売れてる本

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売れてる本

読書面に連載中。書店で売れている本、話題の本を、市川真人さん、武田砂鉄さん、佐々木俊尚さん、速水健朗さん、山口文憲さん、阿部嘉昭さん、瀧本哲史さんたちが取り上げ、評しています。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

SHOE DOG 靴にすべてを。 [著]フィル・ナイト

SHOE DOG 靴にすべてを。 [著]フィル・ナイト

■失敗と悔悟のリアリティー  年間3兆円以上の売り上げを誇る世界的なスポーツメーカー「ナイキ」の創業者が、1962年の設立から18年後に株式上場するまでを振り返っている。こう書くと、「ああ、よくある成功物語だね」と思う………[もっと読む]

[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2017年12月10日

ふたご [著]藤崎彩織

ふたご [著]藤崎彩織

■成長体験を共にしたふたり  ボーカルFukaseの少年性、ポップな旋律、社会批判的な歌詞で人気を博すSEKAI NO OWARI(以下「セカオワ」)。その紅一点のピアノ奏者Saoriこと藤崎彩織がバンド継続の苦難物語………[もっと読む]

[文]阿部嘉昭(評論家・北海道大学准教授) [掲載]2017年12月03日

人工知能と経済の未来 [著]井上智洋

人工知能と経済の未来 [著]井上智洋

■AIの不安拭う最低所得保障  人工知能(AI)を題に持つ本が多いのは、それだけ世が存在を気にし始めたからだ。将棋ソフト「ポナンザ」が10年の進化を経て現役名人に2連勝する今日に至り、コンピュータの処理性能の向上と再帰………[もっと読む]

[文]市川真人(批評家・早稲田大学准教授) [掲載]2017年11月26日

東大ナゾトレ [著]東京大学謎解き制作集団AnotherVision

東大ナゾトレ [著]東京大学謎解き制作集団AnotherVision

■ヒラメキだけで解く超難問  なるほど「脳トレ」+「ナゾ解き」で「ナゾトレ」とはテレビ界も考えたものである。つまり、高齢者にはこの番組は脳の老化防止になりますよとアピールし、子供にはさあキミも超難問に挑戦だとけしかける………[もっと読む]

[文]山口文憲(エッセイスト) [掲載]2017年11月19日

いのち愛しむ、人生キッチン [著]桧山タミ

いのち愛しむ、人生キッチン [著]桧山タミ

■新鮮な「当たり前」がいっぱい  私の祖母は、明治時代の終わりに生まれた。盛夏以外は着物に袖を通し、よく働く人だった。共働きだった両親にかわって家事全般をこなすのは祖母で、特に料理は、祖母の手によるところが大きく、私は………[もっと読む]

[文]小川糸(作家) [掲載]2017年11月12日

月たった2万円のふたりごはん [著]奥田けい

月たった2万円のふたりごはん [著]奥田けい

■愛の料理で胃袋わしづかみ  眞子さまの婚約者であらせられる小室圭さんが購入したことで話題になり、大ヒットしている料理本。もしやお姫様に月2万円の食生活をさせるおつもりでしょうか?と一部で物議をかもしていました。著者の………[もっと読む]

[文]辛酸なめ子(コラムニスト) [掲載]2017年11月05日

アナログ [著]ビートたけし

アナログ [著]ビートたけし

■デジタル時代に問う純愛  テレビでのビートたけしの魅力は、洞察力のある社会批評とともに、それを語るときの照れにある。これが彼の二重性の「動態」を作る。むろん漫才で培われたものだ。漫才の基本もフリ/オチの二拍子。二進法………[もっと読む]

[文]阿部嘉昭(評論家・北海道大学准教授) [掲載]2017年10月29日

孤独のすすめ―人生後半の生き方 [著]五木寛之

孤独のすすめ―人生後半の生き方 [著]五木寛之

■老いの現実、肯定的な言葉で  人生をシフトダウンせよ、孤独を楽しみ、気が滅入(めい)ったら、かみしめる様に回想せよ、そうすれば人とは愛すべき存在だとのあたたかな思いが心に戻ってくる……。  そんなメッセージが発せられ………[もっと読む]

[文]久田恵(ノンフィクション作家) [掲載]2017年10月22日

ふたりからひとり―ときをためる暮らし それから [著]つばた英子、つばたしゅういち

ふたりからひとり―ときをためる暮らし それから [著]つばた英子、つばたしゅういち

■流されずに、生活を見直す  三つ違いの夫婦、津端修一さんと英子さんの二人がほぼ80歳を過ぎてから出した本がどれも版を重ねている。菜園生活のすすめといった趣で、読むうちに二人の真似(まね)をしたくなった。  台所を大切………[もっと読む]

[文]最相葉月(ノンフィクションライター) [掲載]2017年10月15日

観応の擾乱 [著]亀田俊和

観応の擾乱 [著]亀田俊和

■図式化せず歴史を読み解く  観応の擾乱は、観応年間(1350〜52)にピークに達した初期室町幕府の内紛である。初代将軍・足利尊氏(たかうじ)の弟で政務を主導していた足利直義(ただよし)と、足利将軍家の執事(筆頭家老)………[もっと読む]

[文]呉座勇一(歴史学者) [掲載]2017年10月08日

往復書簡―初恋と不倫 [著]坂元裕二

往復書簡―初恋と不倫 [著]坂元裕二

■会話の不自然そのままに  いつの頃からか、会話に「オチ」が求められるようになった気がする。誰もがひな壇に並ぶお笑い芸人のように話す必要などないはずだが、話を落とすことを期待される。その風土の中で量産されるドラマは、設………[もっと読む]

[文]武田砂鉄(ライター) [掲載]2017年10月01日

SLEEP―最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 [著]ショーン・スティーブンソン

SLEEP―最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 [著]ショーン・スティーブンソン

■様々な論文もとに実用的提案  売れる実用書の条件は何か。  一つはその本の扱う問題が普遍的に関心が高く方法が容易なことだ。ダイエットや部屋片付けは骨董(こっとう)鑑定より売れる。手を回すだけで痩せる、ともかく行動しろ………[もっと読む]

[文]瀧本哲史(京都大学客員准教授) [掲載]2017年09月24日

未来の年表 [著]河合雅司

未来の年表 [著]河合雅司

■砕かれる楽観、明快な処方箋  少子高齢化社会で日本の人口は減っていく。今さら改めて言われなくても、日本人なら誰でも知っている話だ。とはいえ、そうは言っても何とかなるだろうと楽観的に考えている人も少なくないのではないか………[もっと読む]

[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2017年09月17日

ボクたちはみんな大人になれなかった [著]燃え殻

ボクたちはみんな大人になれなかった [著]燃え殻

■匿名でつむぐ記憶への共鳴  スマホで書かれた小説が評判だ。読了後、改めてオビでの各界有名人のコメントをみる。女優・吉岡里帆以外、全員が男。男こそ回想が好きで、泣き虫なんだな。文中にも「男は過去の自分に用がある、女は未………[もっと読む]

[文]阿部嘉昭(評論家・北海道大学准教授) [掲載]2017年09月10日

あるかしら書店 [著]ヨシタケシンスケ

あるかしら書店 [著]ヨシタケシンスケ

■本を読むって何なのかしら  不思議な書店を訪れたお客さんの「こんなのってあるかしら?」の求めに応じて、本にまつわるあれこれが飛び出す。  たとえば、月の光に反応して文字が浮き出る「月光本」。「バタ足入門の本」は読んだ………[もっと読む]

[文]辻村深月(作家) [掲載]2017年09月03日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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