読書面に連載中。毎週一冊、書店で売れている本、話題の本を、瀧井朝世さん、佐々木敦さん、佐々木俊尚さん、速水健朗さん、斎藤環さんの5人の筆者がリレーでとりあげています。
■勇気を問われる三つの物語 伊坂幸太郎の小説のテーマのひとつは、勇気である。登場人物が、物語のある局面で、勇気を試される。しかも多くの場合、それは自ら進んでというよりも、いや応なしに、というか、………[もっと読む]
[文]佐々木敦(批評家) [掲載]2012年05月06日
■オタクが他者と出会うとき 世間では「キモい」とか「非モテ」などと揶揄(やゆ)されるオタク。かつて若者だった彼らも、中年期にさしかかるとともに家族の問題に直面する。彼らがふとしたはずみで結婚する………[もっと読む]
[文]斎藤環(精神科医) [掲載]2012年04月29日
■優しき男の純情ラブコメ いかつい顔に推定2メートルの巨体。それが高校1年生、しかも少女漫画の主人公というから驚きだ。しかし笑って泣いて読了した時にはすっかりこの男、剛田猛男(たけお)に惚(ほ)………[もっと読む]
[文]瀧井朝世(ライター) [掲載]2012年04月22日
■34年の歴史、社会を反映 第一作『三毛猫ホームズの推理』の刊行が1978年。今作は、それから34年を経た、通算48作目となるシリーズ最新作だ。34年という歳月には、歴史の重みがある。開始当時は………[もっと読む]
[文]速水健朗(フリーライター) [掲載]2012年04月15日
■世界の「普遍」を知るために 今年の新書大賞を受賞した本書は、社会学者2人がキリスト教の基本概念を快刀乱麻を断つがごとくばっさり構造化して説明している。たとえば奇蹟(きせき)とは何か。世界はすみ………[もっと読む]
[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2012年04月08日
■人間味あふれる精密な作り 「傍聞き」とは「どうしても信じさせたい情報は、別の人にしゃべって、それを聞かせるのがコツ」ということだそうだ。あまり聞き慣れない言葉かもしれないが、なるほどと思う。4………[もっと読む]
[文]佐々木敦(批評家) [掲載]2012年04月01日
■肩の荷が下りる名言の数々 160年ほど前にドイツの哲学者が記した人生論が、今月いきなり大きく動き出した。きっかけは2月29日放送のテレビ東京系報道番組「ワールドビジネスサテライト」内の一コーナ………[もっと読む]
[文]瀧井朝世(ライター) [掲載]2012年03月25日
■イケメンと料理が急接近 国分太一とケンタロウの「男子ごはん」、速水もこみちの「MOCO’Sキッチン」など、料理番組にイケメンを起用する流れが目立つ。彼らを前面に出したレシピ本もベストセラーだ。………[もっと読む]
[文]速水健朗(フリーライター) [掲載]2012年03月18日
■驚きの断定的な未来予測 カリスマ経営コンサルタントとして、成功法などのベストセラー本を多数送り出している著者の新作は、日本社会の将来予測と、その中でどう生きればいいのかを語っている。「中国は2………[もっと読む]
[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2012年03月11日
■破格のジャンルミックス デヴィッド・フィンチャー監督による映画化で話題沸騰の作品である。スウェーデンの作家、故スティーグ・ラーソンによる世界的大ベストセラー「ミレニアム」3部作の第1作であり、………[もっと読む]
[文]佐々木敦(批評家) [掲載]2012年03月04日
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