子どもの本棚

ハリケーン、どう生き延びた

2017年09月30日

■「ボトルクリーク絶体絶命」

 ハリケーンを体験したことがある作者でなければ書けないような臨場感あふれる迫力満点のサバイバル小説。災害に見舞われた時、どんな行動をとればいいのかを考えさせてくれる。13歳の少年・コートはリバーガイドをしている父親の仕事を手伝ううちに、危険から身を守る方法を学んでいた。ハリケーンがアラバマ州一帯を襲った9月のある日、近くに住む幼なじみのライザの妹・フランシーが犬と一緒に家からいなくなっていた。荒れ狂う嵐の中をコートはライザと共に探しまわるが、次から次と予測できないことが起こり、ピンチに陥ることに。気になる「ボトルクリーク」とは、ネイティブ・アメリカンの古代遺跡がある土塁のことをいう。(ちいさいおうち書店店長 越高一夫)
 ★W・キー著、橋本恵訳、あすなろ書房、税抜き1500円、中学生から

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