暮らしのお役立ち

南三陸町からの手紙 [著]加藤秀視、野寺治孝

2012年04月04日

 消防士、高校生、主婦——。宮城県南三陸町で「3・11」を体験した住民22人が震災後の思いをつづった。
 33歳の漁師が書く。「充分がんばってる! それでもがれきが減らない」。前向きな言葉ばかりが並ぶわけではない。だが、被災地からの言葉には、未来へ歩み出そうとする思いが宿る。写真家の野寺治孝(はるたか)さんが撮影した被災地の人たちの表情も明るく優しい。
 震災2日後から、被災地で支援を続ける社会起業家の加藤秀視さんが監修。「100年残せる上質な本を」との思いをくんだ創業85年の製本会社が初めて出版を手がけた。本のカバーに粋な仕掛けが隠れている。
    ◇
栄久堂、税抜き1600円

関連記事

ページトップへ戻る