「江戸本」プレミアム

【江戸本】天翔ける【EDO-BON premium 5】

2018年03月14日

「天翔ける」葉室麟

 文久3年(1863)。北陸の要・越前福井藩の家中は異様な緊迫感に包まれていた。京の尊攘派激徒を鎮めるべく、兵を挙げて上洛すべきか否か。重大な決断を迫られた前藩主・松平春嶽が思案をしている折、幕府の軍艦奉行並・勝海舟の使いが来ているとの報せがあった。使いは浪人体のむさくるしい男だという。名は、坂本龍馬。彼の依頼を即決した上で、上洛についての意見を聞いた春嶽は――。
 旧幕府にあって政権を担当し、新政府にあっても中枢の要職に就いた唯一の男、松平春嶽。薩摩藩主・島津斉彬、土佐藩主・山内容堂、宇和島藩主・伊達宗城と並び、幕末四賢侯の一人と言われた松平春嶽が目指したものとは? 日本を守るため、開国派も攘夷派も納得できる第三の道を模索し、激動の時代を駆け抜けた春嶽の生涯を描いた、著者渾身の本格歴史長編!

関連記事

ページトップへ戻る