ぼくが百姓になった理由 [著]浅見彰宏

2012年12月22日

 筆者は東京での会社員生活をやめて、16年前に福島県喜多方市の山間部へ移住。現在は有機農法で米と野菜をつくり、冬は酒蔵で働く。東京の若者が農業を学び、周囲の信頼を得て村人になっていくまでの歩みを一冊にした。
 江戸時代から続く水路を守るため、水路にたまった落ち葉や泥をかき出す春の作業にボランティアを迎え入れる仕組みを発案。原発事故に苦悩しながらも、地域づくりに関わる。自立して暮らしを継続できる山間地の姿と、それには多くの人とのつながりが必要だとする視点は、日本のあり方も問い直す。
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 コモンズ刊、税抜き1900円

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