著者に会いたい

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読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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南米「棄民」政策の実像 遠藤十亜希さん

南米「棄民」政策の実像 遠藤十亜希さん

■日系人の功績知り、五輪見て  研究調査で訪れたブラジルの日系人街で「七夕祭り」を見た。宮城県人会を中心とした日系人が主催したもので、浴衣姿で盆踊りを楽しみ、風鈴売りの屋台や短冊飾りでにぎわう光景を、いまも鮮明に覚えて………[もっと読む]

[文]坂尻信義 [掲載]2016年07月24日

風土記の世界 三浦佑之さん

風土記の世界 三浦佑之さん

■構想13年、印象一変の刺激作  「実はけんかを売っているようなところもありまして」  『口語訳 古事記』などの話題作を放ってきた古代文学の大家がこう語る新刊は、刺激的だ。日本書紀や古事記に比べ、地味なイメージの風土記………[もっと読む]

[文]塩原賢 [掲載]2016年07月10日

金メダル男 内村光良さん

金メダル男 内村光良さん

■へこたれない、あきらめない  2011年に自ら作・出演した一人舞台の映画化が決まり、脚本を執筆。その脚本を元に、読売新聞から依頼されて書いた新聞小説を1冊にまとめた。テレビの仕事と映画の監督もしながらの執筆は時間との………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2016年06月19日

『日本の居酒屋——その県民性』 太田和彦さん

『日本の居酒屋——その県民性』 太田和彦さん

■風土への思い、ぬくもり込め  30年ほど前から全国で居酒屋探訪を続けてきた。古い店の片隅で一杯やりながら地元の客の話に耳を傾ける。「酒を飲む人々から県民性がくっきり見えてきた」と言う。無口に長く飲む東北の人、男性も女………[もっと読む]

[文]木元健二 [掲載]2016年06月12日

自選詩集『そして』 谷川俊太郎さん

自選詩集『そして』 谷川俊太郎さん

■死という未来も含め生を肯定  「詩もお笑いと同じ。ウケなきゃいけない」  市場規模が小説と比べて小さい現代詩の世界で数少ない「職業詩人」は、いつも読者を意識してきたという。小学校3・4年生向けという今回の詩集は「若い………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2016年06月05日

田舎のキャバクラ店長が息子を東大に入れた。 碇策行さん

田舎のキャバクラ店長が息子を東大に入れた。 碇策行さん

■自ら成長する力を信じて  茨城県鹿嶋市にある店を訪ねた。碇さんは十数人のキャバ嬢を束ねるマスターだ。息子は東大法学部4年生。「官僚になるって言ってましたけど、まあ、何でもいいです」とさばさば答えた。  事業につまずき………[もっと読む]

[文]吉川一樹 [掲載]2016年05月22日

「私」を受け容れて生きる―父と母の娘 末盛千枝子さん

「私」を受け容れて生きる―父と母の娘 末盛千枝子さん

■苦しかったことも自分の一部  40年近く絵本の編集に携わってきた。「心を打つ絵本には、どこかに悲しみのひとはけが塗られている。そして、きちんと希望がある」と言う。平坦(へいたん)ではない自身の道程を著した本書を読むと………[もっと読む]

[文]佐々波幸子 [掲載]2016年05月15日

我が詩的自伝―素手で焔をつかみとれ! 吉増剛造さん

我が詩的自伝―素手で焔をつかみとれ! 吉増剛造さん

■詩の源、自分でもびっくり  前衛的な詩活動で日本芸術院会員、文化功労者。そんな肩書とパフォーマンスのおちゃめさに、すごいギャップがある詩人の「自伝」。  聞き手と編集者の3人で1年近く対話を重ね、語りを書き起こしては………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2016年05月08日

「戦後日中関係と同窓会」 佐藤量さん

「戦後日中関係と同窓会」 佐藤量さん

■日本に人生を翻弄された人々  旧満州(中国東北部)の日本人学校に通った中国人は、戦後どのような人生を送ったのか。本書は、人類学を専攻する佐藤量さん(立命館大講師)がマイノリティーに注目していった結果生まれた。「『中国………[もっと読む]

[文]今村優莉 [掲載]2016年05月01日

石ってふしぎ 市川礼子さん

石ってふしぎ 市川礼子さん

■それぞれの「カオ」にひかれて  20年ほど前。家を片付けていると、古い木箱が出てきた。中には幼い頃に夢中で集めた石20個以上がぎっしり。初めて採ったのは、小学3年のときに三保の松原(静岡)で見つけた薄茶色に白い線が入………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2016年04月17日

「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん

「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん

■ポップスから見る革命と挫折  古文書を読むために留学したエジプトで、最新の音楽に魅了された。初の単著『「アラブの春」と音楽』は専門の中世史ではなく、Jポップならぬ「エジポップ」がテーマだ。  2000年にカイロ大学に………[もっと読む]

[文]守真弓 [掲載]2016年04月10日

コロボックルに出会うまで—自伝小説 サットルと『豆の木』 佐藤さとるさん

コロボックルに出会うまで—自伝小説 サットルと『豆の木』 佐藤さとるさん

■物語を育んだ終戦後の日々  身長3センチほどの小人たちが活躍する「コロボックル物語」の第1作を自費出版したのは、1959年のことだった。31歳だった青年は今、88歳。のちに累計300万部を超える人気シリーズが生まれる………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2016年04月03日

新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか 田村圭介さん

新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか 田村圭介さん

■完成形ない迷宮に魅せられて  「最も混んでいる駅」として2011年にギネス世界記録に認定された新宿。地上2階、地下7階の重層構造で、JR東日本や東京メトロなど5社局が乗り入れる。迷宮のような空間に魅せられた建築士の大………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2016年03月27日

追憶の風景 福島泰樹さん

追憶の風景 福島泰樹さん

■死者は死んでいないのです  短歌と音楽が競演する「短歌絶叫コンサート」を始めた歌人で僧侶の福島泰樹さんは、「人は思い出の器だ」という。これまで作った7千首の短歌は記憶装置で、1首1首からそのときの場所やそこにいた人た………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2016年03月20日

自分を見つめる もうひとりの自分 柳田邦男さん

自分を見つめる もうひとりの自分 柳田邦男さん

■失った人の「いのち」を胸に  災害や事故、難病で失われた命の現場を取材してきたノンフィクション作家にとって、愛する人を亡くして残された者がどう生きていくかは、生涯をかけて向き合わなければいけないテーマになっている。自………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2016年03月13日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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