話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

灯台はそそる [著]不動まゆう

灯台はそそる [著]不動まゆう

 「歴女」や「山ガール」のように、「灯台女子」を名乗る著者が綴る“灯台愛”に満ちた一冊。巻頭カラーページにある国内外の著名な灯台26基の写真が美しい。  第1章ではアクセスが良く初心者でも楽しめる北海道から沖縄までの灯台………[もっと読む]

[文]相原透 [掲載]2017年10月31日

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 [著]ペーター・ヴォールレーベン [訳]長谷川圭

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 [著]ペーター・ヴォールレーベン [訳]長谷川圭

 ドイツの州の営林署で部局長まで務めたものの、行政官として森林を保護することに限界を感じた著者。フリーランスの営林者になり、樹木の驚くべき生態を綴った。  野生の樹木は、100歳前後でも鉛筆ほどの太さで、人間程度の高さし………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年10月31日

エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児 [著]伴野文夫

エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児 [著]伴野文夫

 2017年5月、決選投票で極右・国民戦線のルペン氏を破り、フランス史上最年少の大統領として脚光を浴びたマクロン氏。元NHK国際経済担当解説委員の著者は、16年にユーロ関連の著書を出版した時点で、すでに同氏の台頭を的中さ………[もっと読む]

[文]前田伸也 [掲載]2017年10月31日

きょうの日は、さようなら [著]石田香織

きょうの日は、さようなら [著]石田香織

 会ってすぐ名前がまぎらわしいと、キョウスケはキョウコを「二号」と呼ぶ。美男の兄と角張った顔の妹。親の再婚で家族となった二人の物語。  幼くして実母と死別した妹は継母スミレを慕うのだが、スミレは借金を抱えて失踪し、父と離………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年10月24日

文豪の女遍歴 [著]小谷野敦

文豪の女遍歴 [著]小谷野敦

 近代の作家60人程度の異性関係を記している。教科書で親しんだ「文豪」の下半身のだらしなさを浮き彫りにする。  島崎藤村は姪を妊娠させ、海外に高飛びし、芥川龍之介は関係を持った女性にまとわりつかれ精神を病んでいく。倉田百………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年10月24日

寂しい生活 [著]稲垣えみ子

寂しい生活 [著]稲垣えみ子

 アフロヘアで知られる元朝日新聞記者が、自身の「使わない生活」を綴ったエッセイだ。東日本大震災をきっかけに「個人的脱原発計画」に挑戦し始めた著者。家中のプラグをすべて抜き、現代の暮らしに不可欠と考えられるテレビ、冷暖房、………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年10月24日

日本男子♂余れるところ [著]高橋秀実

日本男子♂余れるところ [著]高橋秀実

 全編を通じて、これほどこの二文字が頻出する本は珍しいだろう。「男根」。日本の神話からキリスト教まで歴史を遡り、男女に性生活のインタビューも重ねる。 「大きいことはいいことだ」の20世紀史観の象徴とも言える男根だが、『古………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年10月17日

おクジラさま―ふたつの正義の物語 [著]佐々木芽生

おクジラさま―ふたつの正義の物語 [著]佐々木芽生

 表紙は軽妙、中身は骨太な同名映画の舞台裏ノンフィクション。  紀伊半島南端近くの小さな漁師町が世界に知られるようになったのは、映画「ザ・コーヴ」から。イルカの追い込み漁を行う和歌山県太地町に、野蛮だ、やめろ、と押し寄せ………[もっと読む]

[文]朝山 実 [掲載]2017年10月17日

中原中也―沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎

中原中也―沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎

「中原中也はいったいどこにいるのだ?」──著者は中也の詩集『山羊の歌』の校正刷本のことから語り始める。中也は推敲に推敲を重ねた詩人。彼の完成作品だけを見るのではなく、詩ができるまでの過程を追うことで中也の再発見を試みたの………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年10月17日

FAKEな平成史 [著]森達也

FAKEな平成史 [著]森達也

 ドキュメンタリー映画「FAKE」の監督・森達也が同時代人とともに、“平成”という時代を振り返る。対談相手はテレビプロデューサー、ジャーナリストなどさまざまだが、皆、自らの視点で時代と対峙してきた人々だ。  オウム地下鉄………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年10月10日

カストロの尻 [著]金井美恵子

カストロの尻 [著]金井美恵子

「あとがきにかえて」によると、本書は2本のエッセイに挟まれた9編の小説で構成されている。その説明がなければ、読者には批評なのか物語なのかよく解らない。書きたいことを自由奔放に書いているといった印象だ。  表題の「カストロ………[もっと読む]

[文]村上玄一 [掲載]2017年10月10日

カンボジア孤児院ビジネス [著]岩下明日香

カンボジア孤児院ビジネス [著]岩下明日香

 東南アジアのカンボジアでは、子どもたちに「孤児」を演じさせ、外国人観光客やボランティアから寄付金や奉仕労働を引き出すビジネスが存在している。ルポライターの著者は、NPOなどが主催するスタディーツアーに参加し、その実態を………[もっと読む]

[文]若林良 [掲載]2017年10月10日

笑福亭鶴瓶論 [著]戸部田誠(てれびのスキマ)

笑福亭鶴瓶論 [著]戸部田誠(てれびのスキマ)

 「鶴瓶」の知られざる逸話が次々紹介される。彼の口述本を企画したものの固辞されたため、膨大な過去記事や発言を総ざらいして仕上げた。こうした「まとめ本」は既読感ゆえに途中で飽きてくるものだが、どんどん引き込まれる。  冒頭………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年10月03日

なごやじまん [著]大竹敏之

なごやじまん [著]大竹敏之

 「魅力のない街ワースト1」という不名誉なレッテルが貼られてしまった名古屋。当の名古屋市が昨年、全国主要8都市を対象に行ったアンケート調査の結果だけに、自ら墓穴を掘ったも同然だった。  それに便乗する形で週刊誌の報道が追………[もっと読む]

[文]亀井洋志 [掲載]2017年10月03日

クウェート王室付きの元教師が見つけた―日本だから感じる88の幸せ [著]石黒マリーローズ

クウェート王室付きの元教師が見つけた―日本だから感じる88の幸せ [著]石黒マリーローズ

 レバノン出身でクウェート王室付きの教師という経歴をもつ著者が、日本人と結婚し、日本の大学で長年教鞭をとってきた中で感じた、日本で感動した88の「幸せ」。  弁当箱の中の整然とした美、エレベーターガールの上品な接客、「あ………[もっと読む]

[文]太田サトル [掲載]2017年10月03日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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