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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

天地創造デザイン部(1) [原作]蛇蔵&鈴木ツタ [作画]たら子

天地創造デザイン部(1) [原作]蛇蔵&鈴木ツタ [作画]たら子

■“生き物”をつくる個性的な人々  地球上の生物のなかには「誰かの想像の産物?」と疑いたくなる奇妙な姿や生態のものがいる。冷静になってみるとメジャーどころのキリンだって相当エッジのきいたデザインだし、ナマコにいたっては………[もっと読む]

[文]山脇麻生 [掲載]2017年12月10日

ルーヴルの猫(上・下) [作]松本大洋

ルーヴルの猫(上・下) [作]松本大洋

■美術館の絵の中に消えた少女を探して  世界の気鋭作家たちがルーヴル美術館を題材にしたマンガを描く企画が進行中だ。本作もその一環。日本からは荒木飛呂彦、谷口ジローに続いて松本大洋の登場である。  ルーヴルでガイドとして………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年12月03日

流香魔魅の杞憂(1) [作]奥瀬サキ

流香魔魅の杞憂(1) [作]奥瀬サキ

■「口寄せ」の謎解き、無常の風ほろ苦く  ページをめくると、鮮やかな黒の引き立つ画面に、まず目を奪われた。不思議なムードの中に、静かな深みを感じさせる。  主人公はいわゆる「口寄せ」。死者の残した痕跡や遺留品などから彼………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年11月19日

ポテン・ヒット・ガール(1) [作]丸顔めめ

ポテン・ヒット・ガール(1) [作]丸顔めめ

■「ベイスターズ女子」の熱い日常  日本シリーズでの横浜DeNAべイスターズの健闘ぶりは素晴らしかった。阪神ファンの私は純粋に試合を楽しんだが、横浜ファンは興奮と落胆で大忙しだっただろう。  本作の主人公がまさにそれだ………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年11月12日

仕掛人 藤枝梅安(1) [漫画]武村勇治 [原作]池波正太郎

仕掛人 藤枝梅安(1) [漫画]武村勇治 [原作]池波正太郎

■新生版、ドラマチックなコマ割り  かつて何度も映像化され、さいとう・たかをがコミック化した池波正太郎の同名傑作の新生版だ。梅安(ばいあん)は品川台町に居を構える鍼(はり)の名医だが、それは表の顔で、金で殺しを請け負う………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2017年11月05日

差配さん [作]塩川桐子

差配さん [作]塩川桐子

■江戸の人情(ニャン情?)噺にほっこり  舞台は江戸の街。浮世絵さながらの美女が「一緒になりたい人がいるから」と、おさな子を「差配さん」と呼ばれる面倒見のいいおやっさんに預け、そのまま立ち去る。薄情な母親もあったものだ………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年10月22日

妖怪ギガ [作]佐藤さつき

妖怪ギガ [作]佐藤さつき

■人間を映す鏡、ユーモラスに  直球勝負の「妖怪まんが」が登場した。毎回短いページ数で、いろいろな妖怪をとりあげ、ちょっと不気味だがユーモラスなタッチで、そのたたずまいが描かれる。  妖怪ものというと、娯楽作品として盛………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年10月15日

カフェでカフィを [作]ヨコイエミ

カフェでカフィを [作]ヨコイエミ

■鮮やかに切り取る日常のひとコマ  一読して、あまりの巧みさに唸(うな)った。おしゃれなカフェの3組の客を、それぞれの視点で描いた連作に始まり、全16編収録のオムニバス。  会社の給湯室、街角の自販機、昭和すぎる喫茶店………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年10月08日

血の轍(1) [作]押見修造

血の轍(1) [作]押見修造

■偽りの安定? 毒親の不穏な空気  底にガスでも溜(た)まっているのか、穏やかな池の水面に不気味な泡がわき、弾けては消えてゆく……本作を読んでいて、偽りの安定をビジュアル化した光景がふと浮かんだ。  子離れしていない母………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2017年10月01日

僕はまだ野球を知らない(1) [作]西餅

僕はまだ野球を知らない(1) [作]西餅

■データオタクが弱小チームの監督に  大の野球好きだけど運動オンチな物理教師が弱小野球部の監督に。セイバーメトリクス(統計学的分析で選手を評価し戦略を立てる手法)とハイテク機器を駆使してチームを強化、甲子園をめざす。 ………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年09月17日

タイニードライブ(1) [作]大石まさる

タイニードライブ(1) [作]大石まさる

■姉妹の日常、スカッと爽快に  スピーディーな切れ味の4コマ風ギャグ作品。スカッと爽快感がありながら、作り込みがとんでもなく細かく、味わいも深い。2人暮らしの姉妹を主人公に、にぎやかで、楽しくて、ちょっと不思議な日々が………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年09月10日

五佰年BOX(1) [作]宮尾行巳

五佰年BOX(1) [作]宮尾行巳

■箱のフタをあけると中世の人々が  織田信長似の高校生やフレンチのシェフが戦国時代へ、脳外科医が幕末へ……など、タイムスリップ頻発の昨今。本作も同系統ではあるが、ひと味違う趣向を凝らす。  主人公の青年が蔵から怪しい木………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年09月03日

昴とスーさん(1) [作]高橋那津子

昴とスーさん(1) [作]高橋那津子

■秘密を持つカップルの愛と強さ  しっかり者の昴(すばる)とちょっぴりそそっかしい澪(みお)。一見、姉弟に見える年の離れた同棲(どうせい)カップルだが、何かおかしい。なぜ2人は他の住人の前で姉弟のフリをするのか? なぜ………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2017年08月20日

へんなものみっけ!(1) [作]早良朋

へんなものみっけ!(1) [作]早良朋

■“好き”を極める、研究者の奇妙な生態  ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(川上和人/新潮社)を読んだ人にはこの本もおすすめ。ってどこかの通販サイトみたいだが、研究者の奇妙な生態を描き、調査研………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2017年08月13日

凪のお暇(1) [作]コナリミサト

凪のお暇(1) [作]コナリミサト

■断捨離しきれないもの、軽妙に  ストレスの多い職場。うまく立ち回れない自分。すっぱりと辞めてしまったら、どんなに気持ちがいいだろう。  窒息しそうな苦しい人間関係に音を上げ、ついに会社を辞めたアラサー女子が、自分の生………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2017年08月06日

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