コミック

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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

ナナのリテラシー(1) [作]鈴木みそ

ナナのリテラシー(1) [作]鈴木みそ

■電子書籍を個人で出してみた  著者は、ネット書店アマゾンで電子書籍を個人出版し、異例の売り上げを記録した漫画家。あとがきにいわく、〈千部売れれば御の字、と思っていた本が、トータル5万部を売り、印税は11月現在で900………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2014年02月09日

デモクラティア(1) [作]間瀬元朗

デモクラティア(1) [作]間瀬元朗

■ネットの民意が混じり合い…  ひとたびコトが起きれば、あらゆる知識と経験とモラルに則(のっと)った意見がネットから溢(あふ)れ出す。それらの民意は混じり合うことなく流れ去っていく。しかしもし、集団の英知を集約し、具現………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2014年02月02日

あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。 [作]高橋しん

あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。 [作]高橋しん

■こんな書店が近所に欲しい  よく「本棚を見ればその人がわかる」と言う。それは書店も同様で、棚には人格ならぬ“店格”が如実に表れるものだ。特に個人経営の店はそうだろう。  本作は、まさにそんな「町の本屋さん」が舞台。昭………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2014年01月19日

スティッチ―あるアーティストの傷の記憶 [作]D・スモール

スティッチ―あるアーティストの傷の記憶 [作]D・スモール

■言葉にならない何かを表現  イラストレーターとして活躍する著者が子供時代を回想した自叙伝。6歳から15歳までの多感な時代が主に描かれている。一見アメリカの普通の家庭のようでいて、主人公の置かれた境遇は精神的にも肉体的………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2014年01月12日

祈りと署名 [作]森泉岳土

祈りと署名 [作]森泉岳土

■奇抜な才能、読むほどに深い  異能作家ぞろいの「コミックビーム」誌上でも明らかに異質で目を引く画面。版画っぽくもあるが、本人によれば水と墨と爪楊枝(つまようじ)で描いているとか。そう言われてもピンとこないが、肝心なの………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年12月22日

異法人(1) [作]山本松季

異法人(1) [作]山本松季

■法は人から求められるもの  歴史上の人物のタイムスリップを描いた作品は数あれど、本作ではとうとうアノ人が現代日本に出現! 彼の名はバビロニア国王・ハンムラビ。無限の報復を禁じた「目には目を」の記述でお馴染(なじ)み、………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2013年12月15日

聲の形(1) [作]大今良時

聲の形(1) [作]大今良時

■耳が聞こえない転校生と俺  始まりは、いかにもボーイミーツガール風だ。毎日が退屈との戦いでバカな遊びに全力を注ぐ主人公のクラスに、ある日、可憐(かれん)な少女が転校してきて……と、ここまでは王道パターン。  しかし、………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年12月08日

BIRDMEN(1) [作]田辺イエロウ

BIRDMEN(1) [作]田辺イエロウ

■突然俺の背中に翼が生え  まんがやテレビには昔から変身ヒーロー物というジャンルがある。この作品もその系譜に連なるもののようだ。展開はまだ序盤だが、読み進むと、ある意味で使い古されたともいえるこの分野へ、あえて今挑戦し………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2013年12月01日

さよならまたこんど [作]いがわうみこ

さよならまたこんど [作]いがわうみこ

■器のデカさ感じる“変な感じ”  著者の作品を初めて読んだときの違和感を今も思い出す。コマやセリフ、キャラの演技に妙な飛躍と間があり、従来のマンガとちょっと文法が違う感じ。しかしそれは、不快ではなく新鮮な驚きを伴うもの………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年11月17日

ルームメイト 上 [作]武富健治 [原作]今邑彩

ルームメイト 上 [作]武富健治 [原作]今邑彩

■同居人は一体、何者なのか  『鈴木先生』の武富健治が、クールなのに熱いそのタッチとすこぶる相性のいいサスペンスを連載中だ。1本は伝承が残る孤島の不穏な事件を描いた『惨殺半島赤目村』、もう1本は映画化も発表された今邑彩………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2013年11月10日

スナップガール [作]空木哲生

スナップガール [作]空木哲生

■生命力に満ちた人生の営み  タイトルとカバー絵だけ見て近年流行のカメラ女子のほっこりした日常を切り取った作品と思ったら大間違い。いや、表題作は確かにそんな内容だが、写し出されているのは家族の時間であり、地に足の着いた………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年11月03日

イーフィの植物図鑑(1) [作]奈々巻かなこ

イーフィの植物図鑑(1) [作]奈々巻かなこ

■薬草を探し、父と各地を放浪  17世紀のヨーロッパを舞台にしながら、現実とはちょっと違う世界を描くファンタジー作品。テーマは一風変わっていて、植物だ。薬草となる植物を探し集めることが生業の「プランツハンター」の主人公………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2013年10月20日

フイチン再見!(1) [作]村上もとか

フイチン再見!(1) [作]村上もとか

■“女傑”上田トシコの漫画人生  今でこそ女性漫画家の活躍めざましく、男性誌を主戦場とする作家も多い。が、マンガ黎明(れいめい)期には逆に、男性作家が少女誌に描いていた。なぜなら、女性の漫画家がいなかったから。  そん………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年10月13日

イノサン(1・2) [作]坂本眞一

イノサン(1・2) [作]坂本眞一

■気高い死刑執行人の苦悩  新田次郎の小説『孤高の人』を原案とし、登山家・加藤文太郎の生涯を描いた『孤高の人』で、孤独な男の内面と立ちはだかる連峰を圧倒的筆致で描ききった著者。今回選んだのは革命前夜の18世紀フランス、………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2013年10月06日

迷信話集 うつつのほとり [作]草間さかえ

迷信話集 うつつのほとり [作]草間さかえ

■お坊ちゃまの田舎での発見  時は昭和初期。転地療養の母に連れられ都会から田舎の村にやってきた少年・敬(たかし)が、さまざまな体験を経て成長していくさまを描く——と書くと、甘酸っぱく郷愁を誘う世界と思われるかもしれない………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2013年09月22日

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