■焼けた鉄、カエル、驚きの治療法  歯の治療技術がなかった時代って、いったいどうやって人は歯の痛みと付き合ってきたのだろうか。甘いものがな………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2017年09月10日

IT・コンピューター

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日

社会

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか―労働力余剰と人類の富 [著]ライアン・エイヴェント

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか―労働力余剰と人類の富 [著]ライアン・エイヴェント

■産業革命と比べながら考える  IT(情報技術)の進展によるデジタル革命は多くの人々を失業させ、激しい格差社会を招くのではないか?という悲………[もっと読む]

[評者]加藤出(東短リサーチチーフエコノミスト)
[掲載]2018年01月14日

ノンフィクション・評伝

煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 [著]松田隆美

煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 [著]松田隆美

■死者の運命を決める待合場所  人は死後、どこへ行くのか、どこだっていいじゃないか、死んだら無さ、いいえ、霊魂になって天国か地獄のどちらか………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2018年01月14日

教育

吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて―叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦

吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて―叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦

 高名なジャズトランペッターが舞台上で中学生のドラマーを往復ビンタした、と報じられたのは2カ月ほど前。スポーツや音楽の場においてスパルタ教育………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2017年10月29日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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