コミック

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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

書店員 波山個間子(1) [作]黒谷知也

書店員 波山個間子(1) [作]黒谷知也

■人と本との関係、深く静かに見つめる タイトルどおり、主人公は書店員でブックアドバイザーを務める女性。三度の飯より読書が好きで商品知識はバツグンながら、内省的な性格は接客向きとは言いがたい。 客………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年03月19日

MATSUMOTO [作]LF・ボレ [画]フィリップ・ニクルー [訳]原正人

MATSUMOTO [作]LF・ボレ [画]フィリップ・ニクルー [訳]原正人

■おかしさに慣れた今、テロ事件の切実 表紙を見て居心地の悪さを感じた。この絵と題名。なぜ今? しかも翻訳書だ。違和感と、妙な胸さわぎがないまぜになり、引き寄せられるように手に取った。 物語の中心………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年03月12日

雨天の盆栽(1) [作]つるかめ

雨天の盆栽(1) [作]つるかめ

■マニアックな世界で見える友情や個性 前例がなくはないものの、盆栽というテーマを選んだ勇気をまず讃(たた)えたい。 自分の気持ちを押し殺し友達に合わせることに汲々(きゅうきゅう)としていた女子高………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年03月05日

セブンティウイザン(1) [作]タイム涼介

セブンティウイザン(1) [作]タイム涼介

■授かった命が育む高齢夫婦の絆 トリッキーな設定ながら、投げかけてくるメッセージはど直球の作品だ。 定年退職を迎えた江月朝一はその日の帰宅後、妻・夕子から妊娠を告げられる。朝一が何かの病気と勘違………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2017年02月19日

将棋めし(1) [作]松本渚 [将棋監修]広瀬章人八段

将棋めし(1) [作]松本渚 [将棋監修]広瀬章人八段

■対局時の食事に注目、実在店も登場 多様化細分化の進む食マンガ界に、またひとつニッチな新作が現れた。題材は棋士の対局時の食事。確かに将棋記事にも誰が何を食べたか書いてあったりするが、そこを攻めて………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年02月12日

BEASTARS(1) [作]板垣巴留

BEASTARS(1) [作]板垣巴留

■動物の学園ドラマが映す人間社会 動物キャラによる学園ドラマだ。人間は登場しない。巨大なゾウから小さなネズミまで、雑多な動物たちの擬人化された世界が描かれる。 一見穏やかな生活ぶりだが、同居する………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年02月05日

タイムスリップオタガール(1) [作]佐々木陽子

タイムスリップオタガール(1) [作]佐々木陽子

■中学生に戻り、三十路の会話力を発揮 気楽な子供の頃に戻りたい——なんて言う人がいるけれど、本当に戻ったら大変だ。特にオタクの場合どうなるかを描いたのが本作である。 30歳のオタク女子が同人誌即………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年01月22日

あさは、おはよう―大澄剛短編集 [作]大澄剛

あさは、おはよう―大澄剛短編集 [作]大澄剛

■いとおしく感じる普通の人々の営み 帯を外すと現れるカバーの少女の笑顔が印象的な本作は、人生のワンシーンを鮮やかに切り取った連作短編集だ。ここに登場する人々はいたって普通で、穏やかな時を過ごして………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2017年01月15日

あの日、世界の真ん中で [作]小鬼36℃

あの日、世界の真ん中で [作]小鬼36℃

■スタイリッシュな絵で味わう劇的青春 家が隣で幼なじみの茎太(けいた)と茎子(けいこ)は、憎まれ口ばかり叩(たた)き合う高校生カップルだ。全員が知り合いのような田舎町の〈狭くてクソみたいな世界〉………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年01月08日

オリエンタルピアノ [著]ゼイナ・アビラシェド

オリエンタルピアノ [著]ゼイナ・アビラシェド

■具体と抽象を行き来、音楽感じさせる 今年後半は海外の傑作の翻訳出版が相次ぎ、新たな表現の可能性を切り開く意欲作も目についた。中でもリチャード・マグワイア『HERE ヒア』(国書刊行会)と並んで………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年12月18日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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