閉所恐怖症のため飛行機に乗れず海外経験がないまま、大学で留学生を相手に英語で授業をする羽目になった……そんな著者が教える英語上達法だ。
簡単な英単語だけ使い、短文に区切って話す。よく使われるフレーズは繰り返し発音して、口の筋肉に慣れさせる。頭で覚えるのではなく、感覚で身につけろ。正確でなくてもいいから、自信をもって明るく大きな声で。著者が編み出したこの「リハビリテーション・メソッド」は、誰でもすぐに実践できる現実的なものだという。
約6千人の学生のうち、半数近くが留学生だという立命館アジア太平洋大学(大分県別府市)で、国際経営学部長を務める。当初は準備した英語を暗記して授業に臨んだが、留学生からは次々と質問攻めにあう。文法的に誤っていても自分の言葉で答えた方が学生の評価がいいことに気づくうちに、メソッドにたどり着いた。その体験が詰まった1冊だ。




