話題の新刊(週刊朝日)

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週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

大津絵―民衆的諷刺の世界 [著]クリストフ・マルケ [絵]楠瀬日年

大津絵―民衆的諷刺の世界 [著]クリストフ・マルケ [絵]楠瀬日年

 江戸時代に全国的な人気を博していた無銘の庶民絵画がある。東海道のお土産として売られていた大津絵だ。本書では、フランス人の研究者が大津絵の歴史と魅力を分かりやすく解説する。  初期は神仏画として、のちには護符的な役割を持………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2016年10月18日

町中華とはなんだ―昭和の味を食べに行こう [著]町中華探検隊(北尾トロ、下関マグロ、竜超)

町中華とはなんだ―昭和の味を食べに行こう [著]町中華探検隊(北尾トロ、下関マグロ、竜超)

 うまいわけではない。安いわけでもない。中華料理屋のたたずまいだが、カレーやオムライスも提供する。何に惹きつけられるのかと問われれば説明が難しい大衆中華食堂。本書では「町中華」と呼び、北尾トロらが探訪する。  町中華の定………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2016年10月18日

ジェイムズ・ジョイス [著]金田法子

ジェイムズ・ジョイス [著]金田法子

 20世紀を代表するアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイス。彼の生涯と文学に対する姿勢を、アイルランド政府及び金融機関に勤めた著者が綴った。 『ダブリンの市民』『若い芸術家の肖像』『ユリシーズ』……。ジョイスは故郷ダブリ………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2016年10月18日

わがまち再生プロジェクト [著]桑子敏雄

わがまち再生プロジェクト [著]桑子敏雄

 まちづくりの実務に携わる著者が地域再生の方法論を紹介する。土地の個性と独自性を見つけ、その価値を磨いて輝かせる「ふるさと見分け・ふるさと磨き」と社会的合意形成の重要性を指摘する。  著者が関わった出雲大社の表参道・神門………[もっと読む]

[文]内山菜生子 [掲載]2016年10月11日

テニスプロはつらいよ―世界を飛び、超格差社会を闘う [著]井山夏生

テニスプロはつらいよ―世界を飛び、超格差社会を闘う [著]井山夏生

 34億円。プロテニス選手の錦織圭の年収だ。淡い幻想を抱いてしまうが、「テニスで食べる」のは想像以上に難しい。テニス雑誌元編集長の著者がプロテニス選手の経済事情を赤裸々に明かす。  主人公は錦織より2歳年下の関口周一。世………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2016年10月11日

アンニョン、エレナ [著]金仁淑 [訳]和田景子

アンニョン、エレナ [著]金仁淑 [訳]和田景子

 人はどこから来て、どこへ行くのか。韓国の女性作家によるこの短編集には、どこに辿り着くかも知れず黙々と生きていく人たちが描かれる。  表題作は遠洋漁業船の船員だった父を持つ女性の話だ。海外旅行に行く友達に「私」は旅先で出………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2016年10月11日

正直に語る100の講義 [著]森博嗣

正直に語る100の講義 [著]森博嗣

 『すべてがFになる』などで人気の作家・森博嗣による「100の講義」シリーズ第5弾。言葉や現代の日本社会、身の回りのことをめぐる著者の独特なものの見方がユーモアある語り口で披露される。  私たちが慣習的に使っている言葉も………[もっと読む]

[文]すんみ [掲載]2016年10月04日

ウルトラQの精神史 [著]小野俊太郎

ウルトラQの精神史 [著]小野俊太郎

 放送開始から今年で50年を迎えたテレビ番組「ウルトラQ」。そこで描かれた「戦後日本」の社会を、文化評論を専門とする著者が解読する。  著者は各回のエピソードに注目し、その作品に刻まれた時代の特色や文明論的な課題を浮き彫………[もっと読む]

[文]若林良 [掲載]2016年10月04日

ふじようちえんのひみつ [著]加藤積一

ふじようちえんのひみつ [著]加藤積一

 東京都立川市にあり、600人強の児童がドーナツ型の園舎の屋根の上を走り回るふじようちえん。その園長が、ユニークな建築デザインの効能やモンテッソーリ教育に基づく子どもの育つ環境を語った。  現在の園舎は2007年に完成。………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2016年10月04日

漂流 [著]角幡唯介

漂流 [著]角幡唯介

 1994年3月、沖縄のマグロ延縄漁船の船長本村実が、37日間におよぶ太平洋での漂流から生還を果たした。その8年後、本村は再びマグロ漁に出たまま消息を絶ってしまう。  死ぬ思いをしながらも、なぜ彼はまた船に乗ったのか。当………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2016年09月27日

プリズン・ブック・クラブ―コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 [著]アン・ウォームズリー [訳]向井和美

プリズン・ブック・クラブ―コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 [著]アン・ウォームズリー [訳]向井和美

 刑務所の読書会運営に携わったカナダの女性ジャーナリストによるノンフィクション。殺人や強盗などで服役する受刑者に囲まれ、当初は恐る恐る関わっていた著者だが、受刑者たちと交流するにつれ、のめり込んでいく。  参加者が読書を………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2016年09月27日

愛の棘 [著]島尾ミホ

愛の棘 [著]島尾ミホ

 作家であり、島尾敏雄夫人でもある著者のエッセイ集。  奄美大島の南に浮かぶ加計呂麻島で、旧家のひとり娘として育った。戦時中、島の国民学校で教鞭をとっていた彼女は、特攻隊長としてやってきた海軍士官の敏雄と出会い、逢瀬を重………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2016年09月27日

少年少女のための文学全集があったころ [著]松村由利子

少年少女のための文学全集があったころ [著]松村由利子

 新聞記者だった歌人が、幼少期の読書体験に基づいてさまざまな文学作品を読み解くエッセイ集。  小学生のころ、メロンを食べるとルナールの『にんじん』を思い出した著者。母親に「お前の分はないよ」と冷たくされる少年の物語から食………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2016年09月20日

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか [著]矢部宏治

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか [著]矢部宏治

 ベストセラーとなった『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』の続刊。戦後の日米密約史でもある。  前著を読んでいない読者のために、その内容が「序章」でわかりやすく紹介されていて、本書のテーマである「基地権」………[もっと読む]

[文]村上玄一 [掲載]2016年09月20日

腸がよろこぶ料理 [著]たなかれいこ

腸がよろこぶ料理 [著]たなかれいこ

“レシピ本”ではある。しかし、表紙には半ば「お約束」の、おいしそう、食べてみたい!的写真はない。アイボリー一色の上にタイトルと著者名、そして〈はじめてみましょう〉の言葉と、七つの食材の組み合わせ。「ホワイトアルバム」的シ………[もっと読む]

[文]太田サトル [掲載]2016年09月20日

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