著者に会いたい

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読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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わけあり記者―過労でウツ、両親のダブル介護、パーキンソン病に罹った私 三浦耕喜さん

わけあり記者―過労でウツ、両親のダブル介護、パーキンソン病に罹った私 三浦耕喜さん

■読者を助け、戦う新聞をつくりたい  「俺ってストレス耐性が強い」と自任し、周囲からは「使い減りしない」とも言われていた。期待に応える猛烈な働きぶり。中日・東京新聞でベルリン特派員や政治部官邸キャップを歴任した記者。そ………[もっと読む]

[文]木村尚貴 [掲載]2017年08月27日

ノミのジャンプと銀河系 椎名誠さん

ノミのジャンプと銀河系 椎名誠さん

■原点は幼い頃の素朴な疑問や夢 椎名誠さん(73歳)  「あやしい探検隊」で知られる行動派の作家・椎名誠さんは、自身を「好奇心の雑貨屋」「幸福な疑問男」という。本書を読むとそのままに、少年期から想像力や旅心を刺激する科………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2017年08月20日

大人の落語 柳家さん喬さん

大人の落語 柳家さん喬さん

■客と「互角」に向き合い、つむぐ機微  古典落語を紹介しながら、男女の感情の機微をつづった書だ。泥棒をも手玉に取る女性の魅力と強さ、翻弄(ほんろう)される男たちの愚かしさや切なさ。そして、許されぬ恋を貫く男女の純粋さ—………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2017年08月13日

バルタン星人を知っていますか? 飯島敏宏さん

バルタン星人を知っていますか? 飯島敏宏さん

■カオスから生まれた強さ伝える  「バルタン星人を知っていますか?」と聞かれて「知りません」と答える人は、現代日本に何人いるだろう。バルタン星人が登場した「ウルトラマン」の第2話「侵略者を撃て」が放送されたのは1966………[もっと読む]

[文]石飛徳樹 [掲載]2017年08月06日

弥栄の烏 阿部智里さん

弥栄の烏 阿部智里さん

■「八咫烏シリーズ」はある予感から    最年少の20歳で松本清張賞を受け、作家デビューした。人から鳥の姿に変身できる「八咫烏(やたがらす)」が治める異世界を描く「八咫烏シリーズ」を書き続け、6巻の『弥栄(いやさか)の………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2017年07月30日

“蒙古の怪人”キラー・カーン自伝 キラー・カーンさん

“蒙古の怪人”キラー・カーン自伝 キラー・カーンさん

■憎々しげな表情、鏡の前で研究  プロレスファンの間では、身長223センチの大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントの足を折ったレスラーとして、あまりにも有名だ。  この自伝で「真相」が明かされる。時は1981年。場所は米国ニ………[もっと読む]

[文]西秀治 [掲載]2017年07月23日

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭さん

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭さん

■競争社会の矛盾にこだわってきた  超多忙なお笑い芸人が得た5日間の夏休み。競争にまみれた東京を逃れ、単身向かったのはキューバだった。旅先のあれこれと個人史が絡み合い、「幸せとは何か」という普遍的な問いに至る。  お笑………[もっと読む]

[文]滝沢文那 [掲載]2017年07月16日

知性の顚覆―日本人がバカになってしまう構造 橋本治さん

知性の顚覆―日本人がバカになってしまう構造 橋本治さん

■言説の力を信じる、たとえ「微弱」でも  イギリスのEU離脱、米国のトランプ政権誕生、ヘイトスピーチの横行……。それらの背景にある「反知性主義」と向き合った。  「自分が一番愚かな読者。その私に向けて、説明しようとして………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2017年07月09日

夫・車谷長吉 高橋順子さん

夫・車谷長吉 高橋順子さん

■「書いてしまえ!」けしかけられて  一昨年、69歳で急逝した車谷長吉さんは、容赦のない私小説で人を傷つけるのみならず、エッセーにも平気でうそを盛り込み、しばしば筆禍を招いた。加えて強迫神経症を患い、自分で自分を激しく………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2017年07月02日

アジアの思想史脈―空間思想学の試み/アジアびとの風姿―環地方学の試み 山室信一さん

アジアの思想史脈―空間思想学の試み/アジアびとの風姿―環地方学の試み 山室信一さん

■時代と人をつなぎ、総体に迫る  道のりは図書館と共にあった。  最初に勤めた衆議院法制局では国会図書館。東京大学の助手時代は明治新聞雑誌文庫。東北大学では狩野文庫。京都大学では、中国書が国内最多の人文科学研究所。  ………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2017年06月25日

男であれず、女になれない 鈴木信平さん

男であれず、女になれない 鈴木信平さん

■私は何者? 答えを求め悩み抜く  ユニセックスな服に、大きなピアスとネックレス。彩り豊かな十指の爪。記者とは少し高く柔らかな声であいさつを交わした。  36歳の時に男性器を摘出。男性をやめたが、ホルモン注射は打たず女………[もっと読む]

[文]塩原賢 [掲載]2017年06月18日

知らなかった、ぼくらの戦争 アーサー・ビナードさん

知らなかった、ぼくらの戦争 アーサー・ビナードさん

■知ろうとしなかった歴史を知る  東日本大震災が起こってから「知らなかった」と人が話すのをよく耳にしたという。「『日本にこんなに原発があるなんて』とかね。でも、原発の数は公表されていた。『知らなかった』という言葉には、………[もっと読む]

[文]真田香菜子 [掲載]2017年06月11日

本性 黒木渚さん

本性 黒木渚さん

■声を奪われ、湧きだしてきた言葉  「あなた、一年後に死ぬわよ」。冒頭から、挑戦的なセリフに胸ぐらをつかまれる。「普通すぎてつまらない」と難癖をつけられ彼氏にフラれた女の子が、非凡を目指して奇行に走る短編「超不自然主義………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2017年06月04日

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 帚木蓬生さん

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 帚木蓬生さん

■解決しにくい状況に焦らずつきあう  聞き慣れない横文字の書名。「すぐには答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のことを言うそうだ。何かが「できる能力」ではなく、「できない状況を受け止める能力」とも言………[もっと読む]

[文]上原佳久 [掲載]2017年05月28日

「白い恋人」 奇跡の復活物語 石水創さん

「白い恋人」 奇跡の復活物語 石水創さん

■安心・安全への努力も伝えたい  北海道のお菓子「白い恋人」をつくっている石屋製菓の社長。10年前の2007年夏に起きた賞味期限改ざんによる信頼失墜、父である当時の社長の辞任、倒産の危機に直面したのは、創業家の一員とし………[もっと読む]

[文]西秀治 [掲載]2017年05月21日

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