話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

フォークソングの東京―聖地巡礼 1968ー1985 [著]金澤信幸

フォークソングの東京―聖地巡礼 1968ー1985 [著]金澤信幸

 1960年代後半からのフォーク全盛時代、東京ではミュージシャンたちが出会い、刺激しあい、名曲が生まれた。後世に語り継がれるようなライブが多く開かれた。いまその「聖地」を歩く読者が、当時の空気感を追体験できるようにガイド………[もっと読む]

[文]中島鉄郎 [掲載]2018年05月15日

時代を語る 林忠彦の仕事 [著]林忠彦

時代を語る 林忠彦の仕事 [著]林忠彦

 表紙には銀座のバー「ルパン」で脚を組む太宰治の有名な写真。バーで偶然出会った林忠彦は太宰を撮ろうと便所のドアを開け、便器にまたがりながら夢中で撮影したという。  本書は太宰や織田作之助、坂口安吾など無頼派作家の写真で知………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2018年05月15日

幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ! [著]岩楯幸雄

幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ! [著]岩楯幸雄

「お金の余裕はありませんけど、不幸ではないのです」。東京・代々木上原駅前にあった本屋の店主による記録だ。  狭い店舗ながらも、お薦めの新刊は常時2冊ずつ棚差し。これが店主の最大限のアピールだ。取次会社が書店の仕入れ用に開………[もっと読む]

[文]朝山 実 [掲載]2018年05月15日

評価の経済学 [著]デビッド・ウォーラー、ルパート・ヤンガー

評価の経済学 [著]デビッド・ウォーラー、ルパート・ヤンガー

 意識することは少ないが、我々は日々、他者から評価を受け続けている。評価から逃れることはできない。本書はどのように振る舞えば、良い評価を獲得できるのか、維持できるのかについて論じている。  重要なのはどのような評価を、何………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2018年05月08日

私の夢まで、会いに来てくれた―東北学院大学震災の記録プロジェクト 金菱清(ゼミナール)編

私の夢まで、会いに来てくれた―東北学院大学震災の記録プロジェクト 金菱清(ゼミナール)編

 社会学者・金菱清がゼミ生とともに、東日本大震災で身近な存在を亡くした人々の夢を記録した。  夢の中で死者たちは、死に際の様子を教えたり、悲しみにふけってばかりいる家族を励ましたり活を入れたりする。夢には震災前の何気ない………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2018年05月08日

ありがとうって言えたなら [著]瀧波ユカリ

ありがとうって言えたなら [著]瀧波ユカリ

 緩和ケア病棟に入院した母を見舞うと、母は「いかにも病人みたいな接し方するな」とイライラMAX。感動ドラマとは大違いの「看取り」の日々を描いた漫画エッセイだ。  母から漫画家の次女に電話があり「お父さんと一緒に入りたくな………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2018年05月08日

源氏物語の教え―もし紫式部があなたの家庭教師だったら [著]大塚ひかり

源氏物語の教え―もし紫式部があなたの家庭教師だったら [著]大塚ひかり

 紫式部は『源氏物語』を「実用書」として作った。そう主張する本書は、紫式部がいかに自己啓発の手法や教育論、教訓を詰め込んで『源氏物語』をヒットさせたかを述べる。  古典を題材としたエッセイを手がける著者は、「紫式部は宮中………[もっと読む]

[文]三宅香帆 [掲載]2018年04月24日

鬼才伝説ー私の将棋風雲録 [著]加藤一二三

鬼才伝説ー私の将棋風雲録 [著]加藤一二三

 一昨年、デビューするや快進撃を続けた藤井聡太六段の登場でかつてないほど将棋界に注目が集まっている。空前のブームを後押ししたひとりがテレビCMやバラエティー番組に大忙しの「ひふみん」こと著者だ。  本書では升田幸三、大山………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2018年04月24日

野蛮なアリスさん [著]ファン・ジョンウン [訳]斎藤真理子

野蛮なアリスさん [著]ファン・ジョンウン [訳]斎藤真理子

 日常に潜む破綻をしたたかに描いた『誰でもない』で話題となった作家の長編小説。著者は、現実と虚構を入り交じらせ、日常と非日常の境界を揺さぶる作風で定評を得ている。  女装ホームレスのアリシアが少年時代を過ごした街コモリに………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2018年04月24日

真実 [著]梶芽衣子

真実 [著]梶芽衣子

 強い眼差しのモノクロームのカバー写真は、80年代に撮られたオフショットの一枚だという。  映画「女囚さそり」で、セリフを発しなかった真意。かつての交際相手と交わした固い約束を守り続けた独身の生涯。女優・梶芽衣子が自ら記………[もっと読む]

[文]太田サトル [掲載]2018年04月17日

私小説 [著]市川拓司

私小説 [著]市川拓司

 数々の恋愛小説を生み出している著者は、2016年に刊行した『ぼくが発達障害だからできたこと』で自身について幼少期からの記憶をたどり考察した。今作はその「副読本」として、著者の一日の過ごし方を私小説と銘打ち描き出す。  ………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2018年04月17日

父・横山やすし伝説 [著]木村一八

父・横山やすし伝説 [著]木村一八

 天才漫才師と呼ばれながら、51歳で死去した横山やすし。豪快で無頼、酒好きのイメージがあるが、息子である著者の目に映った父は、根暗で酒に弱く、寂しがり屋。日々、必死に「横山やすし」を演じる姿だった。  とはいえ、「らしさ………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2018年04月17日

社畜上等!―会社で楽しく生きるには [著]常見陽平

社畜上等!―会社で楽しく生きるには [著]常見陽平

 長年「働き方」というテーマに取り組んできた著者が、会社とうまく付き合うためのヒントを教えてくれる。  目標は楽しく働くこと。著者はまず、会社とは何かを捉え直し、自分を見つめ直すことを勧める。そうすると、新しい見方を発見………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2018年04月10日

上を向いてアルコール―「元アル中」コラムニストの告白 [著]小田嶋隆

上を向いてアルコール―「元アル中」コラムニストの告白 [著]小田嶋隆

「四〇で酒乱、五〇で人格崩壊、六〇で死にますよ」と医者から宣告を受けた著者は39歳から20年間断酒を続ける。なぜアルコール依存症になったのか、酒をやめるとはどういうことか。依存症からの生還を抱腹絶倒のエピソードを交えなが………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2018年04月10日

水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子

水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子

「平成のプロレタリア作家」による短篇集。表題作は、イジメの対象にされそうな名前の少女を主人公にするところからして、挑戦的な作品だ。  母は宗教にハマり、父は愛人をこしらえて家を出た。入学間もない高校を中退し、大きな洗剤工………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2018年04月10日

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