話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

FAKEな平成史 [著]森達也

FAKEな平成史 [著]森達也

 ドキュメンタリー映画「FAKE」の監督・森達也が同時代人とともに、“平成”という時代を振り返る。対談相手はテレビプロデューサー、ジャーナリストなどさまざまだが、皆、自らの視点で時代と対峙してきた人々だ。  オウム地下鉄………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年10月10日

カストロの尻 [著]金井美恵子

カストロの尻 [著]金井美恵子

「あとがきにかえて」によると、本書は2本のエッセイに挟まれた9編の小説で構成されている。その説明がなければ、読者には批評なのか物語なのかよく解らない。書きたいことを自由奔放に書いているといった印象だ。  表題の「カストロ………[もっと読む]

[文]村上玄一 [掲載]2017年10月10日

カンボジア孤児院ビジネス [著]岩下明日香

カンボジア孤児院ビジネス [著]岩下明日香

 東南アジアのカンボジアでは、子どもたちに「孤児」を演じさせ、外国人観光客やボランティアから寄付金や奉仕労働を引き出すビジネスが存在している。ルポライターの著者は、NPOなどが主催するスタディーツアーに参加し、その実態を………[もっと読む]

[文]若林良 [掲載]2017年10月10日

笑福亭鶴瓶論 [著]戸部田誠(てれびのスキマ)

笑福亭鶴瓶論 [著]戸部田誠(てれびのスキマ)

 「鶴瓶」の知られざる逸話が次々紹介される。彼の口述本を企画したものの固辞されたため、膨大な過去記事や発言を総ざらいして仕上げた。こうした「まとめ本」は既読感ゆえに途中で飽きてくるものだが、どんどん引き込まれる。  冒頭………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年10月03日

なごやじまん [著]大竹敏之

なごやじまん [著]大竹敏之

 「魅力のない街ワースト1」という不名誉なレッテルが貼られてしまった名古屋。当の名古屋市が昨年、全国主要8都市を対象に行ったアンケート調査の結果だけに、自ら墓穴を掘ったも同然だった。  それに便乗する形で週刊誌の報道が追………[もっと読む]

[文]亀井洋志 [掲載]2017年10月03日

クウェート王室付きの元教師が見つけた―日本だから感じる88の幸せ [著]石黒マリーローズ

クウェート王室付きの元教師が見つけた―日本だから感じる88の幸せ [著]石黒マリーローズ

 レバノン出身でクウェート王室付きの教師という経歴をもつ著者が、日本人と結婚し、日本の大学で長年教鞭をとってきた中で感じた、日本で感動した88の「幸せ」。  弁当箱の中の整然とした美、エレベーターガールの上品な接客、「あ………[もっと読む]

[文]太田サトル [掲載]2017年10月03日

うなぎ女子 [著]加藤元

うなぎ女子 [著]加藤元

 うなぎはなぜこんなに愛されるのか。それは「潔さ」ゆえだ、と本書を読んで思った。うなぎを食す。それは目の前のお重と向き合う一本勝負。大きな節目に大切な人と食べる意味がそこにあるのではないか。  というのも、この短編集に登………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年09月26日

水を石油に変える人―山本五十六、不覚の一瞬 [著]山本一生

水を石油に変える人―山本五十六、不覚の一瞬 [著]山本一生

「そんな馬鹿な」と叫びたくなるタイトルだ。水は石油に変わるわけがないのだが、第2次世界大戦が始まる直前、海軍の中枢をも巻き込み、幾度も実験が繰り返されていたというから驚きだ。  騒動の中心にいたのは、かつて「藁から真綿を………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年09月26日

「ポスト真実」の時代 [著]津田大介、日比嘉高

「ポスト真実」の時代 [著]津田大介、日比嘉高

 ポスト真実(postーtruth)とは、事実が軽視され、嘘がまかり通る政治やメディアの状況を表す新語だ。イギリスのオックスフォード英語辞書が2016年の言葉に選んだことで世界的に広まった。  本書はこの流行語を手がかり………[もっと読む]

[文]亀松太郎 [掲載]2017年09月26日

往復書簡―初恋と不倫 [著]坂元裕二

往復書簡―初恋と不倫 [著]坂元裕二

「カルテット」「Mother」「最高の離婚」など、人気ドラマの脚本家・坂元裕二が、過去に手がけた2作の朗読劇の書籍化。  収載の2編とも、2人の登場人物の会話(メールのやり取り)だけで進められる会話劇で、いわゆるト書きは………[もっと読む]

[文]太田サトル [掲載]2017年09月19日

虹色のチョーク―働く幸せを実現した町工場の奇跡 [著]小松成美

虹色のチョーク―働く幸せを実現した町工場の奇跡 [著]小松成美

 社員の7割が知的障がい者である川崎市内のチョーク製造会社「日本理化学工業」の、福祉への取り組みと経営姿勢に迫ったノンフィクション作品。3年半にわたる取材をもとに“日本でいちばん大切にしたい会社”と呼ばれる理由や、障がい………[もっと読む]

[文]相原透 [掲載]2017年09月19日

子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から [著]ブレイディみかこ

子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から [著]ブレイディみかこ

 英国・ブライトンに20年以上住む著者が、保育士として関わった、「全国最悪の水準」にある託児所での見聞録。  最下層の子どもたちに未来をと一人の女性がつくった託児所で、かつては白人の最下層とインテリ・ヒッピー、それに移民………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年09月19日

カリスマ解説員の楽しい星空入門 [著]永田美絵 [写真]八板康麿 [星座絵]矢吹浩

カリスマ解説員の楽しい星空入門 [著]永田美絵 [写真]八板康麿 [星座絵]矢吹浩

 夏から秋にかけて夜空を見あげる機会が増える気がする。夜風にあたりながら、あるいは旅の宿で窓辺にもたれて。ゆったりとした気持ちで星を眺めるのは格別だ。  本書は、星を眺める時間を更に豊かにしてくれるかもしれない。プラネタ………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年09月12日

石つぶて―警視庁 二課刑事の残したもの [著]清武英利

石つぶて―警視庁 二課刑事の残したもの [著]清武英利

 外務省の役人が機密費を着服、私的流用していた事件を覚えているだろうか。供述によると、詐取した額は5億円以上。競走馬やマンションの購入、愛人へのプレゼント代などに消えた。  2001年に起きた大事件。捜査二課の4人の刑事………[もっと読む]

[文]大川恵実 [掲載]2017年09月12日

ほとんど見えない [著]マーク・ストランド [訳]森邦夫

ほとんど見えない [著]マーク・ストランド [訳]森邦夫

「アメリカ桂冠詩人」の称号を与えられた著者による散文集。収められている47篇のほとんどが1ページに満たない短い作品だ。だが、ある夫婦の会話やイメージの描写、著者自身の独白のような文章など、一つひとつに短編小説のような内容………[もっと読む]

[文]後藤明日香 [掲載]2017年09月12日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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