思い出す本 忘れない本

思い出す本 忘れない本

思い出す本 忘れない本

読書面に連載。各界で活躍する人たちが、本との出会いを語ります。

古賀誠さん(元自民党衆議院議員)と読む『職業としての政治』

古賀誠さん(元自民党衆議院議員)と読む『職業としての政治』

■権力は怖いもの、自戒何度も 『職業としての政治』 [著]マックス・ヴェーバー (脇圭平訳、岩波文庫・518円)  衆議院議員に初当選した時、田中六助先生(元自民党幹事長)の私邸に呼んでいただき、マックス・ヴェーバーの………[もっと読む]

[掲載]2015年11月01日

松元ヒロさん(コメディアン)と読む『トカトントン』

松元ヒロさん(コメディアン)と読む『トカトントン』

■醜態もすべてさらけ出す 『トカトントン』 [著]太宰治(『太宰治全集 8』ちくま文庫・1188円などに収録)  中学で陸上2千メートルの全国14位になり、全国高校駅伝では区間賞を取ったんですが、周りは勉強で判断する。………[もっと読む]

[掲載]2015年10月18日

大月みやこさん(歌手)と読む『風と共に去りぬ』

大月みやこさん(歌手)と読む『風と共に去りぬ』

■明日はきっと、何とかなる 『風と共に去りぬ』 [著]マーガレット・ミッチェル(新潮文庫は鴻巣友季子訳、全5冊。岩波文庫は荒このみ訳、全6冊で現在第3巻まで刊行)  ビビアン・リー主演の映画を見たのが高校生の頃。南北戦………[もっと読む]

[掲載]2015年10月11日

大貫妙子さん(シンガー・ソングライター)と読む『ゲイルズバーグの春を愛す』

大貫妙子さん(シンガー・ソングライター)と読む『ゲイルズバーグの春を愛す』

■空を仰ぐしかない喪失感 『ゲイルズバーグの春を愛す』 [著]ジャック・フィニイ (福島正実訳、ハヤカワ文庫・842円)  ジャック・フィニイのノスタルジックな空気感が漂うこの短編集は、30代の頃にボーイフレンドに薦め………[もっと読む]

[掲載]2015年10月04日

十朱幸代さん(女優)と読む『華の碑文—世阿弥元清』

十朱幸代さん(女優)と読む『華の碑文—世阿弥元清』

■厳しい姿に指針をもらった 『華の碑文—世阿弥元清』 [著]杉本苑子 (中公文庫・946円)  30年以上前に芸術座で「滝沢家の女たち」(原作・杉本苑子『滝沢馬琴』)の舞台を演じたのが縁で杉本作品を読みました。『華の碑………[もっと読む]

[掲載]2015年09月20日

ラッキィ池田さん(振付師)と読む『年刊日本SF傑作選 拡張幻想』

ラッキィ池田さん(振付師)と読む『年刊日本SF傑作選 拡張幻想』

■物語の力に圧倒された一冊 『年刊日本SF傑作選 拡張幻想』 [編]大森望・日下三蔵 (創元SF文庫・品切れ)  永六輔さんのラジオ番組で街ネタを取材するコーナーを担当して、20年以上。東日本大震災翌日の放送のときは、………[もっと読む]

[掲載]2015年09月13日

坂東彌十郎さん(歌舞伎役者)と読む『産霊山秘録』

坂東彌十郎さん(歌舞伎役者)と読む『産霊山秘録』

■壮大なスケールにびっくり 『産霊山秘録』 [著]半村良 (早川書房、品切れ。電子書籍版は祥伝社文庫など)  半村良を勧めてくれたのは、寿(ひさし)兄ちゃん。今年亡くなった十世坂東三津五郎さんでした。20年くらい前だっ………[もっと読む]

[掲載]2015年09月06日

ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)と読む『スウィート・ソウル・ミュージック』

ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)と読む『スウィート・ソウル・ミュージック』

■音楽の本質的な力強さ 『スウィート・ソウル・ミュージック』 [著]ピーター・ギュラルニック [訳]新井崇嗣(シンコーミュージック・エンタテイメント・3456円)  ロンドンで過ごした10代の頃、1960年代から70年………[もっと読む]

[掲載]2015年08月23日

野坂昭如さん(作家)と読む〈下〉『小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話』

野坂昭如さん(作家)と読む〈下〉『小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話』

■戦争で苦しむのは子供たち 『小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話』 [原作]野坂昭如 [画]黒田征太郎 (世界文化社・1728円)  七十年前の昨日、ポツダム宣言を受け入れ、戦争を終えるという玉音放送、つまり天………[もっと読む]

[掲載]2015年08月16日

野坂昭如さん(作家)と読む〈中〉『抱擁家族』

野坂昭如さん(作家)と読む〈中〉『抱擁家族』

■米国にへつらう関係、今も 『抱擁家族』 [著]小島信夫 (講談社文芸文庫・1188円)  一九四五年八月十五日を機に、日本は掌(てのひら)を返したように、GHQ(連合国軍総司令部)の、いわば言いなりとなる。  ぼくは………[もっと読む]

[掲載]2015年08月09日

野坂昭如さん(作家)と読む〈上〉『少年口伝隊一九四五』

野坂昭如さん(作家)と読む〈上〉『少年口伝隊一九四五』

■終戦、すべてが死んだ夏 『少年口伝隊一九四五』 [著]井上ひさし [絵]ヒラノトシユキ (講談社・1404円)  戦後七十年について、本に絡めた話を三回にわたってする。編集部からは、とくに若い読者に向けて、語ってほし………[もっと読む]

[掲載]2015年08月02日

末井昭さん(編集者・エッセイスト)と読む『生き心地の良い町』

末井昭さん(編集者・エッセイスト)と読む『生き心地の良い町』

■自殺を防ぐ「病、市に出せ」 『生き心地の良い町』 [著]岡檀 (講談社・1512円)  読んだのは2013年、ぼくが『自殺』という本を書き上げ、出す直前でした。書く前に読んでおけばよかった、と思いました。  社会学者………[もっと読む]

[掲載]2015年07月19日

永田和宏さん(細胞生物学者・歌人)と読む『免疫の意味論』

永田和宏さん(細胞生物学者・歌人)と読む『免疫の意味論』

■「自己」「非自己」飛躍が新鮮 『免疫の意味論』 [著]多田富雄 (青土社・2376円)  僕は細胞生物学、多田さんは免疫学と専門分野は違いますが、僕は短歌を、多田さんも詩の雑誌を作ったり能を書いたりで、お互い「変なこ………[もっと読む]

[掲載]2015年07月12日

押切もえさん(モデル)と読む『バースデイ・ストーリーズ』

押切もえさん(モデル)と読む『バースデイ・ストーリーズ』

■心えぐる言葉に人間の強さ 『バースデイ・ストーリーズ』 [編訳]村上春樹 (中央公論新社・1080円)  ファッション誌「CanCam」で、おすすめの本を紹介する連載をしていた2002年に、この短編集を手に取りました………[もっと読む]

[掲載]2015年07月05日

仲道郁代さん(ピアニスト)と読む『預言者』

仲道郁代さん(ピアニスト)と読む『預言者』

■言葉の向こう側、かみしめる 『預言者』 [著] カリール・ジブラン [監訳]船井幸雄 (成甲書房・1512円)  中学1年のとき、父の仕事の関係で米ミシガン州の田舎町に家族で引っ越しました。お隣に同じ年頃の姉妹がいて………[もっと読む]

[掲載]2015年06月21日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る