ニュースの本棚

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朝日新聞・毎週日曜日の読書面に連載。時事的なテーマを理解するためのオススメ本3冊を、各分野の専門家が紹介しています。

バックナンバー:2011年

津島佑子の世界 中沢けいさんが選ぶ本

津島佑子の世界 中沢けいさんが選ぶ本

■抒情、果敢に切り開いた作家 二月に亡くなった津島佑子は、女性の産む性を主題とした作品で出発した作家であった。そこでは婚姻という社会制度は拒否もしくは回避される。『山を走る女』は産む性である女性………[もっと読む]

[文]中沢けい(作家) [掲載]2016年03月27日

放送法 永田浩三さんが選ぶ本

放送法 永田浩三さんが選ぶ本

■自律を保障、報道は気概持って 先月、金平茂紀さんや岸井成格(しげただ)さんら看板キャスターが、総務相が政治的に公平でない放送局に対して電波停止を命ずる可能性があると語ったことへの抗議を行った。………[もっと読む]

[文]永田浩三(武蔵大学教授・ジャーナリスト) [掲載]2016年03月20日

原発事故5年 大島堅一さんが選ぶ本

原発事故5年 大島堅一さんが選ぶ本

■責任と開発体制の見直しを 東京電力福島第一原発事故から5年が経った。一体なぜ事故が起きたのか。その原因が、安全性を軽視し、無責任に原発を拡張し、原子力を開発してきた体制そのものにあるのは明白で………[もっと読む]

[文]大島堅一(立命館大学教授、環境経済学) [掲載]2016年03月13日

震災復興 塩崎賢明さんが選ぶ本

震災復興 塩崎賢明さんが選ぶ本

■始まっていない「新しい生活」 私たちはいま震災復興の回顧と展望の境目に立っている。しかし、「集中復興期間」が終わるからといって5年を節目と呼んでいいだろうか。予算をつけそれに従ってハコモノがで………[もっと読む]

[文]塩崎賢明(立命館大学教授・神戸大学名誉教授) [掲載]2016年03月06日

デビッド・ボウイ サエキけんぞうさんが選ぶ本

デビッド・ボウイ サエキけんぞうさんが選ぶ本

■仮面の下の本音と躍る笑顔 今年1月に69歳で没したデビッド・ボウイは、ロックの中でビートルズに次ぎ影響力を持ったかもしれない。売り上げなら他の者もいるが、コンセプトの記号的な多様さや、黒人音楽………[もっと読む]

[文]サエキけんぞう(ミュージシャン) [掲載]2016年02月28日

IoT(アイオーティー)(モノのインターネット) 小林雅一さんが選ぶ本

IoT(アイオーティー)(モノのインターネット) 小林雅一さんが選ぶ本

■全てがネットにつながる時代 1969年の誕生以来、私たちの暮らしや仕事に必須となったインターネット。この便利なツールが今、新たなフェーズに突入しようとしている。それが「Internet of ………[もっと読む]

[文]小林雅一 [掲載]2016年02月21日

野坂昭如の世界 水口義朗さんが選ぶ本

野坂昭如の世界 水口義朗さんが選ぶ本

■原点は戦争、無力感と罪悪感 2015年12月9日、野坂昭如は足かけ13年に及ぶ脳梗塞(こうそく)の治療中も、妻暘(よう)子さんによる口述筆記で「終末の思想」を発信しつづけ、85歳で身罷(みまか………[もっと読む]

[文]水口義朗(文芸評論家) [掲載]2016年02月14日

大学と人文学の伝統 田中克彦さんが選ぶ本

大学と人文学の伝統 田中克彦さんが選ぶ本

■精神のくもりに気づく経験 人類学がまだ土俗学と呼ばれていた頃の、黎明(れいめい)期日本の近代学問の開拓者となった鳥居龍蔵は、小学校に1年学んだだけで退学させられた。学校の授業が気に入らず欠席が………[もっと読む]

[文]田中克彦(言語学者) [掲載]2016年02月07日

水木しげるの人生 荒俣宏さんが選ぶ本

水木しげるの人生 荒俣宏さんが選ぶ本

■少年時代は一生を決める宝 水木しげるさんの仕事から、何か傑作を選べと言われても、途方に暮れるだけである。初期の貸本屋時代に出されたザラ紙本から、現在刊行中の「水木しげる漫画大全集」(講談社)ま………[もっと読む]

[文]荒俣宏(作家、博物学者) [掲載]2016年01月31日

ドローン 井上孝司さんが選ぶ本

ドローン 井上孝司さんが選ぶ本

■歯止めかけつつ信頼と前進を 近年、「ドローン」というと連想されるのは主に、空撮用のマルチコプターだ。宅配など、他の用途にも版図を広げようとしていることから、「新しい産業の創出につながる」と期待………[もっと読む]

[文]井上孝司(テクニカルライター) [掲載]2016年01月24日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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