話題の新刊(週刊朝日)

歩くだけで不調が消える―歩行禅のすすめ [著]塩沼亮潤

2017年11月07日

 1968年生まれの著者は、奈良県の吉野山金峯山寺で出家得度し、99年に金峯山寺1300年の歴史で2人しか満行していない大峯千日回峰行を達成した大阿闍梨である。大峯千日回峰行とは、48キロの険しい山中を1日16時間かけて歩き、それを千日間続けるという命がけの荒行だ。
 その荒行の果てに得た「人生の歩み方」についての悟りを、誰もが日常生活で実践できるプチ修行法として紹介。歩きながら「ありがとう」「ごめんなさい」を唱え、短時間の座禅を組んで自分と向き合うだけで、心の針を常にプラス方向にコントロールでき、無用な苦しみから解放されると説く。
 1日5分で効果が出る「心のエクササイズ」や、三日坊主で終わらせないための「続ける技術」についても助言。心身ともに健康に暮らす生活術も詰まっている。(大蓮凛)

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