話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

猫なんて!―作家と猫をめぐる47話 [著]角田光代、片岡義男、村上春樹 他

猫なんて!―作家と猫をめぐる47話 [著]角田光代、片岡義男、村上春樹 他

 谷崎潤一郎から角田光代まで、47人の作家・著名人による自分と猫との関わりをつづったエッセイ(漫画も含む)を集めた一冊である。 猫を飼ったことによる心境の変化をつづる角田や片岡義男、猫に名前をつ………[もっと読む]

[文]若林良 [掲載]2017年02月15日

大雪物語 [著]藤田宜永

大雪物語 [著]藤田宜永

 長野県K町を舞台にしたオムニバス短編集。大雪で「陸の孤島」と化した町で起きるドラマの数々。なかでも「墓掘り」が秀逸だ。 生き別れていた実母の遺体を東京まで引き取りにいった帰り、幹線道路で立ち往………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年02月15日

在日二世の記憶 [編]小熊英二、高賛侑、高秀美

在日二世の記憶 [編]小熊英二、高賛侑、高秀美

 ウェブ上で連載されていた在日二世へのインタビューの書籍化。元プロ野球選手の張本勲氏をはじめ、各界で活躍する在日二世50人の生い立ちから就職、結婚まで丁寧な聞き取りを行っている。 ある男性は、道………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年02月15日

ぼくらは地方で幸せを見つける―ソトコト流ローカル再生論[著]指出一正

ぼくらは地方で幸せを見つける―ソトコト流ローカル再生論[著]指出一正

 雑誌「ソトコト」の現編集長による地域論だ。「ロハス」という言葉を世に広めたことで知られる同誌だが、著者は3・11以降地方に足を運ぶ若者の存在に一貫して着目、雑誌の方針を転換させた。 本書には、………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年02月07日

ヤクザと憲法「暴排条例」は何を守るのか[著]東海テレビ取材班

ヤクザと憲法「暴排条例」は何を守るのか[著]東海テレビ取材班

 取材を始める際、「ヤクザの存在を肯定しませんよ」と念を押すテレビ局員に、「私もないほうがいいと思います」と親分が答える。 本書は、大阪の組事務所を半年間撮影した同名映画の舞台裏ノンフィクション………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年02月07日

吉行淳之介―抽象の閃き [著]加藤宗哉

吉行淳之介―抽象の閃き [著]加藤宗哉

 女嫌いの女好き、冷たいニヒリスト、繊細で懐疑的、研ぎ澄まされた文章、娼婦と性の文学……。作家吉行淳之介に対する読者のイメージは様々だ。本書は、吉行の「人と作品」を丹念にひもといたもので、読者の………[もっと読む]

[文]村上玄一 [掲載]2017年02月07日

消えゆく沖縄ー移住生活20年の光と影[著]仲村清司

消えゆく沖縄ー移住生活20年の光と影[著]仲村清司

 著者は沖縄出身の両親を持ち、大阪で生まれ育った。2000年代初頭の沖縄ブームの火付け役と呼ばれたが、移住20年を迎えた今、「沖縄を離れたい」と言って憚らない。 観光立県を掲げながら本土以上に再………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年01月31日

地方創生大全 [著]木下斉

地方創生大全 [著]木下斉

 ゆるキャラやプレミアム商品券など、注目を集める施策の現実はどうか。本当に有効な地方創生とは。法人を設立し、東京・早稲田の商店街や熊本市でまちづくりを進めてきた著者が、処方箋を書いた。 地域の中………[もっと読む]

[文]内山菜生子 [掲載]2017年01月31日

幼年の色、人生の色 [著]長田弘

幼年の色、人生の色 [著]長田弘

 2年前に75歳で永眠した詩人が、みずから晩年に編んだ自選エッセイ集。 冒頭に表題作が置かれる。過ぎゆく時間は感情を消し去るが、自分を包んでいた時間の色合いは、時とともに自身の人生の色として鮮や………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年01月31日

読書と日本人 [著]津野海太郎

読書と日本人 [著]津野海太郎

 電車に乗れば、誰もが無言でスマホ──本離れを肌身で感じる今の時代にあって、「読書」という行為が生まれた背景を丁寧に解説した一冊。 古代、読み書きは男性の専有物だった。本が女性に解放され、「黙読………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年01月24日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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