話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

吉行淳之介―抽象の閃き [著]加藤宗哉

吉行淳之介―抽象の閃き [著]加藤宗哉

 女嫌いの女好き、冷たいニヒリスト、繊細で懐疑的、研ぎ澄まされた文章、娼婦と性の文学……。作家吉行淳之介に対する読者のイメージは様々だ。本書は、吉行の「人と作品」を丹念にひもといたもので、読者の………[もっと読む]

[文]村上玄一 [掲載]2017年02月07日

消えゆく沖縄ー移住生活20年の光と影[著]仲村清司

消えゆく沖縄ー移住生活20年の光と影[著]仲村清司

 著者は沖縄出身の両親を持ち、大阪で生まれ育った。2000年代初頭の沖縄ブームの火付け役と呼ばれたが、移住20年を迎えた今、「沖縄を離れたい」と言って憚らない。 観光立県を掲げながら本土以上に再………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年01月31日

地方創生大全 [著]木下斉

地方創生大全 [著]木下斉

 ゆるキャラやプレミアム商品券など、注目を集める施策の現実はどうか。本当に有効な地方創生とは。法人を設立し、東京・早稲田の商店街や熊本市でまちづくりを進めてきた著者が、処方箋を書いた。 地域の中………[もっと読む]

[文]内山菜生子 [掲載]2017年01月31日

幼年の色、人生の色 [著]長田弘

幼年の色、人生の色 [著]長田弘

 2年前に75歳で永眠した詩人が、みずから晩年に編んだ自選エッセイ集。 冒頭に表題作が置かれる。過ぎゆく時間は感情を消し去るが、自分を包んでいた時間の色合いは、時とともに自身の人生の色として鮮や………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年01月31日

読書と日本人 [著]津野海太郎

読書と日本人 [著]津野海太郎

 電車に乗れば、誰もが無言でスマホ──本離れを肌身で感じる今の時代にあって、「読書」という行為が生まれた背景を丁寧に解説した一冊。 古代、読み書きは男性の専有物だった。本が女性に解放され、「黙読………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年01月24日

おばちゃんたちのいるところ―Where The Wild Ladies Are [著]松田青子

おばちゃんたちのいるところ―Where The Wild Ladies Are [著]松田青子

 霊的な存在がいきいきと描かれた短編小説集。現代の日常にふと幽霊があらわれたら?というちょっと不思議な世界が17の連作短編をとおして展開される。「牡丹柄の灯籠」はリストラに遭い、家に籠もっていた………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年01月24日

紀州のドン・ファン―美女4000人に30億円を貢いだ男 [著]野崎幸助

紀州のドン・ファン―美女4000人に30億円を貢いだ男 [著]野崎幸助

 「たくさんの美しい女性と交際したい」という願いだけを胸に、大金を稼いできた実業家の男性の手記だ。 75歳の著者は和歌山県田辺市に生まれ、裸一貫から、避妊具を売って回る行商をきっかけに財をなした………[もっと読む]

[文]上田耕司 [掲載]2017年01月24日

氷の轍 [著]桜木紫乃

氷の轍 [著]桜木紫乃

 北海道釧路市の海岸で男性の死体が発見された。被害者は青森市出身の元タクシー乗務員。80歳で生涯独身、身寄りなし。主人公である道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、定年間近の先輩刑事・片桐と捜………[もっと読む]

[文]相原透 [掲載]2017年01月17日

ザ、コラム―2006-2014 [著]小田嶋隆

ザ、コラム―2006-2014 [著]小田嶋隆

 自称ひきこもり系コラムニスト小田嶋隆氏の自選コラム集。2006年から14年までの時事問題をするどく読み解いている。 話題はスポーツから皇室までと幅広い。「嫁いびりとしてのドルジ包囲網」では世間………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年01月17日

緋の舟―往復書簡 [著]志村ふくみ・若松英輔

緋の舟―往復書簡 [著]志村ふくみ・若松英輔

 染織家と批評家がおよそ1年半の間に交わした24通の書簡集。巻末に二人の対談と、手紙に紡がれたそれぞれの思索の手がかりとなる引用文集を収める。 志村はパリのロダン美術館で、「私は霊感などありませ………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年01月17日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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