いのちのつながり 壊さないで

2017年04月29日

■「いろいろいっぱい ちきゅうのさまざまないきもの」

 都会に暮らしていると、この地球は人間が治めているという錯覚に陥ってしまう。でも、実際は違う。この惑星には数え切れないほど多様な生き物が暮らしていて、それぞれがたがいにつながって一つの美しい模様をつくっているのだ。だから、ある生き物が絶滅するということは、そこにつながっている生物にとっても問題だということ。人間もその美しい模様の一部なのだから、壊さないで大事にしていかないとね。シンプルな絵本だが、読み進むうちにそんなことが伝わってくる。なにより絵がすばらしいし、文字が大小二種類あるので、小さい子になら、大きい文字だけ読んであげてもいい。(翻訳家 さくまゆみこ)
 ★N・デイビス文、E・サットン絵、越智典子訳、ゴブリン書房、税抜き1500円、6歳から

いろいろいっぱい―ちきゅうのさまざまないきもの

著者:ニコラ デイビス、エミリー サットン、Nicola Davies、Emily Sutton、越智 典子
出版社:ゴブリン書房

表紙画像

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