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放射能に克つ農の営み [編著]菅野正寿・長谷川浩

2012年08月21日

 東京電力福島第一原発事故による放射性物質汚染に、人々はどう立ち向かったのか。福島県各地の農業者とそれを取り巻く流通、消費者、研究者の発生直後から1年間の動きを報告する本。
 二本松市東和地区と須賀川市では、農業者自身で農地と農産物を測定して現状を把握していった。避難を強いられた南相馬市の農業者。原発から離れた会津地方の苦悩。首都圏で農産物の直接販売を始めた農業者と首都圏のボランティアの取り組みも紹介。予想より大幅に低かった農産物への放射性物質の移行状況と分析、今後の対策についても研究者が考察している。耕し続けながら復興へ歩む道を訴えかける内容だ。
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コモンズ、税抜き1900円

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