著者に会いたい

著者に会いたい

著者に会いたい

読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年

肉弾 河﨑秋子さん

肉弾 河﨑秋子さん

■自然界での人間の立ち位置を探る  朝5時に起き、牛舎掃除、搾乳、羊の世話をする毎日。北海道の東、野付(のつけ)半島がある別海(べつかい)町で生まれ育ち、実家の牧場で羊を飼育、出荷している。昨年の最低気温は零下20度を………[もっと読む]

[文]真田香菜子 [掲載]2017年12月10日

遺言。 養老孟司さん

遺言。 養老孟司さん

■言っておきたい、「意識」は害にもなる  400万部を超えるベストセラー『バカの壁』も刺激的なタイトルだった。ご本人はいかにも血色はよさそうなのだが、今回は『遺言。』なのだという。  「いや何となくという感じですよ。い………[もっと読む]

[文]星賀亨弘 [掲載]2017年12月03日

西郷隆盛 維新150年目の真実 家近良樹さん

西郷隆盛 維新150年目の真実 家近良樹さん

■近現代史を学ぶ楽しさ伝えたい  幕末維新史を専門とし、無血開城・大政奉還の立役者である徳川慶喜や西郷隆盛の研究を続けてきた家近良樹さんは、自らを「歴史学では異端」と語る。本書は体調不良の観点からとらえた西郷の評伝の続………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2017年11月26日

熊野木遣節 宇江敏勝さん

熊野木遣節 宇江敏勝さん

■頑張って死ぬまでに長編小説を  紀伊半島の山深くで伐採した丸太を川で運ぶ。それを「狩川(かりかわ)」というそうだ。流れが細いうちは、底につかえたり岩に引っかかったりするのを1本ずつ、大勢の男たちが木遣(きや)り節で調………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2017年11月19日

街と山のあいだ 若菜晃子さん

街と山のあいだ 若菜晃子さん

■山を味わう喜び、静かにつづる  「人生に山があってよかった」  そんな言葉をそっと置いて、本は終わる。湿った土の匂いがし、落ち葉を踏む音が聞こえてくるような、自然に身を置く喜びが伝わってくる山のエッセー集だ。  大学………[もっと読む]

[文]真田香菜子 [掲載]2017年11月12日

大家さんと僕 矢部太郎さん

大家さんと僕 矢部太郎さん

■もはや家族のような日々を漫画に  この階段を上がった先の部屋を間借りして8年。木造2階建ての1階には88歳の大家さんが一人で暮らす。「ごきげんよう」とあいさつするおばあさん。帰宅して部屋の電気をつけると「おかえりなさ………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2017年11月05日

さよなら、田中さん 鈴木るりかさん

さよなら、田中さん 鈴木るりかさん

■キャラクターが勝手に動き出す  14歳の誕生日、この10月17日に作家デビューした。  小学4年、5年、6年と3年連続で小学館の「12歳の文学賞」で大賞を受賞し、審査員の作家あさのあつこさんから「鳥肌が立つような才能………[もっと読む]

[文]西秀治 [掲載]2017年10月29日

アメリカン・ウォー(上・下) オマル・エル=アッカドさん

アメリカン・ウォー(上・下) オマル・エル=アッカドさん

■紛争地の現実を未来小説に  日本語版の表紙は上巻が赤、下巻が青。大統領選の中継でよく見た、共和党の赤と民主党の青に分断されるアメリカを思い起こさせる。実際、温暖化が進み、化石燃料を禁止にしたい北部と反対する南部の州が………[もっと読む]

[文]星賀亨弘 [掲載]2017年10月22日

父の逸脱―ピアノレッスンという拷問 セリーヌ・ラファエルさん

父の逸脱―ピアノレッスンという拷問 セリーヌ・ラファエルさん

■虐待防止へ、壮絶な体験つづる セリーヌ・ラファエルさん  「私の子ども時代を一言で表すとすれば、『孤独と恐怖』です」  医師としてがん研究に打ち込む傍ら、仏政府の虐待防止計画にかかわる。充実した日々の陰には、壮絶な子………[もっと読む]

[文]岡崎明子 [掲載]2017年10月15日

久米宏です。―ニュースステーションはザ・ベストテンだった 久米宏さん

久米宏です。―ニュースステーションはザ・ベストテンだった 久米宏さん

■「誰もやっていない」貫いて半世紀  メディアに身を置いて半世紀。1985年から18年半続いたテレビ朝日「ニュースステーション」(Nステ)や、TBS「ザ・ベストテン」など、自身がかかわった人気番組の裏話をつづった。  ………[もっと読む]

[文]後藤洋平 [掲載]2017年10月08日

松本圭二セレクション―さらばボヘミヤン 松本圭二さん

松本圭二セレクション―さらばボヘミヤン 松本圭二さん

■身を切って生まれる、哀切な詩情  「ずっと地下活動」。過去をこう振り返る。3冊の詩集はいずれも自費出版。判型や組み方に趣向をこらし部数も数百ほど。2006年、4冊目の詩集『アストロノート』は萩原朔太郎賞を受け、注目を………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2017年10月01日

パパは脳研究者―子どもを育てる脳科学 池谷裕二さん

パパは脳研究者―子どもを育てる脳科学 池谷裕二さん

■思考力の発達をサポートする 池谷裕二さん  「育児も研究も楽しい」と笑う東京大学教授の池谷(いけがや)裕二さんは、複雑な脳のメカニズムを門外漢にもわかりやすく解き明かす。本書は長女の誕生から4歳の誕生日までを、自身の………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2017年09月24日

蒼のファンファーレ 古内一絵さん

蒼のファンファーレ 古内一絵さん

■弱い存在に心を寄せる「物語」を  地方競馬の19歳の女性騎手・芦原瑞穂が、たくましく成長していく物語。2014年刊行の『風の向こうへ駆け抜けろ』の続編だ。  「藻屑(もくず)の漂流先」とばかにされる廃業寸前の厩舎(き………[もっと読む]

[文]西秀治 [掲載]2017年09月17日

闘う文豪とナチス・ドイツ―トーマス・マンの亡命日記 池内紀さん

闘う文豪とナチス・ドイツ―トーマス・マンの亡命日記 池内紀さん

■強い精神力、ヨーロッパの底力  「姿のいい人でしょう」と、池内紀さんは本の帯にあるトーマス・マンの写真を指さした。端正で知的、威厳のある紳士。「こんな人の本を、小さい本でも1冊書きたいなと思ったんです」  20世紀を………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2017年09月10日

重版未定2―売れる本も編集したいと思っていますの巻 川崎昌平さん

重版未定2―売れる本も編集したいと思っていますの巻 川崎昌平さん

■守るため、地に足つけて変わるべき  「本なんて売れるわけ無いだろ」。無気力につぶやく主人公。ぱっとしない弱小出版社の編集者だ。返品された本を断裁工場へ運んだり、入稿間際に逃げた著者の代理で執筆する羽目になったり。刊行………[もっと読む]

[文]真田香菜子 [掲載]2017年09月03日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る