ベストセラー解読(週刊朝日)

ベストセラー解読(週刊朝日)

ヒット作の秘密は何か? 今売れている本を分析した週刊朝日のコラム。永江朗さんと長薗安浩さんが交代で連載。

バックナンバー:2011年

感じるままに生きなさい [著]星野文紘

感じるままに生きなさい [著]星野文紘

■修験道の感じる能力 副題に「山伏の流儀」とあるように、『感じるままに生きなさい』の著者、星野文紘は現役の山伏だ。肩書は「羽黒山伏」となっている。 17世紀からつづく出羽三山の宿坊「大聖坊」の1………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2017年02月07日

がん消滅の罠ー完全寛解の謎 [著]岩木一麻

がん消滅の罠ー完全寛解の謎 [著]岩木一麻

■このミス大賞受賞作 苦痛さえコントロールできるなら、がんが一番いい死に方だといわれる。余命を宣告されてから死ぬまでの間に、いろいろと準備できるからだ。もっとも、だからといって、発がん性物質をも………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2017年01月31日

サピエンス全史(上・下) [著]ユヴァル・ノア・ハラリ [訳]柴田裕之

サピエンス全史(上・下) [著]ユヴァル・ノア・ハラリ [訳]柴田裕之

■三つの重要な革命 私たち現生人類につながるホモ・サピエンスは、20万年前、東アフリカに出現した。その頃にはすでに他の人類種もいたのだが、なぜか私たちの祖先だけが生き延びて食物連鎖の頂点に立ち、………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2017年01月24日

ビッグヒストリー [著]デヴィッド・クリスチャン他 [日本語版監修]長沼毅

ビッグヒストリー [著]デヴィッド・クリスチャン他 [日本語版監修]長沼毅

■楽観論と悲観論 最近、スケールの大きな歴史本が注目されている。歴史を人類の歴史として、あるいは地球の歴史としてとらえる本だ。なかでも『ビッグヒストリー』のスケールはとびきり大きい。なにしろ宇宙………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2017年01月17日

あひる [著]今村夏子

あひる [著]今村夏子

■日常の不吉な影 今村夏子は寡作で知られる。6年前に三島賞を受賞した『こちらあみ子』が刊行されて以降、世に出た作品は、同作の文庫化のために書かれた1作しかなかった。だから、昨春、地方出版社が創刊………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2017年01月10日

おじさん仏教 [著]小池龍之介

おじさん仏教 [著]小池龍之介

■晩年の死生観 子どものころ、大人は立派だと思っていた。自信たっぷりで、怖いものなさそうで。ところが自分が中高年になってみてわかった。ほんとうの中高年は、不安と後悔と嫉妬と怒りでいっぱいなのだ。………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2016年12月20日

命売ります [著]三島由紀夫

命売ります [著]三島由紀夫

■晩年の死生観 今年も暮れようとしている時に間の抜けた話だが、去年は三島由紀夫の生誕90年、没後45年という節目の年だった。それを機に新たな帯(隠れた怪作小説発見!)を巻かれて部数を伸ばした『命………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2016年12月13日

紙の城 [著]本城雅人

紙の城 [著]本城雅人

■新聞の力と可能性 10年後、新聞はどうなっているだろう。今のままか、違う形態になっているか、それとも消滅しているか。 本城雅人の長編小説『紙の城』は、IT企業による新聞社買収を描く。200万部………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2016年12月06日

九十歳。何がめでたい [著]佐藤愛子

九十歳。何がめでたい [著]佐藤愛子

■潔いヤバン人 佐藤愛子のエッセイ集『九十歳。何がめでたい』の魅力は、このタイトルに集約されている。次のような文章を読むと、そう思う。〈ああ、長生きするということは、全く面倒くさいことだ。耳だけ………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2016年11月29日

世界のエリートがやっている最高の休息法 [著]久賀谷亮

世界のエリートがやっている最高の休息法 [著]久賀谷亮

■瞑想で脳を休ませる しばらく前から「マインドフルネス」という言葉をよく目にする。アメリカのセレブたちがハマっているなんて噂も聞く。久賀谷亮『世界のエリートがやっている最高の休息法』は、タイトル………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2016年11月22日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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