新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

週刊朝日に連載されている、話題の新書を取り上げたコラム。執筆者は青木るえかさん。

バックナンバー:2011年

知って感じるフィギュアスケート観戦術 [著] 荒川静香

知って感じるフィギュアスケート観戦術 [著] 荒川静香

■荒川静香の公平さ  自分の周囲でフィギュアスケートがあまりにも熱いので乗ってみようかと買ってみた。  とはいえフィギュアという競技はどうも難しくてなあ。男子も女子もあの衣装がなあ……ドン小西が言う通りのオバサン趣味。………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2014年02月07日

日本写真史(上) 幕末維新から高度成長期まで [著]鳥原学

日本写真史(上) 幕末維新から高度成長期まで [著]鳥原学

■写真に古い新しいはあるのか?  写真評論家によるこの本は上下巻とあるが、上巻(1848~1974年)だけでも充分に面白い。後に下巻(1975~2013年)も買いましたが、読んでいて思うところが多いのは上巻のほうだった………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2014年01月31日

ザ・タイガース―世界はボクらを待っていた [著]磯前順一

ザ・タイガース―世界はボクらを待っていた [著]磯前順一

■加橋かつみの謎が深まる  私が物心ついた頃にはタイガースは解散しちゃっていたが(確かやはり解散したテンプターズ、スパイダースのメンバーたちとPYGを結成するとかの時期だ)、とんでもなく人気があったグループであったこと………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2014年01月24日

現代中国悪女列伝 [著]福島香織

現代中国悪女列伝 [著]福島香織

■夫が毛沢東でなくてよかった!  外国政治のことは、テレビに映るその政治家の人相で決めてしまったりする。薄熙来(はくきらい)事件なんて、習近平が悪相寄りのルックスなので、中国4000年の権謀術数により陥れられたんだろう………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2014年01月17日

日本の路面電車 [著]遠森慶

日本の路面電車 [著]遠森慶

■路面電車にあえいでしまう  路面電車の走ってる町にいくつも住んだので路面電車には一家言ある。……と思っていたんだが、いきなり「路面電車萌え」とか書かれてしまうと多少たじろぐ。そんなもんにまで「萌え」かよ。しかし考えて………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年12月26日

現代のピアニスト30―アリアと変奏 [著]青澤隆明

現代のピアニスト30―アリアと変奏 [著]青澤隆明

■清水和音に魅せられた  昔、NHKの朝番組では、今では考えられないようなものが紹介されていた。ある時は数年間連続で「H氏賞」(現代詩の賞)受賞者が出てきて詩の朗読をしていた。ねじめ正一が出てきて、詩の内容は忘れたがそ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年12月20日

焼肉べんり事典 [監修]一般社団法人日本肉ソムリエ協会

焼肉べんり事典 [監修]一般社団法人日本肉ソムリエ協会

■眺めているだけでなんか楽しい  この本にはいったいどういう意味があるのか、と思わず考える。意味は明確で、書名そのものの、焼き肉ハンドブックというべき本で、肉の格付けや銘柄牛についてわかりやすい説明がついている。産地別………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年12月13日

慶應幼稚舎の流儀 [著]歌代幸子

慶應幼稚舎の流儀 [著]歌代幸子

■愛校精神がダダモレしてないか?  慶應幼稚舎の新書は前にも出ていて、慶應幼稚舎をホメそやしてあったが、どんな小学校だって探せばいいところも悪いところもあるだろう。私が通ってた武蔵野市立井之頭小学校にいい思い出はほとん………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年12月06日

ツタンカーメン―「悲劇の少年王」の知られざる実像 [著]大城道則

ツタンカーメン―「悲劇の少年王」の知られざる実像 [著]大城道則

■ツタンカーメンは確かに生きていた!  ツタンカーメンといっても、カーターが発掘した王墓やミイラの話ではなく、ツタンカーメン本人についての本だ。日本でツタンカーメンが人気なのは、未盗掘の王墓から発掘されたミイラだからと………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年11月29日

秘境駅の歩き方 [著]牛山隆信 西本裕隆

秘境駅の歩き方 [著]牛山隆信 西本裕隆

■鉄道ファンの心意気を見た!  「秘境駅」とは、鉄道の駅でありながら、駅を出てもそこに人家も道もない、というような「存在価値は奈辺(なへん)に?」と思わせる駅のことをいう。この秘境駅を世に知らしめたのが鉄道ファンの牛山………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年11月22日

落語家の通信簿 [著]三遊亭円丈

落語家の通信簿 [著]三遊亭円丈

■現役の落語家が同僚批評!  落語協会分裂騒動を書いた三遊亭円丈『御乱心』は、私の選ぶ「20世紀名著三選」に入る。内容が偏っているという人もいるが、面白いんだからしょうがない。立川談志の人物批評なんか胸がすきましたね。………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年11月15日

仏像の顔 形と表情をよむ [著]清水眞澄

仏像の顔 形と表情をよむ [著]清水眞澄

■見飽きた顔が魅力的に見えてくる  仏像については一言言いたい人が最近増えているようで、それも女子のオシャレ趣味としての仏像愛好家が多いから、イヤな感じである。これは自分が40年来の仏像ファンなのに誰もチヤホヤしてくれ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年11月08日

反逆する華族―「消えた昭和史」を掘り起こす [著]浅見雅男

反逆する華族―「消えた昭和史」を掘り起こす [著]浅見雅男

■華族と特高警察の関係が興味深い  高校の頃に、男と男同士の恋愛小説みたいなもんを書いてる時に、片割れを「没落華族の息子」としたのだが、華族には人を妖しく魅惑するものがある。しかし現実はそんなもんではないだろう、と華族………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年11月01日

商店街再生の罠 [著]久繁哲之介

商店街再生の罠 [著]久繁哲之介

■商店街は“前例がない”ことで再生する  面白くてたまらん。水木しげるロードといえば有名な商店街だが、ここが誕生してから有名になるまでの話がとにかく面白い。  鳥取県境港(さかいみなと)市の商店街に当地出身の水木しげる………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年10月25日

日本の10大庭園 何を見ればいいのか [著]重森千靑

日本の10大庭園 何を見ればいいのか [著]重森千靑

■庭で”わくわく”してくる!  庭に興味はない。庭園に行く趣味もない。龍安寺の石庭って言われても、とんとその良さはわからぬ。しかし小学生の頃に授業で箱庭をつくった時は楽しかった。小さい橋とか架けたりして。庭とも言えない………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年10月18日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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