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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

tell your story(1) [作]赤井聖雪

tell your story(1) [作]赤井聖雪

■大胆に展開する童話、劇中劇に  フィクションの世界において童話や昔話をアレンジするという趣向は珍しくない。その点では本作もよくあるパターン。ただし、その構造というか仕掛けが凝っている。  森に囲まれた大きなお屋敷に住………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年08月21日

超人間要塞 ヒロシ戦記(1) [作画]まつだこうた [原作]大間九郎

超人間要塞 ヒロシ戦記(1) [作画]まつだこうた [原作]大間九郎

■外世界と艦内の温度差、笑い誘う  世界最小の国家と言えばバチカン市国だが、広い宇宙にはもっと小さな国家がある。その国の名はスカベリア姫国。「宇宙一幸福な国」と謳(うた)われるこの国に、ある日、国家の一大事が起きる。な………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年08月14日

タクマとハナコ―ある日、夫がヅカヲタに!?(1) [作]はるな檸檬

タクマとハナコ―ある日、夫がヅカヲタに!?(1) [作]はるな檸檬

■宝塚ファンが繰り広げる人間ドラマ  デビュー作でヅカヲタ(宝塚歌劇の熱狂的ファン)女子の生態を描いた作者が今度はヅカヲタ夫婦を描く。そう聞いて、自分には縁のない世界と敬遠するのは早計。何かしら熱中できる趣味を持つ人な………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年08月07日

盆の国 [作]スケラッコ

盆の国 [作]スケラッコ

■死者がそばにいる真夏のひととき  もうすぐお盆休み。世の中の動きがとまり、一年で最もゆるく、ゆったりした時間が流れる季節だ。照りつける日差しと、けだるい空気の中で、何をするでもない、のんびりした夏休みの一日が過ぎてい………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年07月24日

ファイアパンチ(1) [作]藤本タツキ

ファイアパンチ(1) [作]藤本タツキ

■極限状況の人間描いた問題作  掛け値なしの問題作だ。開幕早々主人公の少年の腕を妹が斧(おの)で切り落とす。しかし、強力な再生能力を持つ少年の腕はすぐ元に戻る。では、何のために切ったのか。それは飢えた村人たちに食料とし………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年07月17日

淋しいのはアンタだけじゃない(1) [作]吉本浩二

淋しいのはアンタだけじゃない(1) [作]吉本浩二

■聴覚障害とは、佐村河内氏にも取材  人の話に耳を傾ける。クラクションで後方から来た車の存在を知る。私たちは様々な聴覚情報を得て動いている。では、聴覚とは何だろう。途方もない題材に挑むのはドキュメンタリーマンガの旗手、………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年07月10日

春よ来るな(1) [作]草水敏 [画]濱崎真代

春よ来るな(1) [作]草水敏 [画]濱崎真代

■医大生たちの青春、はつらつと  医療マンガも近年は麻酔科医、病理医、放射線科医、小児科医、産婦人科医など、診療科ごとに細分化してきている。そんななか今まで意外となかった、医大生にスポットを当てた作品が登場した。  将………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年07月03日

疾風の勇人(1) [作]大和田秀樹

疾風の勇人(1) [作]大和田秀樹

■濃いキャラで描く戦後政治  もはや戦後ではないと言われたのが、1956年のこと。その後、社会が高度経済成長へと駆け上がる中、60年に首相になって所得倍増計画をぶち上げたのが池田勇人。本作の主人公だ。  GHQが支配す………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年06月19日

疫病神とバカ女神(1) [作]森拓也

疫病神とバカ女神(1) [作]森拓也

■無敵の強運で全人類を幸せに  新聞を開けば、今日も世界は紛争やテロ、災害や事故に満ちている。それらに対し自分ができるのはささやかな寄付ぐらい——と凡人は思う。  ところが、本作の主人公の少女は違っていた。〈神様が助け………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年06月12日

関根美有傑作選 はびこる愛 [作]関根美有

関根美有傑作選 はびこる愛 [作]関根美有

■心にしみる7編、軽やかな読み味  大家族の職業意識と日常を描いた『白エリと青エリ』で単行本デビュー。飄々(ひょうひょう)とした絵柄と軽妙な読み口ながら、宝物のようなセリフがするりと心に入り込んでくる著者の2作目の単行………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年06月05日

マコちゃん、さ [作]たまいずみ

マコちゃん、さ [作]たまいずみ

■フラフラ恋愛する彼女、憎めない  とりあえず恋愛を主題とした作品には違いない。が、いきなり主人公(26歳・女)が痔(じ)で肛門(こうもん)科に行くという非ロマンチックな幕開けにまず噴いた。そこで出会った美形だけどマザ………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年05月22日

SUNAO SUNAO スナオスナオ(1)〜(4) [作]100%ORANGE

SUNAO SUNAO スナオスナオ(1)〜(4) [作]100%ORANGE

■心むくまま、自分だけの自由な冒険  スナオ君という男の子を主人公に、イマジネーション豊かに自由なスタイルで描かれてきた作品が完結し、最終第4巻が発売された。  本当に自由なまんがだ。一見シュールな作品かとも思うが、読………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年05月15日

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! [作]たむらあやこ

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! [作]たむらあやこ

■壮絶闘病記、ギャグに乗せて現実描く  22歳の新米看護師が、ある日突然ギラン・バレー症候群という難病を発症する。緊急入院からあっという間に寝たきり状態となり、続発する症状が彼女を襲う。その闘病の日々を綴(つづ)ったの………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年05月08日

うちのクラスの女子がヤバい(1) [作]衿沢世衣子

うちのクラスの女子がヤバい(1) [作]衿沢世衣子

■ゆるく楽しく「無用」な超能力描く  高く掲げたさすまた(?)の先に制服とスヌード。フランス7月革命を描いたドラクロワの『民衆を導く自由の女神』に構図を取ったカバーイラストに強く惹(ひ)きつけられる。  ここに描かれて………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年05月01日

AIの遺電子(1) [作]山田胡瓜

AIの遺電子(1) [作]山田胡瓜

■心とは何か、ヒューマノイドが問う  囲碁のトップ棋士が人工知能(AI)に負けたり、車の自動運転が現実味を帯びてきたりする今、まさに時宜を得たテーマに迫る作品だ。  外見上は人間と変わらず感情もあるヒューマノイドが国民………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年04月17日

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