話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

話題の新刊(週刊朝日)

週刊朝日の新刊案内コーナー。幅広いジャンルから、話題の本をピックアップして紹介しています。

バックナンバー:2011年

みすゞと雅輔 [著]松本侑子

みすゞと雅輔 [著]松本侑子

 詩人金子みすゞ(1903~30)の生涯を劇団若草の創始者である弟・上山雅輔の目を通して描いた伝記小説である。著者は雅輔の70年分の日記と回想録を読み込んで執筆した。  大正デモクラシーを背景に「こだまでしょうか」「私と………[もっと読む]

[文]相原透 [掲載]2017年07月18日

ご本、出しときますね? [編]BSジャパン/若林正恭

ご本、出しときますね? [編]BSジャパン/若林正恭

 芸人・若林正恭が司会進行を務めるテレビ番組の書籍版。毎回2名の作家がゲストとして登場し、日常生活や仕事のスタイルを語る。  登場するのは人気作家ばかりだが、頻繁に繰り返される話題がある。「嫉妬」だ。対談企画に出ると相手………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年07月18日

カラー版 東京の森を歩く [著]福嶋司

カラー版 東京の森を歩く [著]福嶋司

 東京の自然の特徴にはじまり、28の公園や山地の森の成り立ちと植生、歩き方までを学者が解説する。  皇居東御苑にあるコナラなどの雑木林は、昭和天皇のご発意により昭和57~60年に計画的に造成されたもの。町田市の雑木林から………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年07月18日

結婚 [著]末井 昭

結婚 [著]末井 昭

 女装姿でテレビCMに出たこともある名物編集者の著者が、「結婚」を柱に半生を振り返ってゆくエッセイ集だ。W不倫の末に、写真家の神藏美子さんと再婚する際、一つだけ約束させられたことがある。「嘘をつかない」。前の結婚では複数………[もっと読む]

[文]朝山 実 [掲載]2017年07月11日

できる人の「京都」術 [著]柏井 壽

できる人の「京都」術 [著]柏井 壽

 京都に65年近く住む作家が、行くべき場所や食事の店、近隣都市を含めた宿事情など古都の愉しみ方を提案する。  霊峰比叡山がもっとも美しく見えるのは、北大路橋を南に下った出雲路橋付近であること。拝殿の奥に外宮、内宮が建ち、………[もっと読む]

[文]西條博子 [掲載]2017年07月11日

路地の子 [著]上原善広

路地の子 [著]上原善広

 大阪の同和地区で食肉卸を営みながら成り上がった男の評伝だ。勝ち気で短気で猪突猛進。筋が通ってなければ、刃物を持ってヤクザにも立ち向かう。登場人物の息遣いが聞こえ、路地の臭いや色彩まで浮かび上がってくるのは、その男が著者………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年07月11日

戦国武将の辞世―遺言に秘められた真実 [著]加藤廣

戦国武将の辞世―遺言に秘められた真実 [著]加藤廣

 過去の偉人たちには歌作・句作がつきもの。しかし道楽と侮るなかれ、その作品はふとした形で、歴史の深淵に触れることもあるのだから──。時代小説を精力的に発表してきた著者が、戦国武将たちの辞世や発言に触れ、それぞれの夢や人生………[もっと読む]

[文]若林良 [掲載]2017年07月04日

教養としての社会保障 [著]香取照幸

教養としての社会保障 [著]香取照幸

 誰にとっても大切な社会保障だけれど、理解するのは難しいし面倒。そう思っていた私にとっても本書はわかりやすく、かつ、深かった。著者は内閣審議官として「社会保障・税一体改革」をとりまとめた経歴を持つ。改革の是非はさておき、………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年07月04日

本の雑誌-おじさん三人組が行く! [編]本の雑誌編集部

本の雑誌-おじさん三人組が行く! [編]本の雑誌編集部

 1976年創刊、独自の企画が光る「本の雑誌」。同誌で働く社員3人組による、出版業界の探検日記だ。訪問先は出版社、古本屋、図書館といった定番どころから、流通センターの倉庫、文壇バーといった場所も。目次を見るだけでもじゅう………[もっと読む]

[文]松岡瑛理 [掲載]2017年07月04日

開高健──生きた、書いた、ぶつかった! [著]小玉 武

開高健──生きた、書いた、ぶつかった! [著]小玉 武

 生前の開高健を直接に知る著者による評伝。本書は資料や作品を丁寧に読み解きつつ、当時の開高のたたずまいや、交わした会話を回顧しているところに特徴がある。  壽屋(現・サントリー)社員として猛烈に働きつつ、芥川賞作家として………[もっと読む]

[文]石原さくら [掲載]2017年06月27日

世界の産声に耳を澄ます [著]石井光太

世界の産声に耳を澄ます [著]石井光太

 著者は自身の子供の誕生を機に世界のお産を巡る旅に出る。子供を産むとは、育てるとはどういうことか。3年をかけ、グアテマラ、ホンジュラス、タイからヨルダン、シリアまで途上国をまわった。  内戦下で兵士にレイプされ妊娠した女………[もっと読む]

[文]栗下直也 [掲載]2017年06月27日

女の機嫌の直し方 [著]黒川伊保子

女の機嫌の直し方 [著]黒川伊保子

 人工知能(AI)の研究者が、脳科学やAIの知見に照らして「男性脳」と「女性脳」の違いを論じる。  男女の対話スタイルには、ゴール(結論)指向問題解決型の「男性脳」とプロセス(過程)指向共感型の「女性脳」という違いがある………[もっと読む]

[文]相原 透 [掲載]2017年06月27日

月の満ち欠け [著]佐藤正午

月の満ち欠け [著]佐藤正午

 東京駅のカフェで初老の男が店員に注文を伝えると、先に着席していた小学生の女の子が「どら焼きのセットにすればいいのに」と言い、かつて3人で食べたよねと畳みかける。  再読すると、少女が初対面の男を知悉していることを強調す………[もっと読む]

[文]朝山実 [掲載]2017年06月20日

いい空気を一瞬でつくる [著]秀島史香

いい空気を一瞬でつくる [著]秀島史香

 人見知りであがり症だった過去から抜け出した人気DJが、コミュニケーションにまつわる42の法則を皆伝する。  著者はネガティブ&記録気質が功を奏し、失敗をひとつずつ「ダメ出しリスト」にメモすることで、小さな気づきが浮かび………[もっと読む]

[文]前田伸也 [掲載]2017年06月20日

フランス人の部屋にはゴミ箱がない [著]MIKA POSA

フランス人の部屋にはゴミ箱がない [著]MIKA POSA

 フォトグラファーとして東京とパリを拠点に活動している著者が、フランス流の暮らし方に接してきた体験をもとに“パリの生活術”を紹介するエッセイ。一見、華やかな生活がイメージされるフランス人のライフスタイルは、実は倹約的で合………[もっと読む]

[文]相原透 [掲載]2017年06月20日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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