売れてる本

売れてる本

売れてる本

読書面に連載中。書店で売れている本、話題の本を、市川真人さん、武田砂鉄さん、佐々木俊尚さん、速水健朗さん、山口文憲さん、阿部嘉昭さん、瀧本哲史さんたちが取り上げ、評しています。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

夜の床屋 [著]沢村浩輔

夜の床屋 [著]沢村浩輔

■予想外の壮大な展開に脱帽  山道に迷い、無人駅に一泊することにした2人の青年。深夜に駅近くの理髪店に明かりがともるのを見て、不思議に思った彼らが店を訪ねると——第4回ミステリーズ!新人賞受賞作を巻頭に置いた連作ミステ………[もっと読む]

[文]瀧井朝世(ライター) [掲載]2015年02月15日

ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法 [著]エリカ

ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法 [著]エリカ

■努力しない「セルフヘルプ」  著者はニューヨークでも活躍するアパレル女性起業家。ニューヨークでの生活を綴(つづ)ったブログの著者でもある。ビジネスの成功者による「ニューヨーク」流仕事術を期待して読んでみたらどうも様子………[もっと読む]

[文]速水健朗(フリーライター) [掲載]2015年02月08日

マップス—新・世界図絵 [作・絵]A・ミジェリンスカ、D・ミジェリンスキ

マップス—新・世界図絵 [作・絵]A・ミジェリンスカ、D・ミジェリンスキ

■「幸せな世界」で多くの発見  ポーランドの絵本作家夫妻が、まる3年をかけて世界の国々を地図とイラストにまとめた大判の本。巨大なサイズと分量でこの価格というのは、かなりお買い得な感じもある。  さまざまな発見がある。な………[もっと読む]

[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2015年02月01日

昆虫はすごい [著]丸山宗利

昆虫はすごい [著]丸山宗利

■「イヤ気」か自然の驚異か  「ジャポニカ学習帳」の表紙から消えたことでも分かるように昨今昆虫は人気がない。キライだイヤだという人が多いからむしろ「イヤ気がある」と言ったほうがいいのかもしれない。  本書を読むと、その………[もっと読む]

[文]鈴木繁(本社編集委員) [掲載]2015年01月25日

沈みゆく大国 アメリカ [著]堤未果

沈みゆく大国 アメリカ [著]堤未果

■賛否わかれる「オバマケア」  オバマ大統領の悲願だったアメリカの国民皆保険制度、通称「オバマケア」が施行されて約1年が過ぎようとしている。アメリカは医療後進国だ。高額な医療費や保険料のため、国民の6人に1人が医療保険………[もっと読む]

[文]斎藤環(精神科医) [掲載]2015年01月18日

その女アレックス [著]ピエール・ルメートル

その女アレックス [著]ピエール・ルメートル

■好奇心を煽る予想外の展開  昨年発表の「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「このミステリーがすごい!」それぞれの海外部門、「IN☆POCKET」の「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で第1位を獲得。………[もっと読む]

[文]瀧井朝世(ライター) [掲載]2015年01月11日

33年後のなんとなく、クリスタル [著]田中康夫

33年後のなんとなく、クリスタル [著]田中康夫

■キラキラしてはいられない  『なんとなく、クリスタル』(なんクリ)が刊行されたのは81年。海外ブランドに囲まれた女子大生・由利のリッチな消費生活を描き社会現象となった小説の33年ぶりの続編は、かつての登場人物たちが3………[もっと読む]

[文]速水健朗(フリーライター) [掲載]2014年12月28日

億男 [著]川村元気

億男 [著]川村元気

■お金と幸せの難しい関係  お金って結局のところ、私たちにとって何なのか? ということを、本書は小説の形で問いかけている。弟の借金を肩代わりし、妻子には逃げられてしまい、昼夜働く地道で平凡な主人公にある日、宝くじで当た………[もっと読む]

[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2014年12月21日

フランス人は10着しか服を持たない―パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣 [著]ジェニファー・L・スコット

フランス人は10着しか服を持たない―パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣 [著]ジェニファー・L・スコット

■米国人が共感する「シック」  毎週末、新聞チラシをチェックしては「日曜限定ラムウールセーター1290円! 安い」といそいそ買いに行き、似たような服で衣装棚をぎゅうぎゅうにしている人はいませんか。  本書によれば、基本………[もっと読む]

[文]鈴木繁(本社編集委員) [掲載]2014年12月14日

紙の月 [著]角田光代

紙の月 [著]角田光代

■ヒロイン動かす欲望の正体  2012年に出版された本作を原作とする映画が、14年11月に公開された。映画の好評もあって、文庫版となった本書は再びベストセラーに返り咲いた。勤務先の銀行から不倫相手に貢ぐために1億円を横………[もっと読む]

[文]斎藤環(精神科医) [掲載]2014年12月07日

最後のトリック [著]深水黎一郎

最後のトリック [著]深水黎一郎

■「読者が犯人」のミステリー  オビの惹句(じゃっく)は「読者全員が犯人」。一行でも読めば、あなたも共犯者になるという。絶対不可能と思われる仕掛けに、果敢に挑んだミステリー作品である。  スランプに悩む作家のもとに「『………[もっと読む]

[文]瀧井朝世(ライター) [掲載]2014年11月30日

ホット・ゾーン 「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々 [著]リチャード・プレストン

ホット・ゾーン 「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々 [著]リチャード・プレストン

■今もなお去っていない危機  本書が最初に刊行されたのは、エボラ出血熱がいまのように知られていない約20年前。それが今年に入ってからのエボラの大流行に伴って復刊された。  本書の前半は、エボラ出血熱がどのように発生し、………[もっと読む]

[文]速水健朗(フリーライター) [掲載]2014年11月23日

おかんメール(1)(2) [編]『おかんメール』制作委員会

おかんメール(1)(2) [編]『おかんメール』制作委員会

■子を気遣う「故郷の母」の愛  家族のあいだでSNSやメールのやりとりをすることはごく当たり前になった。本書は、母親から送られてきたそそっかしい内容のメッセージをたくさん集めて紹介している。「あなたの好きな豚がしょうが………[もっと読む]

[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2014年11月16日

下剋上受験―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した! [著]桜井信一

下剋上受験―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した! [著]桜井信一

■指導する父の強烈な存在感  勉強好きの小学5年の娘に中学受験者向けの全国テストを受けさせてみたところ、2万数千人中2万位以下。偏差値41台という結果が出た。一念発起した父は中学受験に向け娘と共同戦線を張ることを宣言す………[もっと読む]

[文]鈴木繁(本社編集委員) [掲載]2014年11月09日

わたしはマララ—教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 [著]マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム

わたしはマララ—教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 [著]マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム

■不屈の意志と鋭い政治意識  女子の教育を受ける権利を主張してタリバーンに銃撃された少女マララは、2014年、史上最年少の17歳で、ノーベル平和賞を受賞した。未来のマザー・テレサとも呼ばれ、民族服のシャルワールカミズを………[もっと読む]

[文]斎藤環(精神科医) [掲載]2014年11月02日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る