ベストセラー解読(週刊朝日)

ベストセラー解読(週刊朝日)

ヒット作の秘密は何か? 今売れている本を分析した週刊朝日のコラム。永江朗さんと長薗安浩さんが交代で連載。

バックナンバー:2011年

止まった時計 [著]松本麗華

止まった時計 [著]松本麗華

■彼女は生き残って本を書いた 麻原彰晃の三女の名を問われれば、今でも、すぐに「アーチャリー」と口に出る。 20年前、地下鉄サリン事件の首謀者として麻原が逮捕されたとき、その名はオウム真理教の後継………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2015年05月08日

地平線の相談 [著]細野晴臣、星野源

地平線の相談 [著]細野晴臣、星野源

■電車で読まなくてよかった 白いサマー・スーツにボウタイ、口ひげの男が頬杖をついている。細野晴臣の名盤「泰安洋行」のジャケットと同じ意匠だ。ただし、この本では隣に星野源がいる。CDと並べてみると………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2015年05月01日

カラー版スキマの植物の世界 [著]塚谷裕一

カラー版スキマの植物の世界 [著]塚谷裕一

■植物にとってスキマは「楽園」なのだ 厳しい寒のもどりに震えながら都心を歩けば、それでも歩道脇のアスファルトから伸びる緑濃い草を見つけて足がとまる。桜に負けじと春を告げるその植物の名が何だったの………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2015年04月24日

日本の反知性主義 [編]内田樹

日本の反知性主義 [編]内田樹

■反知性主義に抗する方法 いま時代を読み解くキーワードは「反知性主義」だ。なぜネトウヨ的なことばが蔓延するのか。なぜ安倍晋三が首相なのか。こうした素朴な疑問は、反知性主義について考えることで解け………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2015年04月17日

日本戦後史論 [著]内田樹、白井聡

日本戦後史論 [著]内田樹、白井聡

■日本の戦後の歪みと願望を体現する首相 内田樹と白井聡が日本の戦後について忌憚なく語りあった『日本戦後史論』は、発売前に重版が決まったらしい。日本を代表する論客と『永続敗戦論』で戦後日本の核心に………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2015年04月10日

パーソナルデータの衝撃 [著]城田真琴

パーソナルデータの衝撃 [著]城田真琴

■ウェブの閲覧履歴も収集されている 買い物でポイントを貯めて「得した」と思っていたけど、ほんとうは得なんかしてない。データを集めている会社は、ぼくらに還元するポイントの何倍ものお金を、そのデータ………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2015年04月03日

鳩の撃退法 上・下 [著] 佐藤正午

鳩の撃退法 上・下 [著] 佐藤正午

■小説家を主人公にして謎を解いていく妙技 佐藤正午の長篇小説『鳩の撃退法』の主人公は、直木賞を2度受賞したと噂されるかつての人気小説家、津田伸一である。津田は女性がらみのトラブルを起こして出版界………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2015年03月27日

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ [著]小林弘人、柳瀬博一

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ [著]小林弘人、柳瀬博一

■現代人は“原始人2.0” テーマをぴしっと決めて司会が進行する会議よりも、だらだら続く雑談のほうが実りあることが多い。話はあっちへ飛び、こっちにさまよう。でも、いろんなアイデアが生まれる。『イ………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2015年03月20日

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ [編]くさばよしみ[絵]中川学

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ [編]くさばよしみ[絵]中川学

■「足る」を知る大統領のスピーチ ウルグアイ東方共和国、通称ウルグアイはブラジルとアルゼンチンに囲まれた小さな国だ。日本の半分ほどの国土に約340万人が暮らしている。農牧業が盛んで、1人あたりの………[もっと読む]

[文]長薗安浩 [掲載]2015年03月13日

アルピニズムと死 [著]山野井泰史

アルピニズムと死 [著]山野井泰史

■死ななかった理由 「なぜ山に登るのか」という問いは古くからあるが、まだ納得できる回答に出会ったことがない。富や名声のためではなさそうだし、健康にいいとも思えない。遭難事故も少なくない。命をかけ………[もっと読む]

[文]永江朗 [掲載]2015年03月06日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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