■歴史の流れと今を再認識する旅 「文明の発展とその災厄が人類の歴史にどうかかわったかを鮮やかに記した名著」(資生堂名誉会長・福原義春氏) 「世界発展の不均等を、著者の深い学識から人類学的に考察し………[もっと読む]
[文]浜田奈美 [掲載]2010年11月07日
【本格小説】時代の光と影描く日本版『嵐が丘』 夏目漱石の未完の遺作を書き継いだ『続明暗』で作家デビュー、そして横書き、英語交じりという斬新なスタイルの『私小説』。作品ごとに世間を驚かせてきた水村………[もっと読む]
[文]浜田奈美 [掲載]2010年10月31日
【釈迢空ノート】折口信夫の原点スリリングに 学者・折口信夫はなぜ、釈迢空の名で詩歌を詠んだのか。その筆名は「出家者か死者の名」だが、本人はいわれをまったく説明しない。富岡さんは、迢空・折口が残し………[もっと読む]
[文]大上朝美 近藤康太郎 [掲載]2010年10月24日
【マオ】暴露本超えた価値 迫力の筆致で 生まれつき怠け者の好色漢。農民に対する関心などなく、軍事にも無能。伝説の長征は単なる逃避行でしかなく、数千万人を殺した大躍進政策や文化大革命も権力ゲームの………[もっと読む]
[文]近藤康太郎 加来由子 [掲載]2010年10月17日
【PLUTO】巨匠と天才の幸福な出会い 手塚治虫の「鉄腕アトム」に含まれる「地上最大のロボット」のリメーク版。マンガでは、この作品だけが「50冊」に入った。 第39次中央アジア紛争後の、人間とロ………[もっと読む]
[文]西秀治 高重治香 [掲載]2010年10月10日
【道元禅師】難解な思想 生涯に寄り添い 貴族の家に生まれたが、幼少のころに母を失い、出家。宋に渡って修行に励んだ後、帰国して永平寺を開く……。親鸞や日蓮と違い、道元は鎌倉仏教の開祖の中でも小説や………[もっと読む]
[文]近藤康太郎 [掲載]2010年10月03日
【真鶴】なんと怖くて美しい小説 「真鶴」と日記に書き残して、夫・礼は失跡した。娘・百(もも)とともに残された京(けい)は、生死不明のまま「不在なのになくならない」夫の存在感をある時はいとおしみ、………[もっと読む]
[文]大上朝美 [掲載]2010年09月26日
【完訳 ファーブル昆虫記】分かりやすい丁寧な訳に脱帽 日本でもよく知られているファーブル昆虫記。第1巻がフランスで出たのは1879年、博物学者ファーブルが55歳のときで、最後の第10巻が出たとき………[もっと読む]
[文]加来由子 浜田奈美 [掲載]2010年09月19日
【わたしを離さないで】静かな筆致、不穏な予感 1990年代末の英国。31歳の女性キャシー・Hの回想は、子どものころ、「ヘールシャム」という施設で過ごした日々に始まる。同年代の友人たちと学び、遊び………[もっと読む]
[文]大上朝美 近藤康太郎 [掲載]2010年09月12日
【とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起】苦の婆婆を力強く肯定 〈父は老いて死にかけです/母も死にかけて寝たきりです/夫や王子様には、もう頼れません〉 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』は、老父母の介護のために、カ………[もっと読む]
[文]加来由子 近藤康太郎 [掲載]2010年09月05日
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