著者に会いたい

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読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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石ってふしぎ 市川礼子さん

石ってふしぎ 市川礼子さん

■それぞれの「カオ」にひかれて  20年ほど前。家を片付けていると、古い木箱が出てきた。中には幼い頃に夢中で集めた石20個以上がぎっしり。初めて採ったのは、小学3年のときに三保の松原(静岡)で見つけた薄茶色に白い線が入………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2016年04月17日

「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん

「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん

■ポップスから見る革命と挫折  古文書を読むために留学したエジプトで、最新の音楽に魅了された。初の単著『「アラブの春」と音楽』は専門の中世史ではなく、Jポップならぬ「エジポップ」がテーマだ。  2000年にカイロ大学に………[もっと読む]

[文]守真弓 [掲載]2016年04月10日

コロボックルに出会うまで—自伝小説 サットルと『豆の木』 佐藤さとるさん

コロボックルに出会うまで—自伝小説 サットルと『豆の木』 佐藤さとるさん

■物語を育んだ終戦後の日々  身長3センチほどの小人たちが活躍する「コロボックル物語」の第1作を自費出版したのは、1959年のことだった。31歳だった青年は今、88歳。のちに累計300万部を超える人気シリーズが生まれる………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2016年04月03日

新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか 田村圭介さん

新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか 田村圭介さん

■完成形ない迷宮に魅せられて  「最も混んでいる駅」として2011年にギネス世界記録に認定された新宿。地上2階、地下7階の重層構造で、JR東日本や東京メトロなど5社局が乗り入れる。迷宮のような空間に魅せられた建築士の大………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2016年03月27日

追憶の風景 福島泰樹さん

追憶の風景 福島泰樹さん

■死者は死んでいないのです  短歌と音楽が競演する「短歌絶叫コンサート」を始めた歌人で僧侶の福島泰樹さんは、「人は思い出の器だ」という。これまで作った7千首の短歌は記憶装置で、1首1首からそのときの場所やそこにいた人た………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2016年03月20日

自分を見つめる もうひとりの自分 柳田邦男さん

自分を見つめる もうひとりの自分 柳田邦男さん

■失った人の「いのち」を胸に  災害や事故、難病で失われた命の現場を取材してきたノンフィクション作家にとって、愛する人を亡くして残された者がどう生きていくかは、生涯をかけて向き合わなければいけないテーマになっている。自………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2016年03月13日

father 金川晋吾さん

father 金川晋吾さん

■繰り返す家出、父追うレンズ  アパートの一室でたばこを吸う男性のひとみには何が映っているのだろう。男性とその暮らしぶりを写した写真集。被写体は、写真家金川晋吾さんの父だ。  父は家出を繰り返してきた。母や兄ら4人で暮………[もっと読む]

[文]塩原賢 [掲載]2016年03月06日

ひとりの記憶 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち 橋口譲二さん

ひとりの記憶 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち 橋口譲二さん

■戦後も外地に残る人々の歴史  戦前、旧植民地など海外に渡り、戦後もそのまま帰国しなかった日本人がいる。なぜ、とどまったのか。戦後も50年を経た20年ほど前、橋口さんは一人ずつ訪ね、話を聴き、写真を撮る取材の旅を始めた………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2016年02月28日

テロリストの息子 ザック・エブラヒムさん

テロリストの息子 ザック・エブラヒムさん

■世界を「憎まない」こと選んだ  1990年、ニューヨーク。父がユダヤ教指導者を殺害し、逮捕された。父や父の仲間から「憎むこと」を教えられて育った「テロリストの息子」が「憎まないこと」を選択するまでの半生を語ったのが本………[もっと読む]

[文]守真弓 [掲載]2016年02月21日

上方落語―流行唄の時代 荻田清さん

上方落語―流行唄の時代 荻田清さん

■高座の歌から笑いの奥のぞく  「『はぎた』と間違えないでね」と名刺に書いてある。上方芸能史家で、梅花女子大学名誉教授だ。  香川県生まれ。祖母の昔話が好きで、ラジオの演芸番組を熱心に聞いていた少年は、大阪大学文学部へ………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2016年02月14日

鬱屈精神科医、占いにすがる 春日武彦さん

鬱屈精神科医、占いにすがる 春日武彦さん

■やけっぱち体験を赤裸々に  人の心の専門家であるはずの精神科医が、老いや母の死に直面して、自らの精神的危機に七転八倒する。ついには占いにはまるほどのやけっぱち体験をこれでもかというほど赤裸々につづった問題作だ。  医………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2016年02月07日

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる 湯浅邦弘さん

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる 湯浅邦弘さん

■ほどほどに、しぶとく生きよ  大阪大学で中国哲学を教える湯浅教授が、毎年、新入生への最初の講義で中国古典から10の言葉を選んで印象を聞くと、人気ナンバーワンになるのが「学を絶てば憂いなし」。2500年前、「学問をやめ………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2016年01月31日

柔らかな海峡―日本・韓国 和解への道 金惠京さん

柔らかな海峡―日本・韓国 和解への道 金惠京さん

■本音を語り合う努力と覚悟を  金惠京(キムヘギョン)さんは日韓関係を一方に偏らず、客観的に論じることができる未来志向の国際法学者だ。18歳のとき、平和で勤勉で成熟した国として憧れたという日本に留学。以来、生まれ育った………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2016年01月24日

二つのコリア〔第三版〕—国際政治の中の朝鮮半島 ロバート・カーリンさん

二つのコリア〔第三版〕—国際政治の中の朝鮮半島 ロバート・カーリンさん

■「未完の物語」を書き継ぐ意志  1990年代の朝鮮半島核危機をはじめ、主要な米朝協議にすべて携わり、ワシントンで「北朝鮮を最もよく知る情報分析官」と目された。それでも、故ドン・オーバードーファー氏から『二つのコリア』………[もっと読む]

[文]坂尻信義 [掲載]2016年01月17日

砂浜に坐り込んだ船 池澤夏樹さん

砂浜に坐り込んだ船 池澤夏樹さん

■亡き人へ東北へ、重ねる思い  芥川賞も谷崎潤一郎賞も司馬遼太郎賞もすでに手にして、まぎれもなく日本を代表する作家の一人だ。そんな重鎮が、「この本をどう考えればいいのか、自分でもよくわからない」と妙に頼りなげに言う。 ………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2016年01月10日

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