子どもの本棚

「明日のひこうき雲」

2017年05月27日

 遊はうつを抱える母親と弟と3人暮らし。父親は単身赴任中。彼女を取り巻く環境は14歳には過酷だった。そんな中、キンちゃんという男の子を好きになり、恋と友情が生きる原動力となっていく。10代の子らしい感情の芽生えが彼女の見えるものを一変させていく様が本当にみずみずしく、生きる力の輝きがまぶしい一冊だ。(丸善丸の内本店児童書担当 兼森理恵)
 ★八束澄子著、ポプラ社、税抜き1400円、中学生以上

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