著者に会いたい

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著者に会いたい

読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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ソボちゃん いちばん好きな人のこと 有吉玉青さん

ソボちゃん いちばん好きな人のこと 有吉玉青さん

■30年経てわかってきたこと  母・有吉佐和子が53歳で急逝したのは30年前。残務整理に混乱する20歳の玉青さんを支えたのは、忙しい母を助けて育ててくれた祖母・秋津さんだった。「一番好きで、一番尊敬する人です」と語る。………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2014年07月06日

介護はつらいよ 大島一洋さん

介護はつらいよ 大島一洋さん

■単身、故郷に戻り父母をみる  マガジンハウスで「鳩(はと)よ!」編集長などを務めた著者。斎藤美奈子氏は最近の自身のコラムで「名うての編集者」と、中野翠氏は「イジョーに女にモテる」と紹介していた。大島さんに親の介護がふ………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2014年06月29日

夢巻 田丸雅智さん

夢巻 田丸雅智さん

■ショートショートの再興を  高校2年のときの授業中にルーズリーフに書きとめたショートショートがクラスメートに受けて以来、書きためてきた作品は今、200以上になる。その中から20編を選んで初めての作品集を出した。日常生………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2014年06月22日

20世紀エディトリアル・オデッセイ 赤田祐一さん

20世紀エディトリアル・オデッセイ 赤田祐一さん

■豊かな雑誌文化、伝えたい  1950〜80年代を中心に、時代を画した、あるいは時代の陰に埋もれた雑誌たちを紹介する雑誌図鑑。関係者の熱量が伝わる赤田のインタビューと共著者ばるぼらの丹念な情報収集で、「人」と「データ」………[もっと読む]

[文]神庭亮介 [掲載]2014年06月15日

今日もひとり、ディズニーランドで ワクサカソウヘイさん

今日もひとり、ディズニーランドで ワクサカソウヘイさん

■孤独は悪いもんじゃない  若いって素晴らしい。何者にもなれる可能性があるから。でも素晴らしさの裏側には、まだ何者にもなっていない焦りや不安が黒々と渦巻いてもいる。そんな時代の実体験を、ギャグ満載の初小説にした。  現………[もっと読む]

[文]藤崎昭子 [掲載]2014年06月08日

人生相談。 真梨幸子さん

人生相談。 真梨幸子さん

■自分の予想も裏切る仕掛けを  座右の銘は「読者をだますにはまず自分から」。後味の悪いミステリー、“イヤミス”の旗手が手がける連作短編は、予想を裏切るたくらみが満載だ。  隣人トラブルや職場のセクハラなど、新聞の長寿連………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2014年06月01日

本棚探偵最後の挨拶 喜国雅彦さん

本棚探偵最後の挨拶 喜国雅彦さん

■古本を見ている人が好き  まず装丁に驚く。いまどき珍しい函(はこ)入り。タイトルは手書きでイラストは安っぽく、おどろおどろしい。  「古い探偵小説の装丁が好きなんです。特に仙花紙(戦争直後の古紙などを再生した粗悪な紙………[もっと読む]

[文]野波健祐 [掲載]2014年05月25日

東京幻風景 丸田祥三さん

東京幻風景 丸田祥三さん

■老いてゆく姿に宿る美  朽ち果てた廃虚を青や赤の鮮やかな色のフィルターで映し出す。絵画のような独特の世界観がある。  1994年、写真集『棄景(きけい)』で日本写真協会新人賞受賞。これまで14冊の写真集を刊行、廃虚ブ………[もっと読む]

[文]山根由起子 [掲載]2014年05月18日

自分史ときどき昭和史 山藤章二さん

自分史ときどき昭和史 山藤章二さん

■志ん朝と談志、和田誠と僕  「手」が器用などは今さら言うまでもないが、「耳」もいい人だ。  戦後すぐ、小学生のころから、ラジオで落語や講釈を聞いた。寄席にも通い、江戸の庶民文化が「無理強いじゃなく、基礎細胞に入った」………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2014年05月11日

マコは生きた! ミコとの別れから50年 河野實さん

マコは生きた! ミコとの別れから50年 河野實さん

■無限のエネルギーくれた愛  東京五輪が開かれた1964年はまた「愛と死をみつめて」の年でもあった。吉永小百合の主演映画は日活史上最大のヒットとなり、青山和子の歌はレコード大賞を受けた。  累計発行部数が160万部に及………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2014年05月04日

AKB48とブラック企業 坂倉昇平さん

AKB48とブラック企業 坂倉昇平さん

■よりよいモデルになり得るか  「ブラック企業」問題に火を付けた雑誌「POSSE」編集長。「労働問題を従来の枠組みにとらわれず考えたい」とこれまでもJポップに歌われた「労働」を取り上げてきた。「AKB48は現代日本の労………[もっと読む]

[文]鈴木京一 [掲載]2014年04月27日

葭の渚 石牟礼道子自伝 石牟礼道子さん

葭の渚 石牟礼道子自伝 石牟礼道子さん

■泣きなが原を、ひとり歩む  飛行機が熊本に着く前、涌蓋山(わいたさん)ののびやかな稜線(りょうせん)が見えた。山麓(さんろく)にある「泣きなが原」がこの世でいちばん好きな地名だと、石牟礼さんは教えてくれたことがある。………[もっと読む]

[文]白石明彦 [掲載]2014年04月20日

地震と独身 酒井順子さん

地震と独身 酒井順子さん

■働き、守り…人生が揺れた  酒井さんらしい端的な書名だ。東日本大震災後の報道では、「家族」に焦点が当てられがちだったが、独身だっていたはず。何をしていたのだろうか。現地を訪ね、多くの人に話を聞き、月刊連載をした。「た………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2014年04月13日

憎しみに未来はない——中日関係新思考 馬立誠さん

憎しみに未来はない——中日関係新思考 馬立誠さん

■多様性に期待し和解を説く  PM2・5に煙る北京のカフェで会った。日本語を勉強中で、手のひらサイズの手帳にはひらがなが行儀良く書きつけられていた。  中国共産党機関紙の人民日報の論説委員だった2002年に提唱した「対………[もっと読む]

[文]吉岡桂子 [掲載]2014年04月06日

甘い復讐 樋口毅宏さん

甘い復讐 樋口毅宏さん

■僕は毒にも血にもなりたい  全然甘くない。「こんな小説を書いて、また怒られるだろう」。作家自身が小説のなかでこうつぶやく。性と暴力と狂気に満ちた短編集は、苦さにしびれる劇薬だ。  最終章の「余生」は私小説のよう。咳(………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2014年03月30日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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